30分以内で寝かしつけ成功!3歳双子(男)と1歳長女を同時に寝かしつける実験をしてみた
こんにちは、双子のパパYuichiです。
子どもの寝かしつけに約8割の人が悩んでいるって知っていますか?
ただ、そもそも我が家では、1号2号のときに寝かしつけはしていなかったんです。
我が家で取り入れていた方法は、調べてみたらアメリカ流の「Cry it Out」という方法だったんです。
簡単にいえば、ただの「放置プレー」なんですが、これが僕らの双子育児を劇的に楽にしてくれました。
そのときの様子はこちらをご覧ください。
さて、今回は双子の1号2号だけでなく、3号も一緒に寝てもらえるようになればいいなと思って始めた、いわば「実験」です。
結果として、30分以内に3人とも寝てくれるようになったので、その経過を紹介したいと思います。
この記事の目次
3人一緒に寝てほしいと思ったきっかけはママの仕事復帰
きっかけは4月から始まったママの仕事復帰でした。
それまでママは育休中でした。
最初から3人まとめて寝かしつけることができればよかったんですが、1号2号は3歳半、3号は1歳半で体格が違います。
1号2号はまだまだ寝相が悪く、ゴロゴロ転がって寝る年頃ですから、一緒に寝かして3号が2人に潰されないか心配だったんですよね。
あとはお互いのスタイルの違い。
特に2歳頃は、1号2号の夜泣きがすごかったので、さすがに3号も一緒に寝かす勇気がありませんでした。
3号もまだまだ大変なときで1~2時間おきに夜泣きがあったので、一緒に寝かすと1号2号が起きてしまうということでママが3号とリビングで寝て対応していたんです。
そのときの3号は23時頃まで起きていることもあり、ママの睡眠不足も慢性化していました。
でもママの仕事復帰が決まり、睡眠不足は仕事に影響が出るということで、なんとかみんな一緒に寝てママの睡眠不足が少しでも解消できないかと思ったのが、「3人同時寝かしつけ」のきっかけでした。
実験その1:寝室へ移動して3人まとめて放置作戦
これ、実は僕的には成功だったんですけど、ママ的にはアウトだったみたいなんですぐにやめました。
では、経過を紹介します。
ちなみに、寝室へ移動させてからはドア越しに声や音などの動向を見守っています。
10秒後:3号が「ママー!ママ―!!」と泣き叫びはじめる
10秒後:同じタイミングで1号2号はお話をはじめる
05分後:3号のあまりの絶叫っぷりに1号2号が引きはじめる
10分後:3号の勢いがなくなってくる、1号2号はあきらめて寝に入る
15分後:3号が泣き寝入りする
20分後:3人とも寝る
僕的には全然OKだったんですけど、やっぱりそれまでずっとママが3号をおっぱいで寝かしていたのもあり、3号のこの絶叫&放置に我慢できなかったようです。
ということで、この作戦を少し改良します。
実験その2:先に寝室に移動した1号2号が寝たところに3号を投入
これも「賭け」だったんですよね。
だって、せっかく寝てる1号2号のとこに絶叫するであろう3号を入れるんですもん。
絶対に起きるでしょ?
ちなみに、先に寝室へ移動した1号2号は僕やママがいなくても早いときで5分くらいで寝はじめます。
10秒後:3号が「ママー!ママ―!!」と泣き叫びはじめる
10秒後:1号2号はまだ寝ている
10分後:3号の勢いは衰えず、1号2号が明らかに「うるさい」といってる様子でモゾモゾしてる
20分後:3号が泣き疲れてくる
30分後:3号に再点火、さらに大絶叫
35分後:仕方なくパパが寝室へ入り、3号の隣りへ
40分後:ちょっと安心したのか3号が寝入る
45分後:3人とも寝る
多分、その日にもよると思うんですけど、3号は誰かの存在や温もりが隣りにあるほうが安心するみたいです。
まあ慣れていないのが大きいと思うんですが。
なので、この作戦もちょっと改良します。
実験その3:パパも一緒に寝室へ入り寝るまで待つ
いつもはいないパパがいるということで、1号2号のテンションが上がって寝ないんじゃない?
って思ったんですが、これが意外と良いほうへ転がりました。
実験その3を行う際に、絶対に守るべき条件が3つあります(自分で考えて決めました)。
- 部屋の明かりは絶対に真っ暗にする
- 子どもたちとコミュニケーションを取らない
- 大きめの音で寝息を聞かせるよう意識する
一つ目の「部屋の明かり」については、赤ちゃんの寝るときの明かりの記事でも書いていますが、体内時計の問題や睡眠に集中させるなどの観点からそうしています(暗闇を怖がらなくなります)。
そして、二つ目の「コミュニケーションを取らない」ですが、僕は寝かしつけにコミュニケーションを求めていません。
お話したり遊んだりするのは起きているときにするので、寝室に入ったら寝ることに集中させます。
また、話しかけられても「寝たふり」をしています。
これは、子どもたちの意識を「楽しい時間」から「寝る時間」にシフトさせるのに必要だからと考えているからです。
だから最初に「パパは一番に寝まーす」といって子どもたちに宣言しています。
三つ目の「寝息」については、これも子どもたちの意識を睡眠に向かわせるためです。
そして、子どもたちの呼吸と自分の呼吸を合わせることで、子どもたちも安心して睡眠に入れるようにと考えています。
10秒後:3号が「ママー!ママ―!!」と泣き叫びはじめる
10秒後:1号2号はちょっと楽しそうにしてる
05分後:3号の勢いが衰え始める
10分後:1号2号が雰囲気を察して静かになり寝始める
15分後:3号がパパにちょっかいを出しはじめるが無視
20分後:3号が「アーウー」言いながらゴロゴロしはじめる
25分後:3人とも寝る
実際の寝てる姿はこんな感じです(仲良く寝てるでしょ?)。
3つ布団を敷いてるのに、やっぱりくっついて寝たいんですかね(笑)
この方法を数日続けていますが、環境に慣れてきたせいか3号の精神状態が日に日に安定してきているような気がします。
このままいけば、さらに3人が寝入るまでの時間が短くなりそうな気がします。
3つの実験をして得られた意外なメリット
もちろん一番のメリットは「3人一緒に寝てくれる」ことでした。
少しずつですが、3号の夜泣き減ってきて、ママの睡眠時間も増えてきました。
これは1号2号の温もりや存在も大きいのかもしれません。
でも、それ以上に僕にとってすごく大きな収穫もあったんです。
寝室での子どもたちの様子を知ることができた
「寝たふり」をしている僕ですので、コッソリと観察する感じでしょうか。
1号2号が保育園で楽しかったのか、歌を歌っていたり、言葉遊びをしていたり、2人ですごく楽しそうにしています。
ときには寝場所を争って可愛いケンカもしています。
普段はすぐに寝室のドアを閉めているので、声は聞こえても生の雰囲気を感じることはありませんでした。
それが目の前で、臨場感にあふれた子どもたちのやり取りを感じることができたのは嬉しい誤算でした。
3号の寝に入るタイミングを知ることができた
子どもの寝入るタイミング(状況・環境・仕草など)がわかれば、どれだけ楽になることか。
「もう少しで寝るな」「これで寝室から出ていけるな」などの判断がつくだけでもありがたいですよね。
3号のそのタイミングが知れたのも嬉しいメリットでした。
3号の場合、「ママ―!ママ―!!」の泣きが落ち着いてくるとコロコロ転がって、自分の寝場所を探し始めます。
暑がりで汗っかきの3号は、布団の上の冷たくて気持ちいい場所を探しているのかもしれません。
そして生あくびをして片仮名の「ヒ」の字のように横を向いて、腕と足を伸ばしたら寝はじめた証拠です。
この証拠をつかむのに2日かかりました。
この状態になればもう寝室から出ていっても気づかれることはありません。
逆にいえば、こうならないときに動いたりすれば、即座に察知され、せっかくのいい雰囲気が台無しになってしまいます。
ママの風呂上り後の自由時間が増えた
それまでは、僕が子どもたち3人をお風呂に入れて、それが終わったらママ、そして3号におっぱいを飲ませて寝かせるのが日課でした。
でも3号がなかなか寝てくれないと、風呂上りからずっとママは3号につきっきりだったんです。
その間は何もできないから大変そうだったんです。
今は子どもたちがお風呂から上がって、ママがお風呂に入るタイミングで1号2号3号を寝室へ連れていくので、ママがお風呂から上がったときにはもう子どもたちは寝ている状態です。
だからお風呂上りにママはのんびりする、自分の時間が取れるようになったんです。
いろいろと嬉しかったことはありましたが、これが一番よかったことかもしれません。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
寝かしつけをしたことがなかった僕が、育児4年目にしてはじめて取り組みました。
子どもたちの寝る習慣って、早いうちに固まるものだと思っていたんですが、意外となんとかなるものなんですね。
そして、色々と実験してみると、期待していなかった嬉しい効果も生まれたり、ママが喜んでくれたりするんですよね。
でも難しいのが、子どもたちの成長とともに、それまでに会得した武器や技術が使えなくなることもあるってことですよね。
だから、何がどう変わったか、どこを改良すればいいか、子どもたちをじっくりと観察して、実験してみることが大切だなって思います。
そこで思うような結果が出なかったとしても、どうすればいいか考えて改良してまた試す。
そんな繰り返しをすると、楽しみながら育児ができるかもしれないなって感じました。
偉そうなこといっていますが、多分みなさん多かれ少なかれやっていることだと思います。
僕よりも完璧にこなす人なんかたくさんいると思います。
でも、自分は自分、他人は他人、よその子はよその子。
目の前の自分の子どもと向き合えるのは自分しかいないと思って、自分なりの正解を探すことがいいのかもしれませんね。
あなたもやってみません?
こんな実験なら楽しくないですか?
おしまい
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