「叱らない子育て」ってなんなの?双子パパが2歳の男の子に対して実践してみたこと
こんにちは、双子のパパYuichiです。
みなさんは「叱らない子育て」って知ってます?
テレビにも出演されている「尾木ママ」こと尾木直樹氏がこんな本を書いています。
尾木直樹氏のプロフィールはこんな感じですが、
法政大学キャリアデザイン学部教授、早稲田大学大学院教育学研究科客員教授、臨床教育研究所「虹」所長、教育評論家。
1947年、滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、私立海城高校、東京都公立中学校などの教育現場で22年間に渡りユニークで創造的な教育実践を展開。
現在も教鞭をとるかたわら、教育評論家、臨床教育研究所「虹」所長として、子どもと教育、いじめ問題、メディア問題を中心に講演活動、メディア出演、執筆、教育相談やカウンセリングまで幅広く活躍
教育やいじめ問題に長く関わってこられた立派な人なんですよね。
と言うことで、今日はこの「叱らない子育て」について僕の思ったこと、やってみたことを書いてみたいと思います。
この記事の目次
「叱らない子育て」ってなんだろ?
いやいや、そんなの無理っしょ。。。
僕は普通にそう思っています。だってそう思いません?
”叱らない”って普通に無理でしょ。
子どもが悪いことしたら叱らないの?どうするの?言って聞かせるの??
ムリムリ無理無理!
だってまだウチの1号2号は僕らの言うことは少しはわかるようになってきたけど、基本的に会話はまだできないし(成長が遅い理由はコチラの記事を参照してください)。
だからこの「叱らない子育て」って聞いて、それは何なのかなって思ったんです。
「叱る」と「怒る」の違い
これまであまり考えたことなかったんですが、この違いってみなさん知ってます?
ちょっと調べてみました。
【叱る】
目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。
例文】「その本分を忘れた学生を―・る」
【怒る】
不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。
例文)「真っ赤になって―・る」
なんとなく理解できそうです。
「怒る」のほうが感情的になってる感じですよね。
うん、これは良くない感じがします。
尾木ママがこの本で言ってること
尾木ママの本の中で言われていることで代表的なことが2つあります。
- 「やめなさい」「早くしなさい」は言わない
- 怒鳴りたくなったら、深呼吸して無理やりにでも褒める
まあ無理でしょうね(笑)
今はまだ大丈夫そうだけど、パワーアップした1号2号にできるかどうか・・・
これはもしかしたら自分の忍耐力が試されているのかもしれません。
僕は自分で言うのも何ですが、人を褒めることを苦にしません。
でもそれは、ただ闇雲に褒めるのではなく、その人をじっと観察して「素敵だな」って思った点を正直に伝えるってことです。
そのあたりを考えながら、最近の1号2号のヤンチャっぷりに釘を刺そうと色々と試してみたんです。
双子パパが実際に2歳の男の子に実践してみた「叱らない子育て」
まず最初に「叱らない子育てをしよう」なんて構えて取り組んでないです。
いつも通り、真正面から、面と向かって目を見て話しかけ、笑って、遊んで、声をかけて、くすぐって、抱きしめています。
この辺りはいつも通り、全く変えていません。
でも最近、2人の成長にともなって「危ないなあ」と思う場面が増えてきたんで、その場面の1つについて書いてみたいと思います。
ローテーブルやテレビ台に登るようになってきた1号2号への対応
2号は5mくらいなら歩けるようになりました。
1号はつたい歩きを始め、それでも上半身(特に手)が器用なので、好奇心のままに突進してきます。
「これもできる」「こんなこともできる」
今の1号2号は毎日が楽しいでしょうね。
日に日にできることが増えて行って、低かった目線も高くなり、今まで見えなかったものが見えるようになり、届かなかったものが届くようになり、行けなかったところにも行けるようになりました。
その1号2号の最近のブームが、ローテーブルやテレビ台に登ることです。
最初はローテーブルにつかまり立ちするのも不安定で、よろけて転倒して流血事件を起こしたこともありました。
そう考えたら嬉しくなる成長です。
でも基本的に、
- ローテーブルにはガラスがあるので登ったら危ない
- 食事をするところでもある
- テレビ台は登るところではない
- スペースが狭いから危ない
- そこにいたら他の人がテレビを見ることができない
こう言った理由があるので、登ってはいけないと思っています。
だからこそ、僕は1号2号にただ闇雲に「ダメでしょ!」「やめなさい!」と言うだけではダメだと思ったんです。
言葉は通じなくても、これらの理由をしっかりと伝えないといけない、そう言う対応をしないといけないんじゃないかなって思ったんです。
真剣な顔で、言葉はゆっくり、低いトーンで諭す
僕が試してみたのは、
- 真剣な顔で
- 言葉はゆっくり
- 低いトーンで
名前を呼んで、わかるまで諭すと言うことでした。
「言葉もわからないのに諭すなんてできるの?」なんて思う人もいるかもしれません。
僕もそう思ってましたもん。
でもね、意外とこっちの思ってることって通じるものですよ。
”気迫”みたいなものが1号2号に飛んで行くのかもしれないですね。
その時もテレビ台の上に1号2号が登っていたんです。
僕:1号!!2号!!(冷静に)
そこは登っていいんだっけ?
1号2号:ウキャー!!(楽しいー!テレビ画面バンバン叩く)
僕:1号!!2号!!(真剣な顔で仁王立ち)
1号2号:ウキャー!(チラっとこちらを見て笑う)
僕:1号!!2号!!(冷静に)
お父ちゃんは全然楽しくないぞ。そこは遊んでいい場所なんだっけ??
1号2号:ウキャッ!(チラ見の回数が増えるがまだ降りようとしない)
僕:1号!!2号!!(冷静に)
そこはみんながご飯食べるところじゃなかったっけ?
落ちたら危ない場所じゃなかったっけ?
1号2号:ダー、ダー(動きが止まって少しどうしようか悩み始める)
僕:1号!!2号!!(真剣な顔で2人の目から目を離さず、じっと見つめ続ける)
~ これを繰り返すこと5分 ~
1号2号:ウーウー(一緒に腹ばいになって足から降り始める)
(そしてチラッと僕の方を見て駆け寄ってくる)
僕:(抱きしめてやる)
「よく理解したね、偉いぞ!」(褒める)
1号2号:笑顔
それでもこれで完了と言う訳ではない
こんな感じで、言わば毎回が”持久戦”です。
でも、これで試合終了と言うことではないんです。
ここから永遠と思うくらい延長戦が始まります。
1号2号は隙あらば、テレビ台やローテーブルに登ろうとします。
そして実際に登ってテレビをバンバン叩き、テーブルの上で楽しそうに踊っています。
その都度、何回でも、上のような真剣勝負を繰り広げます。
でも簡単には抱っこして降ろしたり、大声をあげて「やめなさい!」などとは言いません。
時間をかけて、じっくりと、こちらが真剣に話していると言うことをわかってもらうために、正面から向き合います。
1回でわかってもらおうなんて思っていません。
身体に染み込むまで、何回も何回も、同じように語りかけて、こちらが真剣なんだと言うことを理解してもらおうと思っています。
「叱らない子育て」について考えてみた まとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
成長のゆっくりだった1号2号も、少しずつではありますが成長してきました。
目線が上がり、活動範囲も広がったことで、1号2号は今は楽しくて仕方ないって感じです。
初めてのもの、初めての場所には危ないことがつきものです。
でも、命に直結することでなければ、先に手を出さずに見守っていきたい思っています。
1号2号のできること、可能性を信じて。
でも、本当に危ないこと、いけないことについては厳しく教えていかなきゃいけないとも思っています。
だからこそ、なぜそれをやってはいけないのかをわかりやすく明確に教えていかなければいけないと思っています。
ただ、まだまだできているとは言えません、ほど遠いです。
なんなら試行錯誤ですから、これから方法的には色々と変わっていくかもしれません。
でも、この気持ちだけは続けていきたいなと思っています。
よくよく考えたら、この考え方は僕の母親ゆずりかもしれません。
子育てなんて、何が正解で何が間違ってるかなんて、誰にもわかりません。
だって、その家庭ごとに環境も家族構成も、何もかも違うんですから。
親や先輩ママさんにアドバイスをもらうかもしれません。
でも、実際にこの子どもたちと向き合ってるのは、誰でもない僕ら家族です。
僕らが自信を持って、子どもたちと正面切って向かい合って、ぶつかっていくしかないかなって思っています。
色んな事を試しながら、自分たち流の子育て法を見つけていければいいなって思います。
それが将来的に、「双子パパ流の〇〇な子育て法」みたいになればいいなと。
ま、本は出しませんけどね(笑)
おしまい
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