「出産して嫁が化粧をしなくなった」と文句を言う前に家事・育児を120%でやってみろと思った話
こんにちは、双子のパパYuichiです。
「どうしたら子育てしながらも女性らしさを失わずにキレイでいてくれるのかな・・・」
僕は今まで漠然とこんなことを考えていて、誕生日にはアクセサリーをプレゼントしたり、可愛い洋服を一緒に選んだりしてきましたけど、でもそれ以上にやることはあるんじゃないかなって思い始めたんです。
世の中のパパさん、どう思います?
結婚して奥さんは(見た目や性格)変わりましたか?
変わってしまった奥さんに不満はありますか?
今日はそんなことを思ってるあなたに、僕が思っていることをお伝えしたいと思います。
この記事の目次
「出産して嫁が化粧をしなくなった」と文句を言う前に家事・育児を120%でやってみればいい
- 結婚する前はあんなに可愛かったのに今じゃ化粧ひとつしない
- 家の中をキレイに保つのは当然のことじゃないの?
- 家にいるんだから家事・育児はちゃんとやってくれよ
- もっと身だしなみをちゃんとしたほうがいいんじゃないの?
- たまには化粧くらいすれば?
- 女を捨ててしまったんじゃないか?
これって、ネットで検索すると簡単に見つかる「パパたちの意見」のほんの一握りです。
でも、本当にあなたの奥さんは変わってしまったんですかね?
いや、確かに奥さんは変わってしまったかもしれない。
でもそれは「変わらざるをえなかった」んじゃないですかね?
本気で子育てしたら身だしなみなんて構ってられない
読売オンラインの『大手小町』と言うサイトにこんな質問が寄せられていました。
28歳男性です。 妻27歳 娘2歳の3人家族です。 相談は妻の事なのですが、妻は専業主婦で近くに頼る親族もいないのにもかかわらず家事や育児をやってくれ大変感謝しております。
しかし、妊娠中から身なりをかまわなくなり、化粧はせず髪はボサボサ不思議な格好をするようになってしまいました。妊娠中だから子供が小さいからと黙って見守ってました。 最近、娘も2歳をすぎ、夜泣きもせず早く寝てくれるようになり余裕が出てきたと妻自身が言っておりました。ならば外見も気をくばってくれるかな。と思ってましたが一向に良くならずだんだん悪いほうへ向かってる気がします。
コンタクトはコストがかかるからと眼鏡オンリーになり、髪は自分で切るようになり、ますますボサボサ。体重は妊娠前より10キロ以上確実に増えてます。はっきり言って妊娠前と全くの別人です。
このままではマズイと思い、おしゃれなレストランに誘い「服を買いに行こう」と言いました。(妻は妊娠前の服を育児でしばらく着れないからとすべてオークションで売ってしまいました)。すると妻は「子供はどうするの。今は子供の為に我慢するべき。子供の手が離れればいつでもいけます。」と・・・ 妻は正しいです。
次は「子供をみておくから美容院へ行っておいで」と 「あなたのお休みに子供の世話をさせるなんて出来ない」ありがたい言葉なのですが、なんやかんや言って綺麗になろうとしてくれません。
「家で子育てばかりだから、たまには外に出たらどう?」
その通りですよね、気分転換は必要です。
「いつも楽な服装ばっかりだけど、たまにはちゃんとした服着れば?」
最近、これに関しては「いや、ちょっと待てよ」と思うようになってきました。
”楽な服装”ってどんなんでしょう?
- ジャージズボンにTシャツ
- キャミソールにレギンス
- ゴムのパンツにダボダボな服
確かに楽そうです。全部ユニクロで揃えることもできます。
僕はユニクロが大好きですから否定しませんが、でも毎日こればっかり着てたら・・・なんて思いません?
いやね、これって逆ですよ。真逆!
楽な服装?
そうかもしれないですけど、家事・育児(特に子どもが小さいとき)するとき服装なんて構ってられないですよ!
”楽な服装”は家事・育児の戦闘服
2016年8月15日から9月23日までの約1ヶ月ですが、僕はママに代わって双子育児と家事を全部やってきました(この記事公開時はまだ9月中旬)。
そこで実際に家事・育児を本気でやってみてわかったことがあります。
- 家にいるときは子どもたちから目が離せない
- 離乳食を作っているときでさえ目が離せない
- トイレに行くのにも目が離せないから扉は開けっ放し
- 圧倒的に時間に追われる
- 子どもの危機管理が優先、自分は二の次
- やっと一息つけたと思ったらアクシデントに見舞われる
一言でいうと「臨機応変120%」、「息つく暇がない」、「汗ダク」、そんな言葉がピッタリだと思います。
しかも誰も見ていないから自分が毎日している苦労は誰にもわかってもらえない、アクシデントがあってもできるだけ早く「いつも通り」に戻さないとリズムがどんどん狂っていき子どもたちの機嫌も悪くなる。
そんなときに自分の服装だとか髪型とか気になります?
どれだけ動きやすくて、どれだけ軽くて、どれだけ汚れても大丈夫で、汗かいてもタオルで豪快に拭けて・・・
そんなときにカワイイ服装できないですよ。
髪型なんて気にしないですよ。
眉毛なんて気にしないですよ。
なんか最近ファッションとかどうでもよくなってきた(  ̄▽ ̄)
— 双子のパパYuichi@超ガンバルマン (@fp_yuichi_fp) 2016年9月3日
そう考えたら、一般的に”楽な服装”と言われてしまうものも、実は家事・育児するには最適な戦闘服なんじゃないかなって。
僕なんか1日中双子の1号2号と家にいる日曜なんかはTシャツにボクサーパンツですよ。
だって汗ダクダクになるし、どうせズボン履いても汗でビチョビチョになるんだから、それだったら冷房と扇風機が直接当たって涼しいように「パンイチ(下はパンツのみ)」ですよ。
これが僕の”楽な服装=戦闘服”なんですよね。
本当にそうなのか疑問に思うならやってみたらいい
冒頭でも書いていますが、僕も思ってたクチです。
- どうしたら子どもができてもママがキレイでいてくれるかな
- 何をプレゼントしたら喜んでつけてくれるかな
- 何て言えば喜んでくれるかな
でも子どもが生まれてからは、ネックレスもピアスも子どもたちが口にしたら危ないので付けることは極端に減りました。
正直「寂しいなあ」とも思いました。
だから「家事・育児をしてママの負担を減らせば心に余裕が出るから」って誰かに言われても信じられませんでした。
「いやいやいや、それとこれとは話が違うだろ」と。
でも実際に自分が家事・育児を全部やってみて思いましたよ。
「それもこれも話は一緒」だって。
と言うか、マジでガチで家事・育児してたら絶対こうなりますって。
- 服装や髪形なんて気にしない
- だって誰も見てないし
- それならいつでも顔洗えるように髪型もナチュラルにしとく
- 服だって最低限でいい
- 最悪、宅配便が来たら上にパーカーでも被って出ればいい
- そのときは下向いておけばメイクもなくて大丈夫(僕はメイクしないですから想像です)
男の僕が「パンイチ」です。
ママがジャージでも上下着てるだけ十分でしょ?
僕らがするのはプレゼントじゃない!いかに家事・育児の負担を減らせるか!そして労う心を持てるか!
こう言っておいてなんですが、最低限のプレゼントは必要ですよ。
誕生日とか結婚記念日とか。
これは当たり前の基本中の基本です。
もちろんたまにコンビニのスイーツを買って帰るのもいいでしょう。
でも、それ以前の”根本”が重要なんですよ。
どうやって家事・育児の負担を減らすか
もう一度言いますが、最低限のプレゼントは必須です。
でも、大事なのは「どうやって家事・育児のママの負担を減らすか」です。
どんなことでママの家事・育児の負担が減らせるのか一緒に見ていきましょう(僕自身の振り返りも目的)。
- 子どもたちの日常のお世話
オムツ替え(うんちは必ずする)、ご飯を食べさせる、ミルクをあげる、食器の後片付け、荒いものをする、着替えさせる、お風呂に一緒にはいる、お風呂の準備をする、外に子どもたちを連れ出して遊ばせる、寝かしつけをする、保育園の送迎、子どもたちのおもちゃの片付け - 子どもたちの突発的なお世話
夜泣きの対処、夜中の調乳、夜中に粉ミルクをあげる、ケガや病気をしたときの対応(通院等)、保育園の急なお迎え - 日常的な家事
自分たちのご飯の準備、買い物、後片付け、掃除、洗濯、洗濯もの干し、取り込んだ洗濯物を畳んでしまう、お風呂掃除、外出時の準備
ざっと挙げるとこんな感じでしょうか。
家庭によってまだまだあるかもしれないですが、一般的にはこんな感じでしょう。
これら全部をやれって言ったらできますか?
自分が「やりたくないこと」「やってもらったら嬉しいこと」を積極的にやる
いきなり「全部」ってのも難しいですよね。
何からやりましょうか?できることから?それともできないものから?
自分がやりたくないものって、多分ですがママもやりたくないんじゃないかな。
でも、「私がやらないと、あなたやってくれないでしょ?」って気持ちが渦巻いていると思うんです。
- うんちのオムツ替えはできればしたくないって人いますよね?
- 食べた後に洗いものするの面倒臭いですよね?
- 朝は子どもたちの着替えや体温計測する時間あったら新聞読みたいですよね?
- 夜泣きがあっても明日も仕事あるから、できれば起きたくないですよね?ママにやってほしいですよね?
- 仕事から帰ってきたらご飯ができててほしいですよね?
まずは、あなたが「やりたくないこと」「やってもらったら嬉しいこと」をやってみませんか?
自分がやりたくないことをやってもらったら、「あー助かった」「本当にありがとう」って思いますよね。
できることをするのは簡単です。
でも、本当に喜んでもらえること、やってみませんか?
「労う心」って何だろう?
「いつもありがとう」って感謝の心を言葉にする。
大事ですね。
僕は基本的に、思ってることは言葉にしないと伝わらないって思っています。
もっと言えば、「わかってくれよ!」とか「言わなくてもわかるでしょ!?」ってのが嫌いです。
言わなきゃわかんないって!!
言ってくれたほうがどれだけ伝わるかって。
だって、言わずに相手が気づくまで待ってるって、どんだけイライラするか。
精神衛生上悪いに決まってます。
感謝の心を言葉にするってことも大切なんですが、でもそれ以上にすごく僕の心に刺さった出来事があったんです。
とは言え、「以心伝心」とか「おもてなしの心」とかも好きなんですが(笑)
あの日あのとき誓った言葉
先日、子どもたちを実家に預けて友人の結婚式に出席したんです。
幸せそうな2人をチャペルで見ていると、自分たちが結婚式をしたあの時の光景がよみがえってきたんです。
健やかなるときも病めるときも
幸せなときもつらいときも
豊かなときも貧しいときも
愛し続けることを誓いますか?
緊張しながらもママの手を取って、今までで一番キラキラ輝いていたママの瞳を見つめながら返事をしました。
今のママの姿はどれに当てはまるのだろうか・・・
健康だけどシンドイ。
子どももできて幸せだけど子育ては大変。
貧しくはないけど贅沢はさせてあげることもできない。
どれにも当てはまるような気がしてきました。
それでも僕はあの時に誓いました。
だから僕がママがどんな姿になっても愛し続けることは当然のことなんです。
そこに選択肢なんてないんです。
「思いっきり太るのはナシね」って言ってますがそこはゴニョゴニョ・・・(笑)←僕も太らないようにしないと
もっと言えば、ママは僕が人生の中で告白して初めて「いいよ」って言ってくれた人です。
それまでの僕は憶えてるだけでも告白の勝敗は0勝7敗。
ママに出逢ってからは、結婚前提で本気でアタックしました。そして何があっても「僕から別れを告げることはない」と伝えました。
だから、僕は定期的に思い出すようにしているんです。
「あのとき、僕はあんな気持ちでアタックしてやっとゲットしたんだよなあ」って。
ママが僕を嫌いになっても(ホントに嫌いになられたら泣くけど)僕からは嫌いにならない、その気持ちを言葉で態度で表すことを意識して今までやってきました。
だから、これからもこの気持ちはママにぶつけていきたいと思っています。
これが僕の「労いの心」だったり「感謝の気持ち」だったりするんですよね。ちょっと違ってたらゴメンナサイね。
「出産して嫁が化粧をしなくなった」と文句を言う前に家事・育児を120%でやってみろ まとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
思ったことを勢いで書くとこんなに長文になってしまう僕の悪い癖がまた出ました。
でもいいですよね、だって僕のブログだし(笑)
やっぱり経験してみないとわからないことってあります。
誰かに聞いたりネットで調べたりしたら”うわべ”は理解できるかもしれないけど、でもやってみると全然違います。
相手の気持ちになるには相手と同じことをしてみないとわかりませんて。
家庭環境や仕事の都合もあるでしょう、だから全部をやってみろって無理かもしれません。
でも逃げずにちょっと考えてみませんか?
ねえパパさん、まだ全然余裕あるでしょ?
ソファに寝っ転がってテレビ見てる時間あるでしょ?
「ふー疲れた」なんて必要ないアピールしてる自分いるでしょ?
散らかってる部屋見て自分では掃除せずに見てみぬふりしたり、「掃除したら?」なんて言ったことあるでしょ?
だったら全然できますって!
ママがいちいち「疲れたー」なんてアピールします?
子どもたちのおもちゃが散らばってる中で力尽きて寝てたり、ちょっとイライラしてたり、忘れ物したり、眉毛書き忘れてたりしてるときは本当に疲れてるときです。
「疲れたー」なんて言う余力すら残ってないですから(多分)。
「出産して嫁が化粧をしなくなった」だぁ??
化粧をする余裕が出るくらい、ママに余力を残してあげましょうよ!
パパが全部やってあげましょうよ!早起きしてみましょうよ!
本当に”できる人”は子育ても120%して、睡眠時間がなくても仕事で結果が残せますし、時間管理もちゃんとできます。
(僕ができてるとは言ってませんからね)
「明日も仕事なんだよ~」なんて寝ぼけたことは言いませんよ、寝言は寝てから言いましょう。
ママがやってる家事・育児も立派な仕事です。しかも24時間年中無休。
もし文句あるなら、パパが食べてる朝食と夕食、毎回1,500円ずつでもママに対価として支払いましょう。
何が言いたいかって、
こんな時間も有限だってこと。
子育てと仕事でバタバタする期間なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます(これは先輩ママさんが言ってました)。
もちろん将来にわたって子どもたちの教育費も稼がなくちゃいけません。
でも、それこそ「それとこれとは別」です。
稼いできて、かつ家事・育児も120%やってママに喜んでもらいましょうよ!
(僕ができてるとは言ってませんからね)
「亭主元気で留守がいい」なんて言わせてるようじゃダメですよ。
そんな結婚生活をするために一緒になった訳じゃないでしょ?
「オレが家にいないほうがママのストレスが溜まらないんだよ」なんて逃げ口上言ってるのからもう卒業しましょ。
そんなん言ってるのって正直カッコ悪いですから。
おっと、長くなりましたがまとめますね。
逃げてないで家事も育児もしようよ。
これだけです。
最後になりましたが、ここまで書いたことは全部僕に向かって書いています。
「自分、頑張ろうぜ!」って言い聞かせて、明日からまた頑張るための記事でした。
あ、でもママにいつまでもキレイでいて欲しいって気持ちはずっとありますからね(笑)
それだけは忘れないでね(僕もダイエット頑張ります)。
おしまい
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