双子のワンオペ育児を1ヶ月引き受けて、その間に僕がやろうとしたけど結局諦めた3つのこと
こんにちは、双子のパパYuichiです。
自慢じゃないんですが、僕は運動系であれば初めてのものでも”そこそこ”すぐにできるようになって上手くなる自信があります。
なんでもこなせちゃうんですよね。
高校から始めたバレーボールも1年生の夏にはレギュラーになれちゃったし、中学までやってた野球も今でも若手に混ざってバリバリに現役としてできてるし、テニスも飲み込み早かったし。
特に球技系は得意なんですよね(ボーリングは好きじゃない)。
周りは嫌だったと思いますよ、「なんでポッと出のあいつがレギュラーになるんだよ・・・」っていつも言われてましたもん。
でも今回はダメでした・・・甘かったです。
育児舐めんなよ!!
今日はそんなお話です。
ワンオペ育児とは?
「ワンオペレーション育児」の略で、1人で育児を全てこなすこと。
しかしこの言葉の中には、育児だけじゃなく家事も含まれていて、仕事などの都合で夫の手が借りられなかったりシングルマザーがワンオペ育児となりやすいと言われています。
この記事の目次
この1ヶ月で僕がやろうとしたことと諦めたこと
2016年8月15日から9月23日までの約1ヶ月、僕はとある理由でワンオペ育児にチャレンジすることになりました。
最初は不安もありましたが、でもせっかくの機会だし、この際いろんなことにチャレンジしてみようと思っていたんです。
この1ヶ月で僕がやろうと思ったこと
「1ヶ月は長いから色々できるんじゃないかな」
「少しでも子どもたちの成長になることができればいいな」
なんて思っていたんです。
そこで僕がこの1ヶ月でやろうと思ったことはこんなことでした。
- 美味しい離乳食を作って食べさせてあげたい
- つかみ食べはできるようになったから、スプーンを持たせてあげたい
- できるだけ外に連れて行ってあげたい
たったの3つだけですが、でも1号2号の成長したところをママに見せてあげたかったんですよね。
1. 素材から「料理」へ
それまで僕が1号2号に食べさせていたものはこんな感じのものでした。
<朝食>
・食パン、ヨーグルトとバナナのディップ的なもの
・オートミール(バナナ、玉子、牛乳)
・牛乳
<昼食、夕食>
・ご飯、うどん
・野菜系(にんじん、トマト、小松菜、ホウレンソウ、カボチャなどを茹でて冷凍にしたものを都度解凍)
・タンパク質系(鶏ひき肉、シラス、玉子、チーズ、焼き魚など)
・お茶
これらをローテーションで回して食べさせていました。
でも、本当は美味しそうな離乳食を食べさせてあげたかったんですよね。
以前も「簡単おにぎり」を作ろうとして失敗したなんて記憶もありましたが、でももうあの頃の僕じゃありません。
チャーハンだってオムライスだって誕生日ケーキだって作って食べさせてあげることもできるようになりました。
夜はオムライス的なやつでささやかなお祝い。 https://t.co/mMhacJxHBl
— 双子のパパYuichi@3号(姫)誕生! (@fp_yuichi_fp) 2016年9月11日
食パンとヨーグルトで作ったケーキ。
台所とリビング行ったり来たりでなぜか汗だく(  ̄▽ ̄) pic.twitter.com/okbw3ZIHnJ— 双子のパパYuichi@3号(姫)誕生! (@fp_yuichi_fp) 2016年9月11日
何より、ママが買ってくれた離乳食のレシピ本もありますから、これを機にたくさん作ってあげたいなって思っていたんです。
↑ これマジで使いやすくてお勧めです。
2. 道具を使うことへの進化
成長が遅い1号2号ですが、それでも最近の成長度合いは目を見張るものがあります。
なので、この1ヶ月でスプーンすらも使いこなせるようになるんじゃないかなって期待してたんです!
特に手先の器用な1号はあれよあれよとマスターしてしまうんじゃないかなって、ニヤニヤしながら想像してたんです。
3. 芝生の上で足の裏を鍛えて「あんよ」も上手に
2号は2mくらい(10歩)歩けるようになってきました。
1号はつかまり立ちがうまくなりましたが、歩くのにはもう少しって感じです。
だから広い公園の芝生の上で遊ばせて、楽しく歩くことを覚えたらいいなって思ってたんですよね。
素足で芝生をグッと掴んで、ちょっと芝生まみれになりながらも笑いながら転げまわってるのを見るのもいいかなって。
僕がやろうと思ってできなかったこと
最初に言っちゃいますが、全部できませんでした。
理想と現実・・・
たった1ヶ月、なんとかなると思ったのが大間違いでした。
できると思ったんです。
いや、できなかったとしても「少々の進歩」は帰ってきたママに見せたいと思ってたんです。
全くできませんでした・・・
1. 素材から料理へ ➡ 失敗
教科書はあったんですよ、すごいイイやつが。
でも根本的な問題がありました。
僕自身にチャレンジする心の余裕が全くありませんでした。
1号2号に美味しい食べ物を食べさせてあげたかったのは本当です。
でも、日々の「業務」に追われて心と体が全くついていけませんでした。
食欲は人一倍ある1号2号、でも作る時間と次に何をして、何時までに終わらせて、とか考えているうちに新しいものにチャレンジする心の余裕が失われて、”現状維持”が精いっぱいになっている自分がいました。
2. 道具を使うことへの進化 ➡ 失敗
食欲はあるけど、つかみ食べが精いっぱいの1号2号。
つかみ食べなら5分で食べ終わります。
でも次のステップ「スプーン」へ行きたかったんです。
でも僕の心に余裕がありませんでした。
スプーンで食べさせようとチャレンジ ➡ スプーンを持たない ➡ せっかく持っても食べない ➡ つかみ食べ、もしくは食べさせてくれるまで待ってる ➡ 終わらない
1回チャレンジして「やべえ、時間がねえ」って諦めてしまいました。
本当は気長に待って、子どもたちの成長を見たかったんです。
でも、日々の「自分の時間割」を考えてしまって、朝も夜も1号2号を待つことができませんでした。
3. 芝生の上で足の裏を鍛えて「あんよ」も上手に ➡ 失敗
そもそも、保育園と病院以外でほとんど外出しませんでした。
平日は保育園に預けてますので、連れ出すとしたら土日や祝日です。
でも土曜日は朝ごはん食べさせて少し家の中で遊んだらもうお昼ご飯、そして食べさせたら耳鼻科へGO。
帰ってきたら少し昼寝して起きたら夕ご飯、そしてお風呂に入って寝る。
日曜はギブアップ宣言をして終日家の中。
まぶしい太陽の日差しの中、公園の芝生の上で走り回っている1号2号を夢の中では見ましたが、ついに現実になることはありませんでした。
全然ダメダメですね。
子どもたちを遊ばせると言う使命よりも、自分の疲れを取ると言う欲求が簡単に上回った結果です。
僕がこの1ヶ月で思い知らされたこと まとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
色々と考えて「オレ、できるじゃん!」「オレ、やるじゃん!」「オレ、かっこいい!」って言おうと思ったんですが、結果全然ダメでした。
たった1ヶ月の期間限定にも関わらず、完封負けです。
やっぱりワンオペ育児って僕には無理です。
・・・って考えたら、普通にこれしてる人ってすごくないですか?
しかも双子でこれやってる人ってすごくないですか?
でも「ただスゴイ!」で終わらせちゃまずいと思うんです。
中には120%「こんなに子どもたちに関われるなんて嬉しすぎる!」って感じる奇跡的な人もいるかもしれません。
でも僕は無理でした。
たった1ヶ月なのに”自分が優先”になってしまいました。
でも、世のママさんの中には歯を食いしばって、疲れている自分をだましだまし頑張っている人もいると思います。
自分のプライベートはおろか、食欲やトイレなどの原始的な欲求ですら我慢して、子どもたちのために身を削って頑張っている人がいます。
僕らパパは、いつも隣りで頑張ってくれているママにもっと優しい言葉をかける必要があります。
優しい言葉をかけ続ける必要があります。
それでも足りないくらいです。
だって、たった1ヶ月の期間限定ですらお手上げだったんですもん。
これを数ヶ月、数年と1人で、ワンオペでされている人がいるとしたら、それが隣りにいる愛しいママだとしたら、僕らはもっと優しくする必要があります。
今にも壊れそうなくらい疲弊していて、それでも倒れそうな体を起こして子どもたちと正面から向き合って、その上で僕らの相手(ご飯作ったり洗いものや洗濯をしたり)はさすがに心折れますよね。
僕はちょっとリズムが崩れただけで”やる気スイッチ”が簡単にどっかに吹っ飛んでしまいましたから(笑)
”辛い思いや悲しい思いをした人は、他人にも優しくなれる”
これ、ホントかもしれないですね。
ちょっとでも辛さを知っていると、やっぱり歯を食いしばって頑張ってる人を見ると優しくなれる自分がいます。
まだワンオペ育児をしたことないパパさん、一度やってみませんか?
最初は数時間でも、子どもと向かい合って家事も育児もこなしてみませんか?
多分最初はこなせないと思いますが、それでもいい経験になるはずです。
そしていざ体験したら、今度はママと一緒に家事も育児もやってみませんか?
思った以上に楽しい時間を共有できるかもしれませんよ。
おしまい
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