4歳になったら子育ては楽になるの?誕生日を迎えて思うことは全然違うことでした
こんにちは、双子のパパYuichiです。
9月11日、我が家の1号2号も無事に4歳になることができました。
生まれてすぐにNICUに3ヶ月ほどお世話になって、最初にドクターに言われたのが「なんとか1週間持ってくれれば・・・」という言葉でしたから、感慨深いものがあります。
明日はハンバーグ。
保育園から帰ってきて時間ないから作ろうか?って聞いたら作りたいっていうので今下ごしらえしてる。んで僕は洗濯物を室内干し。
明日はケーキ買ってこよう。今もバタバタだけど、無事に4歳を迎えてくれて良かった。「まずは1週間生き延びて」と言われた双子が4歳になってくれた。— 双子のパパYuichi@ひよこクラブ出たい (@fp_yuichi_fp) 2018年9月10日
ここまでずっとバタバタ、バタバタしてきましたから、ずっとこんなことを思っていました。
「双子育児っていつになったら楽になるの??」
もう、疑問というよりも「願い」とか「懇願する」みたいな感じです。
あなたもそうじゃないですか?
そういった話をするときに、多くの先輩ママさんたちからはこういうありがたいコメントをもらうことがよくあります。
「3、4歳になったら劇的に楽になるよ!」
「子どもたちが自分でできることが増えて、手がかからなくなるよ!」
この言葉にどれだけ勇気づけられたか。
そして、どれだけ期待したか。
で、
本日、無事に1号2号も4歳になりました。
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全然楽にならない!!
あれは嘘だったの?
劇的に楽になるんじゃなかったの??
僕が実際に感じたことは、またそれとは違ったことでした。
この記事の目次
当たり前だけど3歳、4歳とは言っても個人差がある
電車が来ると立ち止まるからなかなか前に進まないけど楽しいからいっか(*´-`)#双子 #双子育児 pic.twitter.com/k8qOul2hWP
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブ出たい (@fp_yuichi_fp) 2018年5月14日
どうですか?
保育園でお友達を見てて感じませんか?
僕はいつも感じています。
「おーすげー!もうオムツじゃなくてパンツ履いてる!!」
「こんなに文章として話すの!?」
でも最近ではもう、かなりこのことについては納得しているというか、自分の中で消化しています。
「楽になった」のはたまたまで、そこに理由はないと考えた
「3歳、4歳になって楽になった」というコメントを多くの場で見るような気がしますが、でもこれって本当に「多い」んでしょうか?
日本全国でインターネットが繋がって、ごく個人的な言葉でも簡単に拾い上げて、それを見ることができる時代で、目に飛び込んでくるのが「たまたまポジティブな意見」だったのでは?
これは僕の個人的な意見ですが、自分と同じように「双子育児が大変」と思っているときに、「そうそう私も大変なの!」というコメントのほうが「楽になったよ!」というコメントよりも自分に寄り添ってくれている感じがして穏やかな気持ちになります。
だから「楽になった」というコメントのほうが、極端な話、なぜ自分は楽にならないのか、なぜあなたは楽なのか、ウチの子どもたちはダメなのかと考えることになり、あたかもそのコメントが主流のような気がしてしまうんですよね。
でも逆を考えたとき、これは考えるのはムダじゃないかなと思ったんです。
じゃあ、なぜ我が家の1号2号の双子育児は楽にならないの?
→ そもそも成長が遅くて、「普通」といわれるレベルにないから
→ じゃあそれは頑張ればなんとかなるもの?
→ 子どものレベルに合わせることが大切
楽じゃないのは成長が遅いということはあるけど、でもそれは「たまたま」のことで、僕らにどうこうできるような理由はないと思うんです。
だから、「楽になった」というママパパのところも、もちろん双子育児を頑張っている成果もあると思いますが、そこには「たまたま」という要素がものすごく大きいんじゃないかって思うんです。
だって、「たまたま」という要素がなければ、我が家の1号2号は頑張ってないの?ということになっちゃいますから。
実は「楽になった」のは少数派だと気がついた
人って、弱音を吐くことに対してある程度の抵抗があると思うんです。
逆に、弱音よりも「嬉しいこと」「楽しいこと」は、すすんで発言してみんなに共有したいって思いませんか?
「こんなにいい方法があるから教えたい!」
これは僕がブログで書いていることもそうです。
双子育児は大変なので、おすすめのグッズや方法があれば、みんなに共有したいって思いますから。
でも、こういう風に発信できるのって、そのことに関して前向きになっているからなんですよね。
自分が思うようにいっていなくて、他のみんながうまくいってると感じているとき、僕なら口を閉ざして内に籠りそうになります。
だから、本当に困っていることは表に出さないことのほうが多い気がします。
僕は思うんです。
表に出ている「楽になった」というコメントよりも、表に出ない「まだまだ大変だよ」というママパパのほうが多いんじゃないかって。
僕らが見るべきは、「できないところ」よりも「できるところ」
今回の帰省での1枚。 pic.twitter.com/xPFcu3uA4y
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブ出たい (@fp_yuichi_fp) 2018年8月14日
そうは言っても、やっぱりふとしたときに頭をよぎるんですよね。
「このバタバタはいつまで続くのか・・・」
冷静に考えたりもするんですよね。
「1号2号はあと2年くらいしたら楽になるかもだけど、3号もとなるとあと・・・」
冷静に考えたところで、またどんよりした雲が頭にかかりそうなので途中で考えるのをやめました。
じゃあ「大変」しか感じないの?
本当に子どもたちに「大変だ」しか感じないの?
我が家の双子は生きているだけで奇跡だった
4年さかのぼってみました。
1号2号は予定日よりも3ヶ月ほど早く生まれ、その小さな体はすぐにNICUに運ばれていきました。
1000gと1200g。
両手にすっぽりとおさまるサイズで、最初の印象は「コッペパンみたいだなあ」でした。
そしてすぐに先生から思いもよらないことを伝えられたんです。
「とりあえず1週間持ってくれれば・・・」
悲しみなんか全然こみ上げてこなくて、「えっと、ん?」と頭の中はハテナだらけで現実を受け入れるのに時間がかかりました。
自分が親になった実感もまだないときに、状況だけはどんどん進んでいく。
それでも「箱」の中に消毒した手を入れて、我が子たちを触ったとき、涙がこみ上げてきました。
「頼むから生きてくれ・・・」
先生たちや看護師さんたちの懸命のサポートのお陰もあって、子どもたちの命は繋がりました。
このときのことを考えたら、今生きてることも奇跡なんですよね。
「2000g超えたね!」「あ、おならしたね」「今笑わなかった?」「ちょっと目開けたよね?」「今絶対こっち見たでしょ!」
ちょっとしたことで涙が出るほど嬉しかったんですよね。
できたときの満面の笑顔に勝てるものなんてない!
それが今はどうでしょう。
「オムツが取れる気がしないーーーー!」
「トイレに行ってくれないーーーー!」
「ご飯がまだうまく食べれないーーーー!」
「急に突っ走るから危なくて仕方ないーーーー!」
毎日がバタバタで気が休まるときがありません。
かわいいなぁ。
癒されるなぁ。でも実態は絶賛イヤイヤ期w
寝顔と静止画では天使なんだよなぁ。 pic.twitter.com/JUAql3mqrf— 双子のパパYuichi@ひよこクラブ出たい (@fp_yuichi_fp) 2018年6月22日
ほんと、寝ているときと静止画は天使なんですよね。。。
だから意識的にテンション上げて声をかけるようにするんです。
「おー!すごいじゃん!キレイにお手て拭けたねー!」
「すごい!トイレに座れたじゃん!!もしかして大人になった?」
すると嬉しそうな顔でお返事するんですよね。
「うん!大人!もう大人になっちゃったよ!」
他の子と比べたらできることはまだ少ないけど、でも小さなことでもできたことが嬉しいみたいで、こっちもそれを見てすごく嬉しくなるんですよね。
僕らの気持ちの問題で、この子たちの笑顔を潰してしまうのはもったいないし、もっともっと笑顔と一緒にいたい。
大きな梨もらって食べるとだいたいこうする。 pic.twitter.com/lRSQHcoO3L
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブ出たい (@fp_yuichi_fp) 2018年8月29日
可能な限り、この笑顔たちの隣りにいたい。
もう外野の声とか気にせずに、それだけでいいんじゃないかって。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この子たちは自分たちの世界のスピードの中で元気に歩いてる。
失敗したり、立ち止まったりしながら、自分たちの足で歩いているんだな。
そして、僕らがいなくなっても、自分たちの足で歩いていくんだな。
そう考えたら、僕らができることって見守ってあげることなんじゃないかなって思うんです。
ちょっと迷ったりしたときは、そっと背中を押してあげたり、疲れたらひざに座らせてあげたり。
だから、僕と同じように「このバタバタはいつまで続くの?」って思って頑張ってるママパパに伝えたいんですよね。
「3歳になれば楽になる!」「4歳になれば楽になる!」
この言葉にどれだけ助けられたか・・・
そして、実際に子どもたちがこの年齢になってわかりました。楽かどうかは子どもたちの成長による!
個人差がある!
新たな「大変」が出てくる!
全然楽にならない!#現場からは以上です— 双子のパパYuichi@ひよこクラブ出たい (@fp_yuichi_fp) 2018年9月10日
全然楽にならないけど、頑張ろうね!!(笑)
あ、そうそう。
1号2号に誕生日プレゼントあげてもいいんだよ。
→ ちょっと今は優しい気分になっちゃった人はここに入るとお財布のひもがゆるくなっちゃうよ
おしまい
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