あなたの気持ち伝わってる?双子育児を楽にする秘訣を立川で語ってきました。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
双子育児をするにあたって、夫婦でのコミュニケーションってすごく大切だなって思うことがあります。
これは誰でもそう感じることがあると思いますが、じゃあなんでそう思うのか?
それは、お互いに考えていることや感じていることが相手に伝わっていないと思っているからじゃないでしょうか。
じゃあ僕ができているのかって?
いやいや、なかなか難しいので今も試行錯誤の真っただ中です。
それでも、双子育児を5年してきた中で、どうすれば少しでも楽に双子育児をすることができるか、それは夫婦のコミュニケーションにあるとずっと考えてきました。
そんな中で、縁あって今年も立川市の子育て支援事業と共同して、多胎セミナーを開催した中で「夫婦間のコミュニケーション」について講師をしてきましたので、その内容をご紹介したいと思います。
ちなみに、昨年度のセミナーはこちらにまとめていますので参考までに。
この記事の目次
双子育児を楽にする秘訣は夫婦間でのコミュニケーションを透明化すること
「コミュニケーションの透明化」というとちょっと難しいかもしれませんが、簡単にいうとこういうことです。
お互いに思っていることのズレをなくしましょ!
こんなことありませんか?
「もう、なんでわかってくれないの?」
「俺の気持ちわかってる?」
「いつも自分のことばかり」
「なんでそんなこと言うの?」
でも、これって実はお互いに言葉にすることを無意識に省いてしまっていて、「やってくれて当然」「わかってくれて当然」と思い込んでませんか?
僕はそうだったんです。
でも、実は言葉にしないと伝わらないことってたくさんあるんですよね。
いくら夫婦だからといっても、所詮は赤の他人ですから、やっぱり言葉にしないと本当に思っていることは伝わらないんです。
しかもさらに難しいことに、「言っても伝わらない」こともありますので、どう相手に伝えるかも大事なポイントです。
心がちょっと軽くなる多胎育児〜伝わる伝え方って何だろう〜
心がちょっと軽くなる、これってすごく重要なことなんです。
「ちょっと軽くなる」だけで、すごく双子育児が楽に感じることがあるんです。
2020年1月に開催されたこの多胎セミナーでは、お互いにどう思っているのか、どうすればお互いの気持ちを伝えることができるかを考えました。
- お互いのことで思っていること
- なぜそう思っているのか
- 本当はどうしてほしいのか
この3点について、パパ・ママ分かれて話し合いました。
そしてその「思い」を紙に書き、最後にお互いに交換して共有したんです。
双子ママたちがパパに思っていること・望んでいること
黄色い紙・・・お互いのことで思っていること
青色の紙・・・なぜそう思っているのか(深層心理)
赤色の紙・・・それに対するパートナーの返事
これを見ると、双子ママがパパに対して思っていることや望んでいることは、毎日の生活の中でたくさんあることがわかります。
そして、その多くはパパが少し気を回せば解決することが多いのではないかと感じました。
「なぜ、それができないのか?」というより、ママに依存しているのではないかと。
先日も2歳双子育児のワンオペを2カ月続けたことでわかった双子パパに本当に必要なものとは?の中で言いましたが、双子パパになるって相当の覚悟が必要だと思うんです。
では逆にパパの思っていること・望んでいることを見てみましょう。
双子パパたちがママに思っていること・望んでいること
今回参加した双子パパは僕を含めて3名でした。
人数の差がこの枚数の差に表れているという見方もできますが、実際この場においては「なかなか出てこなかった」というのが現実です。
そう、僕を含めて、ママに対してあまり希望がないということだったんです。
でもこれって裏を返せば、ママの気持ちが伝わっていない(わかっていない)ということなんじゃないかなと思うんです。
では中身を見てみましょう(画像の字が小さいので抜粋して書き出します)。
「数日前のことを覚えてないことで怒らないでほしい」
「洗濯物を裏返しで入れないでほしい」
「(理解はしているが)体調の好・不調で怒るのを見るのがシンドイ」
パパはパパなりに思っていることはあっても、なかなか言えないという感じがしました。
お互いに「知らなかった」ことが共有できた
今回のこの取り組みは、「パパがままのことをわかっていない」ということを知らしめることではありません。
お互いにどう思っていたのか「知らなかった」ことがわかった、画期的な意味合いがありました。
その結果を象徴するように、ママからも「パパがそんなこと思ってるなんて知らなかった!」という言葉がたくさん聞こえてきました。
ママもパパも、日頃の忙しさなどの影響もあって、無意識のうちに相手のことをわかっている、でも自分のことをわかってくれない、相手が自分の思うとおりに動いてくれないと思い込んでいるところがほんの少しあるのかもしれません。
そういった意味では、今回のこのセミナーに参加してくれたママパパは、最後に清々しい顔で会場を後にしたのは印象的でした。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
こういったセミナーで講師をするとき、必ずと言っていいほど終わった後、参加したみなさんの顔が(心が)軽くなったように見えるのが不思議なんですが、今回もやっぱりそうでした。
毎日の育児や仕事で心も体も疲弊して、本当は頼りになるパートナーが信じられなくなっているのかもしれません。お互いに。
本当に大事だと思うのは夫婦関係。働き方の違いをお互いで理解し合おうと努力するの大事。その中で、お互いに気遣って、相談して困ってること、不安なことを話し合える2人の時間が作れたら、そこにお酒とかスイーツとかあればベスト。パートナーを「一番近くにいる頼りになる存在」にできるかが鍵。 https://t.co/cjV0kVogfn
— 双子のパパYuichi@共働き双子育児 (@fp_yuichi_fp) February 9, 2020
だから、大切なものを見失いそうになったとき、こういった ”同志” が集まる場所に参加してみることって、すごく大切なことだと思うんです。
双子ブログはじめて5年目。いろんな人と繋がって、双子育児の情報も増えて、でも一番嬉しかったのは同じ境遇の仲間ができたこと。子どもたちの笑顔・成長はもちろん嬉しいし楽しいけどそれだけじゃない苦労もたくさんある。弱音だって吐きたい。みんなで弱音を共有するのってすごく大事だと思う。
— 双子のパパYuichi@共働き双子育児 (@fp_yuichi_fp) February 9, 2020
僕も毎回、いろんな場所で一緒に戦っている仲間に会うことで、「また明日から頑張ろう!」って思えるんです。
最後に、このセミナーに講師としてお声がけ頂いた立川市役所のみなさん、ありがとうございました。
そして、主催してくださった「SwingRing」のmioさん、ありがとうございました。
またいつか、このような楽しい場に呼んでいただけたら光栄です。
おしまい
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僕、双子パパYuichiは、全国の双子育児をサポートする団体・グループを応援しています!
過去のセミナーや双子パパ限定オフ会の様子はこちらをご覧ください。
- ぎふ多胎ネット主催「多胎!ファミリーフェスタ」で双子パパ座談会を開催してきました
- 第一回双子パパ限定オフ会【関東】を開催しました!
- 第二回双子パパ限定オフ会【大阪】を開催したら「ふたごじてんしゃ」にも乗れたので一緒に報告します!
- 第三回双子パパオフ会は優しさにあふれた会になりましたのでみなさんにもその内容をご紹介します
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