【完全保存版!】赤ちゃんに生命保険や医療保険が必要か結論出してみた。
こんいには、双子のパパYuichiです。
今日は、子供たちが痛い思いをした時に生命保険、特に医療保障が必要なのかどうかについて解説し、もうこのテーマに終止符を打ちたいと思います。
この記事の目次
赤ちゃんに生命保険は必要?
実際にあったケース
先日、僕の契約者から1本の電話がありました。
『2歳になる子供が入院をしたんですが、子供が入ってる保険ってお金がもらえますか?』
と言う内容の問い合わせでした。
結論から言うと、その赤ちゃんに保険は使えませんでした。
何故かと言うと、その赤ちゃんが加入していたのは学資保険(入院特約なし)だったからです。
幸い、その赤ちゃんの病気は軽症で数日の入院治療で今は元気に回復しました。
では、この赤ちゃんに生命保険(その中でも医療保障)は必要だったのでしょうか?
赤ちゃんを助けてくれる、大きな公的保障の存在
以前の記事、【双子の医療費どうする?】これで安心!医療費助成制度まとめでも詳しく説明していますが、赤ちゃんは未熟児養育医療制度や乳幼児医療費助成制度などで公的にフォローされているため、基本的には医療費で莫大な金額が掛かると言うことは多くありません。
死亡保険なんかもっといらないかもしれませんね。
ただし、赤ちゃんの葬儀費用も大人並みにかかると言うことだけは覚えておきましょう。
ただし、これらの制度は各自治体によって子供の年齢や親の収入によって補助される範囲が違ってくるので、あなたのお住まいの自治体に確認することが必要です。
今だったら、どこの自治体でもホームページを持っていますから、それぞれの自治体名と制度をキーワード検索してもらえれば確認することは出来ます。
公的保障でお金は足りるの??
それでは、上で見た公的保障で自分の赤ちゃんがもしも重い病気やケガを負ってしまった時、本当に公的保障だけでお金が足りるのでしょうか?
そもそもですが、公的保障を利用するためには、健康保険に加入していることが前提です。
健康保険は親が会社員の場合には扶養の手続きを、自営業などの場合は国民健康保険の加入手続きを取ります。
そして公的保障が利用出来る治療は健康保険の適用となる治療に限られます。
「え~!じゃあ健康保険が効かない治療はどうするの?」って思いますよね。
もちろん、それは自腹を切ることになります。
例えば子供の重い病気としてすぐに思いつく小児がんですが、九州大学病院がんセンターのホームページによると、小児がんの発生頻度は15歳未満で小児人口1万人あたり1人(全国で年間1600人~1900人)と言われていて、高い確率ではありません。
また、その治療費も「小児慢性特定疾患治療研究事業」と言う制度があるので、入院での自己負担額は最高でも月々約10,000円ほどとなっています。
考えるべきは治療費以外のお金
治療費はなんとかなりそうなイメージが湧きましたか?
あと、考えるべきは治療費以外のお金ですね。
健康保険の効かない費用と言うことになります。
例えば差額ベッド代、入院中の食費、着替えやタオル代、テレビ視聴用カード等です。
差額ベッド代は1部屋の人数によって金額が変わってきます。
人数が多いほど金額は安くなります。
情報サイトALL Aboutに『東京都にある病院の差額ベッド代を徹底調査!2014』と言う記事がありましたので、そちらを参考に見てみると、高いもので1日約20万円近い個室があることがわかります。
こちらを自ら選ぶことは少ないと思いますが、その部屋じゃないと治療出来ないなどのレアなケースに当たってしまった場合、とんでもない金額を負担することになります。
ただし、通常であれば1日あたり10,000円くらいをイメージすればいいと思いますので、1ヶ月なら30万円、2ヶ月なら60万円くらいの預貯金があれば足りる計算になります。
子供の看病で親の収入が減る場合
こんなケースも考えられます。
親が自営業の場合、子供の看病に病院へ通えばそれだけ仕事を休む事になります。
もしくは仕事量が減ります。
そうすると、治療費はかからなくても収入が減ってしまいますので生活は苦しくなります。
これらを考えると、ケースバイケース、人によって、家庭によって考え方が変わってくることがわかります。
結論はこうなる!
基本的には赤ちゃんに保険は必要ない!
赤ちゃんが病気やケガで病院にかかったとき、基本的には公的保障が経済的にバックアップしてくれますので、僕は赤ちゃんに生命保険や医療保険は必要ないと考えています(←僕って保険屋なのにいいのかな?^^;)。
でも、必要ないもの、可能性の低いものに何も知らせずに不安だけを煽って『保険に加入したほうがいい!』って言うのは横暴だと思うんです。
だってそうでしょ?
ムダにお金払うなら子供のために貯金しておきましょうよ。
子どもたちに美味しいご飯食べさせてあげましょうよ。
赤ちゃんに保険を掛けるケースとは?
基本的には、僕は赤ちゃんには保険を掛ける必要はないと考えています。
でも、中には赤ちゃんに保険が必要なケースもあります。
それはどんな場合でしょうか?
簡単にまとめてみますので、自分の家庭が当てはまるかどうかチェックしてみてください。
自分の住んでいる地域の公的保障が薄い場合
住むところによって、公的保障の内容はホントに様々です。
中学卒業まで医療費が無料のところもあれば、小学校入学までの地域もあります。
保障内容が寂しいなと思ったら保険の加入も検討する必要があります。
親の仕事に響く場合
先ほどお伝えした「親が自営業の場合」などがこれに当たります。
子供の治療費はかからなくても親の収入が減るようなら、赤ちゃん(子ども)の保険を検討する必要があります。
赤ちゃんが入院した際に受け取れる入院給付金は1日10,000円の契約なら30日で30万円です。
これってもう“給料”と同じですよね。
こう言う考えもあるんです。
予算に余裕がある場合
予算に余裕がある場合、ホントに万が一の時を考えて、赤ちゃんに保険を掛けることもあります。
これはもう「親の希望」ですから、僕も一連の説明はしたうえで加入手続きに進みます。
まとめ
赤ちゃんに保険は必要か?
この疑問ってキーワード検索すると42,000,000件も出て来るんです。
たくさん情報が溢れてるんです。
だから、そんなに難しい内容にならないように保存版としてまとめてみました。
ただ、これらの制度は数年ごとに変わっていくものです。
なので、そのたびに追記していく予定です。ですから、1年に1回くらいはこのページをチェックしてくださいね。
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おしまい
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