掴み食べ用のおにぎりを離乳食で作ろうとしたらイライラして、もう作るの止めようかなって思った話
こんにちは、双子のパパYuichiです。
最初に言っておきますが、ぼくはどちらかと言うと「気が長い」ほうです。
でも、どうにもこうにも「イーーーーーッ」ってなるときありません?
今日は、僕が子どもたちの掴み食べ用のおにぎりを作ろうとしてイライラして、もう作るの止めようかなって思ったお話です。
ただ、言っておきますが、いつも離乳食を作ってるママさんたちから言わせたら「鼻で笑われちゃう」と思いますが、そこは新米パパの言うことと優しい目で見守ってくださいね(笑)
それでは、張り切ってどうぞ!
この記事の目次
我が家の双子の成長と離乳食事情を簡単に
パパさん、離乳食作ったことあります?
いつもママが作ってる?でも食べさせたりはしてるでしょ?してない?
そりゃ困った!(←そんなに困ってない)
1号2号は小さく生まれたので成長もゆっくり
我が家の1号2号は2016年6月現在、1歳9ヶ月(修正1歳6ヶ月)です。
でも、まだまだ僕とママがご飯を食べさせてあげてます。
「あれ?ちょっと遅くない?」って思った人もいるかもですね、そうですね、ちょっと遅いかな。
でも、僕らは全然いいかなって思ってるんです。
だって、1000gと1200gって小さな小さな体で生まれてきて、元気にここまで育ってくれてるから、それだけで十分かなって。
まあ、人より免疫機能はまだまだ未熟なので、3月にかかった風邪からアデノウィルス、中耳炎ときて、今でも体調不良絶好調ですけど(笑)
1歳半のときの発達診断で、1歳半なのに「8ヶ月相当」って言われましたからね(実は予想の範囲内でした)。
だから、掴み食べも2号はするけど1号はもう少しって感じだし、2号はつかまり立ちするけど1号は膝立ちまでだし、離乳食の開始も9ヶ月頃からでしたからね。
離乳食はほとんどママが作ってくれていました
初期から今まで、子どもたちの離乳食はほとんどママが作ってくれていました。
お粥、パン粥、野菜を茹でて細かく切って冷凍保存、肉や魚を調理して冷凍保存、味付けのための出汁取り、外出先でのサンドイッチ、フルーツ、何でもママがやってくれていました。
僕は食べさせてあげることと使った食器を洗ったり、哺乳瓶を洗ったりするくらい。
濃い味付けにならないように、味付けは出汁のみ、素材の味を楽しんでもらうように工夫してくれていました。
これって、当たり前のように思っていましたけど、すごく大変なことなんですよね。
僕はただ食べさせてあげるだけだったけど、子どもたちの成長に合わせて食材の大きさや固さを変えていったり、味付けに変化を出したり、思う以上に大変ですよ。
5月から僕が離乳食を作り始めた
最初は、何かあったときのために僕も作れるようにしたほうがいんじゃないかなってことで、少しずつ始めてみたんです。
離乳食だけでなく、保育園の送迎から色々と。
最初は1日だけ。
そこから少しずつ、少しずつ僕の「仕事」を増やしていったんです。
一見「簡単そう」に見える離乳食のレシピ
それまでは、ママが成長に合わせてレシピ本を見ながら『トマトとチーズのピザトースト』とか、『ほうれんそうと納豆の和風パスタ』とか、外出時には『かぼちゃのロールサンド』なんかも作ってくれました。
ちなみに、こんな感じのやつです。
ママが参考にしたのは主婦の友社が販売している『はじめてママ&パパの離乳食』と言う本です。
僕は密かに、「これくらいなら作れるかな・・・」って思ってたんです。
見た目は簡単そうだし、量は少ないし、これでも一人暮らしで料理はそこそこしてたし。
でもね、これが意外に面倒くさいんですよ。
材料や作り方にざっと目を通します。その工程はそこまで難しくないし、出来上がりもイメージできます。
・・・実際に作ってみると全然「簡単そう」じゃないんですよ。
子どもたちには食べられないものがある
僕もある程度は知ってましたよ。
ナマモノ(魚など)はダメ、蜂蜜もダメ、アレルギーの出そうなものは少しずつ様子見ながら。
でも、まさか「トマトの皮は取りましょう」なんて知らないですって。
- トマトの皮はそもそも消化しづらい
- のどにペタッと張り付いてしまう恐れがある
これ、危ないじゃないですか!!
ただ単にトマトを切って、食べやすくさらに細かく切るってだけじゃダメなんですよ。
「シラスは塩分が強いからお湯で塩抜きしましょう」ってあります。
あの塩気が美味しいのに、子どもたちには「塩分摂りすぎ」なんですよね。
なので、1号2号の大好物のシラスはスーパーの特売のときに大量購入して、すぐにお湯で塩抜きしてから製氷皿でひと口サイズで冷凍保存します。
僕ができたことはこれだけしかない
そんな感じで僕は、まずは食材を1号2号が食べられる味、大きさに調理して冷凍保存するところから始めました。
- ご飯は1回分の重さを計り、ラップで包み冷凍保存
- トマトの皮をむき細かく切って、製氷皿で冷凍保存
- ほうれんそうを湯がいて、シリコンケースで冷凍保存
- 鶏ひき肉を茹でて、製氷皿で冷凍保存
- シラスを塩抜きして、製氷皿で冷凍保存
- サバやブリを焼いて、ほぐしてラップに小分けして冷凍保存
- ニンジンを湯がいて細かく切って、製氷皿で冷凍保存
- かぼちゃを電子レンジで柔らかくし、製氷皿で冷凍保存
こんな感じです。
まだまだ料理にまでたどり着いていません。
だから、1号2号にはご飯とタンパク質(肉や魚、かつお節など)、ビタミン系(野菜類)を解凍して食べさせていました。
あとはヨーグルトやフルーツを追加して。
ちょっと頑張ってみたらすごくイライラしてしまった
前にも言っていますが、僕はどちらかと言うと気が長いほうです。
子どもたちに対してもほとんどイライラすることはないです(今のところですが)。
でも、瞬間的に沸騰してしまいました・・・。
イライラは小さな積み重ねで起こる
多分1つ1つを見たら大したことはないんです。
でも、その日は「ちょっとしたこと」が重なったので、しかも初めて作るぞって思って意気込んでたから、その気持ちが折られるようでイライラしちゃったんですよね。
僕が作ろうとしたのはコレです。
『のりまぶしおにぎり』です。
ご飯とシラスを混ぜて、小さく丸めて、最後に海苔を散らせれば完成です。
まだ慣れない掴み食べの練習にはモッテコイだし、ぼくでも簡単に作れそうでしょ?
でもね、まさかコレにイライラさせられるとは思いもしなかったですよ。
でね、こんな子ども用の小さいおにぎりが作れるグッズがあったので使ってみたんです。
こんな便利グッズがあればチョイチョイですって!
この黄緑のほうにご飯を詰めて、半透明のフタをして数回降ると、直径3cmほどのミニおにぎりが3つできあがるんです。
ちなみに、1号2号の1回のご飯の量は120gです。
・・・何個分だ?
・・・重さ計るか。
・・・と言うことは、一度グッズを計りに乗せて「0」に重さを合わせて、そこに3つ分のご飯を入れて重さを計って、そこから何個分かを計算して・・・
イラッ
・・・いや、その前にいつも通り120gを器に取って、そこからなら計らずに作ればいいか?
・・・あれ、この大きさならスプーンでよそうか?スプーンにいっぱい米粒がつくな。
イラッ
・・・なんか面倒くさいぞ、もういいや、とりあえず3つだけ作ってあとは普通に食べさせよう(ここですでに嫌になってる)。
・・・海苔をまぶすか。
・・・ん?ちぎられてる海苔あるじゃん!まだ未開封だけど、あれ「味付け海苔」って書いてある。
・・・多分もう食べられると思うけど、でも万が一ってこともあるし。
・・・その前に味が濃いからやめるか、でも封開けちゃったしな。
・・・あ、奥の方に開いてる「味付け海苔」を発見!なんだよ、あるじゃん!開けちゃったじゃん!!
イライラッ!
・・・いかんいかん、こんなことで怒っちゃいかん!とりあえず普通の焼きのりで作るか。
・・・シケってるし!!
そんなこんなで作った『のりまぶしおにぎり』はこちらです。
もうね、金輪際やめようって思いましたよ。
そのときはね。
器が白いのもあってどこに「おにぎり」があるかわからないでしょう?
左に3つ、右に4つあります。
もう数すら合わせてないし、このいい加減な感じに「イライラ」が出てるでしょ?
でもいいんです、2号はちゃんと食べてくれましたし、1号も少しだけ食べてくれました。
もうそれだけで十分です(笑)
結局、ラップを使って作ったんですが(棒状に巻いて1つずつねじって作った)、これが一番簡単でした。
思いましたよ、今までゴメンナサイって。余裕ぶっこいててゴメンナサイって。
次からは完璧を目指しすぎずに、無理せずに続けていけるように緩く頑張ります(笑)
じゃないと精神的に持たない・・・。
パパが離乳食を作るとわかること まとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
なんだったんでしょう、なんでイライラしたんでしょ?
それでも食べてくれている姿を見たら、気持ちも楽になってきたんですが、でも今回のことを通してわかったことがあります。
- 離乳食作るって、けっこう大変だぞ!
- パパは作ってみたほうがいいぞ!
もう作ってるって人いたら、それはごめんなさい。
よく「子どものだけを作ろうとすると大変だから、大人と同じ感じで薄味で作って、そこに味を足して大人は食べればいい」って聞きますけど、やったことがない人にとってはなかなかの難関ですよ。
僕なんか、トマトを冷凍保存するだけでも大きさが揃わずに苦労しましたもん。
そんで、今回の「おにぎり」1つとってもこの有様です。
何度も言いますが、僕はそこそこ料理します。
でも、意外と普通に作ることはできても「子どもサイズ」にするってことだけでも大変なんですよ。
大人の手で小さいものを作ることの難しさ、ここでイライラします。
もちろんママの手の方が小さいから少しは楽かもしれませんが、でもほとんど変わりはないでしょうね。
いつも作られてるものだけを見てると、気がつかないものですね。
どんだけ作るの大変なんだよって。
僕は今、1ヶ月以上子どもたちのご飯と自分たちのご飯を作っていますが、まあ大変です。
何が大変って、食べたと思ったらもう次のご飯考えなくちゃいけないんですよ。
毎回、もやし炒めでいいって言ってくれたらどんだけ楽か・・・
なんだったら、夜のご飯、次の日のご飯を考えて食材を買って、何を使って何を残してって考えないと全然うまくいかないんですよ。
今日の晩ご飯が美味しくても、食材いっぱい使っちゃったら明日のご飯は作れないんですよ。
そう考えたら、たまに気まぐれでパパが冷蔵庫にあるもので料理を作って満足気になってるのを見て、もしかしたら怒ってるママもいるんじゃないかなって。
「おいおい、それ使ったら明日作ろうと思ってた料理できないじゃんかよ」
「おいおい、作って終わりかい!洗いものもそうだけど、明日の食材も買い足しておきなさいよ」
こんな心の声も聞こえてきそうです。
そう考えると、1食作るのって大変です。
しかも子どものまで作るとなると大変ですよ。
「専業主婦なんだからそんなの当然!」なんて思ってる人がいたら一度やってみたらいい。
多分「今日のご飯これで終わり?もうないの?」「えーまたこれ?もっと違うの食いたい」なんて言われたらブチ切れること間違いないですから。
「じゃ、オメーが作れ!」と。
たまにはママにスイーツでも買って帰るかな・・・
そう言った優しさも大事です。
でも、一度離乳食作る大変さを知ることで変わることもありますよね?
離乳食を作るのはママの仕事って決めつけてしまってるかもしれません、でもパパでも頑張ればできますよ。
僕も少しずつですが、できるようになってきてますもん。
忙しいのはみんな一緒。
その中で何ができるか、その大変さを共有するだけでママに掛ける言葉も変わってくるかもしれないですね。
おしまい
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