こんにちは、双子パパのYuichiです。
先日、テレビでなんとも怖い話題に触れてしまいました。。。
「産後クライシス」って知ってます?
これは、パパに聞いたほうがいいかもしれないですね。
「産後クライシス」って知ってますか?
なんか、これ怖そうですよ?
怖そうなものは、早めに知っておいたほうがいいと思いますので、ちょっと調べてみました。
この記事の目次
「産後クライシス」とは?
産後クライシスの定義
なんでも知ってる「コトバンク」さんでは、産後クライシスについてこうまとめています。
出産や育児により、良好な夫婦間家が築けなくなり、最悪の場合離婚にまで至ってしまう現象のこと。
これまで「産後ブルー」「育児ノイローゼ」といった言葉で、おもに母親側の視点からとらえられていたものを、2012年9月5日に放映されたNHKの「アサイチ」で夫婦関係・社会現象としてとらえなおし、産後クライシスとの名称で位置づけた。
番組で参考としたのは、ベネッセ次世代育成研究所が06〜10年にかけて288組の夫婦を対象に行った調査(分析:お茶の水女子大学・菅原ますみ教授)と、番組が行った約1200人へのアンケート。子供の年齢が0、1、2歳と上がるにつれ、「夫(妻)への愛情を実感する」割合が、妻・夫ともに減少する(特に妻側が急激な減少を示す)ことが示され、その原因として「出産後の家事育児への非協力、理解不足、ねぎらいの言葉の不足」などがあげられた。
コトバンクより引用
僕は「産後クライシス」ってママのなるものだって思ってたんですが、パパもなるんですね。
しかも、あの天下のNHKが作った言葉だったなんて。
Twitterでも盛り上がる!
昨日の「バイキング」の放送後、Twitterでも盛り上がったみたいですね^^;
昨日の昼にフジテレビでやってた坂上忍の情報番組で、産後クライシスを特集してた。ムカつく夫の行動というのがすごく面白かった。どれも「子育ては女の仕事」と思っている夫の行動だった。なおかつ、上から目線で、ちょっとだけ育児を手伝っただけで偉そうにする、というのがポイントだった。
— しょうがある (@shouga_aru) 2015, 7月 2
「上から目線」・・・、注意しなければ^^;
思い込みや決めつけをやめる〈産後クライシス回避法〉: 夫婦げんか出来ればしたくありません。したくないけど我が夫婦もします。長い冷戦もあったしもうダメだね。って人生第2ステージを思った日もあったし殴り合いwwした日もあ… https://t.co/pOh49Q1otv
— Seico N (@Seico_RRB) 2015, 7月 2
冷戦って・・・コワイ。
今日のバイキングで産後クライシスの特集やってた。全部頷ける内容だったけど、ツイ見てるとママの我儘だと思ってる人が多いのが残念。産まんと分からんことかもやけど。妊娠中〜産後は多目に見て欲しいな〜。
— ふじくみ (@fujibonmaru) 2015, 7月 2
出産経験ない人にはわからないかな~(僕もそうだけど^^;)
@a_code001 産後クライシスのことやってて坂上忍が、手伝ってあげてるのにこの考え方が卑屈だね!って、いっててイラッとしたw 手伝ってあげる?このキーワード旦那が言ったらゾッとする。そんなこと言わない人でよかった(言わせない‼ w)
— かなぉ (@kaanaaoo) 2015, 7月 2
「手伝う」は禁句ですよね!
産後クライシス特集バイキングでやってる。産前にみたら、女のワガママかよ!って思うかもなー…。今みてると、女のワガママではなく、子どものためなんだから、わかって欲しいなーって気持ちになるねー。でも、甘いものは食べたい♥︎笑
— ごとだゆり (@RiyuDoubt5) 2015, 7月 2
甘いものは食べたいのね^^;
う、うん。
なんだか、やっぱりママの意見が多いような気がする。
でも、なんで「産後クライシス」って起こるんでしょ?
産後クライシスになる原因
産後クライシスになると、簡単に言うと「お互いの気持ちが冷めてしまう」ようです。
あんなに「好き」だったのに、子どもが生まれることによって起こる、この産後クライシス。
でも、当たり前ですが、それって子どものせいじゃないですよね??
ホルモンバランスと体調不良
ママの産後クライシスの原因のひとつが、この「ホルモンバランスと体調不良」にあると言われています。
母乳の分泌を促す「プロラクチン」というホルモンには、「敵対的感情」を煽る効果があると言われています。
また、ホルモンについてはこんな記事も。
女性の体は、妊娠から出産にかけて、赤ちゃんを子宮内で健康に育てるために、特定のホルモンを急増させます。
そして赤ちゃんを出産してしまうと、赤ちゃんがいなくなったのだからと、今度は元に戻るために、妊娠中に急増したホルモンが急激に減少し始めます。
こうして、女性の体はホルモンバランスを乱してしまいます。
このようなホルモンバランスの急激な乱れに、自律神経がついて行けずに、自律神経のバランスが乱れます。
そして自律神経が乱れると、脳内神経物質の働きが鈍くなってしまいます。その結果、精神の安定を司る脳内物質のひとつであるセロトニンの分泌も悪くなり、感情の起伏が激しくなって、精神が不安定になってしまうこともあります。
マイナビニュースより引用
また、女性が出産後に体調不良になることも多く、それでも育児をしなければいけないと言う焦りも産後クライシスになる原因だと言われています。
ママが体調不良のときは、パパがフォローしないとダメですよね^^;
生活のリズムの変化
生活のリズムはガラッと変わりますよね。
だって、今までは夫婦ふたりの生活リズムだったのが、急に赤ちゃん優先の生活に変わる訳ですから。
夜もそれまでのように寝かせてくれないかもしれません。
昼も夜もなく、泣いている赤ちゃんに付きっきりになるかもしれません。
ご飯やトイレなど、いつもなら「普通にできていた自分のこと」も後回しになるかもしれません。
知らず知らずのうちに精神的に追い込まれてしまうのもわかる気がします。
そして最も多いのが夫(パパ)が原因と言うこと
産後クライシスのもっとも大きな原因は、夫(パパ)なんですって。
なんか長くなりそうなので、次の項目にまわしますね^^;
パパへの愛が増えたり減ったりするのは科学的な根拠があった?
発達心理学の専門家で、お茶の水大学教授の菅原ますみさんと言う方が、257人の家族を23年にわたって追跡調査した研究データがあるんですが、女性の男性への愛情がライフサイクルの中で上下に変化していて、人によって減った愛情が戻らない人もいるらしいんです!
下の図をご覧ください!
興味深いと言うか、怖いと言うか、青い実線に注目です!
「彼氏・夫」の線が、結婚直後にガクンと下がっていますよね?コレ怖くないですか?
結婚した直後に、もう夫への愛情が激減してるんですよ!
そして、「出産直後」に二手に分かれていますよね?
これ、上向きになっていない点線、夫への愛情が復活していないって言うことなんですよ!!
カギは夫の育児への参加。
しかも恐ろしいのは、この低迷している点線の夫婦は、かなり高い確率で仮面夫婦になったり、熟年離婚をするそうです。
逆に言うと、この出産後の一番大変な育児期間中に、どれだけパパが育児に参加できるかがカギなんですって!
この関連性については、しっかりと検討しなければいけないかもしれないですけど、でも出産後の夫の振る舞いが、何十年も経って離婚の原因のひとつになっているってこともあるんだそうです。
確かに、女性ってすごく昔のことも、しっかりと覚えていますよね?
自分の親の介護を頼むとき、『自分の子どものオムツも替えたこともないのに、そんなあなたの母親のオムツを替えろって言うの?』って言われちゃったら最後ですね。
産後クライシスにならないためには?
パパができること
産後クライシスにママがならないためには、やっぱりパパの頑張りが必要です!
オムツ替え、寝かしつけ、当たり前です!
僕ら双子のパパは毎日やってます!
これから頑張ろうかな!って人は以前まとめた記事がありますので、そちらをご覧ください。
妊娠中から出産にかけても、パパができること、やっちゃいけないことがあります。
実はこの「やっちゃいけないこと」が重要です。
ママができること
ママができることってなんでしょ?
パパができることって、いっぱいあると思うんですが、そもそもママは育児してるじゃないですか?
・・・って思ってたんですけど、実はママにもできることがあるんですよ!
過度に期待しすぎないこと
テレビや雑誌なんかで、「イクメン俳優」とか「イクメンスポーツ選手」とかよく見ますよね。
もうこの言葉は誰でも知ってる通り、育児をするパパの総称となっています。
つるの剛士さんとか、プロレスラーの佐々木健介さんとか。
「やっぱりパパはこうあって欲しいなあ~」とか「こんなパパがいいなあ~」とか、やっぱり思っちゃいますよね?
その理想、もしかしたらパパにそのまま押しつけちゃってません?
実はパパも戸惑っています。そして、「ママは子どもができて変わった」って思っています。
パパはこう思ってるんです。
『今までは二人仲良くやってきたのに、子どもができてから僕に興味を示さなくなった・・・』
なんか、子どもが「もう一人」増えたみたいですよね^^;
『はぁ~!?こっちは授乳やらオムツやら、あんたのご飯やら忙しいんじゃい!!』ってママの声が聞こえてきそうです^^;
でも、ママが「奥さん」から「母親」になるのと違い、パパはなかなか「父親」になれないのかもしれません。
いや、ならなくちゃいけないのはわかってるんですよ?
でも、頭と体が追いつかないと言うか・・・多分そんな感じなんです。
でも、ママは授乳やオムツ替えや、なんや色々と忙しくなるじゃないですか。
だから、パパは戸惑っちゃうんですよね。
ママとはちょっと「タイムラグ」がある人もいるのかもしれません。
そこにきて、テレビやなんやらで「やらイクメン」だのなんだのって、「イクメンが当たり前!」みたいに言われたら、こっちもたまったもんじゃないって話なんです^^;
イクメンの人も、最初からイクメンだった訳じゃない
だから、パパにはイクメンを求めるんじゃなくて、イクメンに育ててあげませんか?
誰だって最初から育児が完璧にできるってことはないですもん。
今「イクメン」と呼ばれている人たちも、最初は迷ったり悩んだりして、色んなものを乗り越えて今があると思うんですよね。
僕なんかは、ある意味ラッキーだなって思います。
だって、双子の場合、パパが育児に参加しないと生活が回っていかないんですもん。
だから、僕ら双子のパパは「必要に迫られて」育児をしています。
でも、楽しんでますよ!だってカワイイのが2匹もいるんですもん。
パパにはこう言おう!
こんなに書いても、それでも何もやらないパパもいるかもしれません。
何か頼もうとしたら、『今やろうと思ったのになあ~』とか言って、小学生みたいなスネ方をするパパもいるかもしれません。
そんなときは、この言葉を使いましょう!
『あぁ~、やっぱりパパじゃないとダメみたいだね~』
『パパがしてくれると〇〇ちゃん楽しそうだね~』
偶然にでもパパが抱っこしてるときに、子どもの機嫌が良かったり、お風呂で楽しそうだったりするときに、「ここだっ!」って言うタイミングで言ってあげてください!
こんなのもいいですよ!
『パパの入れてくれたお茶、なんかいつもより美味しく感じるの気のせいかな?』
これ、うまくいくとご飯まで作ってくれるようになります!
僕の経験上、やっぱり褒めてもらえるのは、わかっていても嬉しいです!!
やっぱり、人間褒められると嬉しいです!
褒め慣れていない人、褒められ慣れていない人でも、回数こなしてくると慣れてきます。
僕ら夫婦は基本的に、相手を褒め合います。
最初は『またまた~思ってもいないくせに~』って言いますけど、でも笑顔です。
そして、そのうち『でしょう~!!』って満面の笑みに変わっていきます。
そうなると家庭も明るくなります。
そりゃそうですよね、文句言ってるよりも、褒めてるほうが明るい雰囲気になりますから。
しかも「褒める」って、実は言ってるほうも気持ちよくなってきます。
自分が褒めたことを受け入れてもらえると、「もっと褒めたい!」って欲求がどんどん出てきます。
褒めようと思ったら、相手の良いところを見つけるクセがつきますので、嫌なところが見えなくなってきます。
もし見えたとしても『もう、仕方ないなあ~』で済むようになりますよ^^
まとめ
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
「産後クライシス」って言葉、この前初めて聞きましたが、考えてみたら、夫婦ともにちょっと思いやりを持ってお互いに理解し合ったり、優しくなればなんとかなりそうな気がしません?
ここまでのまとめです。
1. 産後クライシスはママもパパもなる可能性がある!
2. ママが産後クライシスになる原因はホルモン、体調、生活リズムの変化、パパの育児不参加などにある!
3. ママの減った愛情もパパ次第で回復する!
4. パパができることは、やっぱり育児への参加!
5. ママはパパに期待しすぎない!イクメンに褒めて育てよう!
色々と書いてきましたが、僕はやっぱり、産後クライシス対策としては「パパ次第」じゃないかなって思っています。
パパの気持ち、やる気次第でなんとでもなりますよ、やっぱり!
もちろん仕事が忙しくて帰りが遅くなることもあるでしょう。
でも、そんな自分が疲れたり辛かったりするときにこそ、優しい言葉、思いやりのある態度を示さないとダメですよ。
それが男ってもんですよ。
ここで断言しておきます。
僕、今偉そうなこと言ってますが、コレ自分に向けて発信していますからね^^;
だって、こうでもしないとすぐにダメダメに戻ってしまいそうなんですから。
日々勉強&努力ですよ。
どう転んでもママには勝てませんよ。
だから僕らパパが頑張らねば!その倍以上ママは毎日頑張ってる訳ですから。
頑張れパパ!頑張れオレ!!!
おしまい
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