双子に加えて3人目の子どもを授かった今思うことを、僕なりの言葉で伝えようと思う
こんにちは、双子のパパYuichiです。
私事ですが、2016年9月15日に第3子(3号:姫)が誕生しました。
生まれたー!
やったー!
ありがとー!
おめでとー!— 双子のパパYuichi@3児のパパ! (@fp_yuichi_fp) 2016年9月15日
3人目と言うこともあり(出産は2回目ですが)、1号2号のときと比べて緊張などはしなかったように思えたんですが、それでもやっぱりドキドキしてたんでしょうね。
知恵熱じゃあるまいし、その夜は毎日の日課をこなした後に一息ついたとき、僕の体調は一気に崩れていきました。
あー誰か今日だけ洗濯物干して洗い物してオムツの名前書いてくれないかなー https://t.co/XL0EKQMFZ1
— 双子のパパYuichi@3児のパパ! (@fp_yuichi_fp) 2016年9月15日
まさかの昨夜からの発熱。なんとか38℃代まで下がったからいいけど、疲れでも溜まったんかなぁ。
— 双子のパパYuichi@3児のパパ! (@fp_yuichi_fp) 2016年9月15日
結局、夜中に40度の熱が出て、翌朝には39度まで下がりましたが保育園の送りは意識朦朧でした。
それでもさすがに”熱に強い体質”を持つ僕の体です、保育園の送りを終えて38度まで下がればこっちのもの。
もう完全復活です!復活の「F」です! ←双子パパの「F」もかけてるよ
そんなこんなでドタバタな1日でしたが、この貴重な1日を通して僕が「ああ、やっぱりそうだよな」と思ったことを、子どもを作るかどうか迷っている人たちに伝えたいと思います。
3人目の出産当日の僕の気持ちの揺れ動き
もともと2人は欲しかったんです。
最初に女の子、次に男の子。女の子の名前も決まっていました。
結婚して4年、やっとできた子どもは双子でした(しかも男の子)。
「急に2人かー」
「いっぺんに来たかー」
でも、それから2年、今のところ何とかなっています。
最初に決まっていた女の子の名前・・・
「やっぱり女の子欲しいよね?」
「でも大丈夫かな?」
「年齢考えたら今しかないよね」
「後で後悔したくないし」
そうして迎えた3人目の出産当日、僕はいつも通りの1日を送りながら迎えることになります。
出産以外はいつもと変わらない1日
こう言うと何か書いている僕も違う気がしますが、でも何と言うか、バタバタでそんな感じだったんですよね。
出産は14時から。
朝7時半にいつも通りに1号2号を保育園に預けて、その日は家で事務仕事。
出産前の13時頃に病院に到着して、無事に生まれてきた姫とママを見届けて保育園に1号2号を迎えに行く。
そして家に戻って1号2号のご飯を作り食べさせて、お風呂に入れて寝かせて、洗濯をして干して、洗いものをし、自分のご飯を作り食べて寝る。
こんな感じで行くかなって思ってたんですが、やはり思った通りにいかないものです。
ドタバタで頭グルグルな1日に
ママの出産の前の手術が押したために、結局ママの帝王切開手術が始まったのは2時間以上も遅い16時前。
やっと手術室入った。
— 双子のパパYuichi@3号(姫)誕生! (@fp_yuichi_fp) 2016年9月15日
張り止めの点滴を外しているママのお腹の痛みも増えていく中、僕の頭の中の時計もグルグル回っていました。
「16時半に生まれたとして、子どもが出てくるのが16時45分」
「ママがでてくるのがそれから1時間後として17時半過ぎ」
「病院から家に戻って保育園に行くまでにかかる時間は約40分」
「延長保育の申請はしてないから18時までに保育園に行かないといけない」
「そう考えると姫に会えてもママには会えない・・・」
「さあどうしよう・・・」
僕の頭の中はグルグルグルグル回っていました。
そして3号(姫)の誕生!
待ってる間、何やらお化粧のニオイをプンプン漂わせたマダムが2人、待合室の僕らの前に座ってたんです。
待ち合い室での60代くらいのマダム二人、近くを通った生まれたての赤ちゃん抱いたお母さんに「まあカワイイわねぇ」って言って、そのお母さんが去った後すぐに「あの抱き方、犬猫じゃあるまいしねぇ」って。
恐っ((((;゜Д゜)))— 双子のパパYuichi@3号(姫)誕生! (@fp_yuichi_fp) 2016年9月15日
女性って怖いですね・・・
ある程度年齢を重ねるとこうなるんでしょうか、いやこれはスペシャルな出来具合でしょう。
そんなこんなしているうちに、カートみたいなものの上に置かれたカゴに入った3号が出てきました。
ビックリしました。
僕がビデオを構えて「よしっ!行くぞ」って身を乗り出す前に、マダムが駆け寄って行ったんです。
「まあカワイイわねえ」
僕が見たいし、僕が写真撮りたいし、僕がビデオに撮りたいんです!
絶対にマダムを写真の枠に入れたくなかったので、無言で押しのけました。
でも後で言われてたかもしれないですね。
「やあねえ、感じ悪いお父さん!あれが父親じゃ子もどうなることやら」
まあ、これはあくまで想像ですが(笑)
結局、1号2号の保育園の迎えがあったので、ママに逢うのは少しお預けにして(ママのお姉さんがいてくれました)僕は保育園に向かいました。
そして、その足で家に帰ることなく、ママに逢いに1号2号を連れたまま病院に戻ったんです。
初めての感覚と感動
僕は1号2号をお姉さんに一旦預けてママのもとに駆け寄りました。
するとそこにはママの枕もとで口をモニュモニュしながら寝ている姫の姿。
この光景、初めての感覚です。
1号2号のときは生まれてすぐにNICUに入って、抱っこできるようになるまで数週間かかりましたので。
幸せそうなママの顔を見ると僕の気持ちもスッと軽くなったような気がしました。
感動とか嬉しいとか、そう言う言葉でもいいんですが、なんかキラキラしてて神々しいと言うか、1枚の絵に魅了されている感覚に似ているようなものがありました。
5分も立たないうちに、遠くで泣き叫んでいる2号の声が聞こえてきたのでお姉さんにバトンタッチするために僕は待合室に戻りました。
3人目の子どもを持つようになった僕が、子どもを持つことに迷っている人たちに伝えたいこと
有名な人がこんなこと言うなら「おーなるほどね」って思うかもしれないですけど、でも言うのは普通の一般市民の僕です。
「そうは言っても・・・」とか「いやいやいや」とか色んな意見や気持ちがあると思います。
でも、そこは敢えて言いたいと思います。
2人目3人目を迷う気持ちは経済的な理由ですよね
これしかないでしょうね。
- 子ども1人にかかる養育費は〇〇万円
- 大学まで進学させるとすると〇〇万円
- 私立理系だと〇〇万円
- 塾や部活などのお金は〇〇万円
- 子どもたちの結婚資金は○○万円
- 年収〇〇万円だといける?いけない?
こんな感じのシミュレーションはネットで調べればいくらでも出てきます。
FPの資格なんか取らなくても計算したらわかります。勉強したいって人がいたらこんな本読むと言いと思いますよ。
お金のこと考えると不安しか出て来ないですよね。
サラリーマンだったら収入が上がるなんてことはほとんどないだろうし、節約するにも限界はあるだろうし。
僕もFPの資格は一応持っていますが、こんなもの持ってても実生活の役に立つケースはほとんどないです。
「ほとんどない」は嘘ですね(笑)
節約したいときや納税するとき、金融商品を購入するときや家を買うときなんかに役立ちますもんね。
でもね、
情報や数字を頭に詰め込み過ぎると足が動かなくなりますよ。
「ダメかも・・・」って思ったら怖くなって思考停止です。
シミュレーションなんて、どこまで行ってもシミュレーションです。
こんな人じゃなければ大丈夫!
そこで、僕が「こんな人だったら2人目、3人目は大丈夫」と言うものを3つ考えてみました。
当たってるかどうかはわかりませんが。
1. マジで貧乏じゃなければ大丈夫
無職や年収100万円くらいの人はマジでやめましょう。
まずは自分が食っていくくらいの「体力」をつけるのが先です。
それで子ども作ったら、それこそ子どもの将来は・・・ねえ。
今は定職に就く以外にも稼げる方法はあります。
肉体労働でも新聞配達でも、ネットオークションでもなんでも、探せばいくらでもあります。
要はそこそこの年収があれば、自分の工夫次第でなんとかなるってもんです。
マジで貧乏じゃなければ大丈夫!
2. 体が弱くなければ大丈夫
こう言うと、色んな団体から苦情が来そうですが、でも「子育ては体力勝負」です。
出産当日に熱を出した僕が言うのもなんですが、体が慢性的に弱い人は無理しないでください。
子どもは楽しいし幸せを分けてくれますけど、本当にシンドイですから(笑)
しかも体が弱ければ働けないですからね。
「体が弱くてもできる仕事」もありますが、それを見つけるまでも大変ですよね?
でも、そうじゃなければ大丈夫!
3. 悲観的・消極的すぎなければ大丈夫
「うーん、でも・・・」
「ここはやっぱり・・・」
よく考えて一歩立ち止まることは大事です。
でも必要のないことにも立ち止まる癖のついている人には向かないかもしれません。
ただでさえ子どもは突発的なことをします。
瞬時の判断が必要になります。
それが2人目、3人目となったら手が何本あっても足りませんし、目配りのスピードも加速しますし、その都度最短距離で対応する必要があります。
「うーん、でも・・・」
「ここはやっぱり・・・」
なんて考えてる暇はありません。
意識が変われば問題ないですが、でも根本的にそんな精神状態だったら子ども1人でもいっぱいいっぱいかもしれませんね。
でも、そうじゃなければ大丈夫!
「風呂なんて1日くらい入らなくても死にはしない」くらい思えたら大丈夫です。
最後に思いのたけをぶちまけてみます
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
ここまではどちらかと言うと気持ちを抑えて書いたつもりです。
そしてここから僕の本音と言うか、思いのたけをぶちまけてみたいと思いますので、もう少々お付き合いください。
2人目、3人目は気持ちの問題だけじゃどうにもならない
「2人目、3人目を持ってみればわかるって」
「なんとかなるって」
まあ、そうなんですけど、でも正直な話、気持ちの問題だけじゃどうにもならないもんですよ。
経済的な理由は「気持ちの問題」で考えちゃダメです。
逆に言えば、多少の経済的な問題があったとしても「気持ちの問題」として適当に考えることさえしなければ大丈夫と言うことです。
さっきも言いましたが、経済的なシミュレーションなんて「あってないようなもの」です。
人生なんて何が起こるかわかりません。
今日の午後の天気でさえ外れることもあるのに、生身の子どもの、しかも2人も3人もの人生なんてどう転ぶかわかりません。
明日、地球が滅びるかもしれないし、そうなったら貯金してても意味ないですよね。
来年から年金がなくなるかもしれないし、そうなったらシミュレーションなんてう〇ちみたいなもんです。
逆に、もしかしたらに日本全国で未知なるエネルギー源が発見されて、アラブ諸国みたいに医療費も教育費も免除になるかもしれません。
でも、こう考えると「お金さえあればなんとかなる」と言うことから一歩下がって考えてみるのも必要だと思うんです。
もちろん、大抵のことはお金で解決できます。
でも、お金がなくても解決できる方法を真剣に考えて、子どもたちに見せることはできると思うんです。
子育ては自分たちだけでやろうと思うと立ち行かなくなる
お金の話もそうですけど、自分たちだけでどうにかしようと思ったらすぐに立ち行かなくなります。
でも、ここで立ち止まってしまって諦めてしまう人が多い気がするんです。
ちょっと頑張ってみません?
自分を応援してくれる人を増やす努力をしてみません?
本当に困ったときに相談できる人っていますか?
僕はこの「相談できる人」を各分野ごとにできるだけ多く持つことが重要だと思ってるんです。
- 育児に関して困ったらこの人に相談しよう
- 夫婦関係について困ったらこの人に相談しよう
- お金に困ったらこの人に相談しよう
- 仕事に困ったらこの人に相談しよう
そして、これも重要です。
本当に困ったとき、「相談したい」と伝えることができるか?
この一言が言えない人も多いんじゃないでしょうか?
「困ってるなんてカッコ悪くて言えない」
「後で何て言われるかわからないし」
「笑われるかもしれないし」
だからこそ、本当に困ったときに相談できるように人間関係を作っておくことが必要です。
「お前が言うんだから仕方ないなあ」
そう言ってもらえるような人間関係を作っておくことが必要だと僕は勝手に思ってます。
子育ては自分たちだけでやろうと思ったらすぐに立ち行かなくなります。
親兄弟に頼ったり、親戚に頼ったり、職場に頼ったり、行政に頼ったり、民間やボランティアに頼ったり、友人知人に頼ったり。
真剣に考えれば頼るところはいくらでもあります。
そして頼るためには真剣にプレゼンをする必要があります。
「自分は何に困っていて、今までここまでしてきたけど、でもあとこれができずに困っている。そのために助けが必要で、その助けにかかる費用はこの方法で返していくのでお願いします」
最低でもこれくらいは真剣に考えていかないと相手にも失礼ですよね。
でも真剣に相談するってそう言うもんだと思うんです。
真剣に相談できる人がどれくらいいるか?
実際に「困っている」とその一言が言えるか?
それさえできれば、少なからず僕は2人目、3人目は考えてもいいんじゃないかなって思うんです。
年齢や運もあります。
希望があれば早めにトライしてみてください。
やっぱりいいもんですよ、2人目3人目って。
おしまい
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