秘訣!子育てと夫婦関係は炊き立ての白米と納豆があればなんとかなる。
炊き立ての白米、納豆。
できれば、メンチカツかハムカツかアジフライがあればいいけど、でも基本的には上の2つがあればなんとかなります。
それだけで2ヶ月はイケます。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
僕って少し変なんですよね、と言うか「変」だと言われます。
「はいはい、わかりますよ」「確かにちょっとそういうとこあるよね」
もう文面からにじみ出てるかもしれませんが、今日は僕のそんなちょっと「変」なところをお話しながら、子育てや夫婦関係について話してみたいと思います。
この記事の目次
結婚当初と夫婦関係は変わりましたか?
僕はいい風に変わっていくものだと思っています。
「何それ?」「そんな都合よくいかないよ」って思う人もいるかもしれないですね。
でも、人は人、僕は勝手にそう思っています。
あなたはどんなきっかけで奥さんと結婚しましたか?
最初は恋愛でしたか?
一目ぼれでしたか?
それとも、まさかのお見合い的な感じですか?
我が家の場合、僕が一方的にアプローチして、2ヶ月ほぼ毎日思いを伝えて、やっと結婚できたって感じです。
もっと言えば、それまでの人生で一度も自分から告白をして「OK」をもらったことのなかった僕が、初めて「OK」をもらった人がママです。
「これは逃せない!」
って直感で、もうビリビリ来て突っ走ってました。
でも、恋愛と結婚って違いますよね?
僕は意識的にママへの愛を自分に言い聞かせていった
僕はママに告白したとき、結婚を前提に付き合ってほしいと伝えました。
そして、「僕からは絶対に別れたりはしない」と伝えていました。
そこまでしてやっと手に入れたママです。
でも、恋愛と結婚って違いますよね?
一緒に住んでみると、お互いの今まで見えなかった面が、一面どころじゃなくたくさん見えてきますよね。
僕もそうでした(ママもそうでしょうね)。
でも、その都度必ず思うようにしてたことがあったんです。
ママは僕が一生懸命口説いた人、そんな気持ちに折れてくれた人、そんな人に対して自分はおこがましくないか?
あの頃の気持ちはどこに行った?
自分が惚れた女性だろ?今はなんだ?ちょっと自分は調子に乗ってるんじゃないか?
僕は何かあると、必ずあの頃のドキドキした気持ちを、どうにかして振り向いてもらおうと思っていた気持ちを思い出すようにしたんです。
そして、これが思いのほか効果がありました。
僕はママのお陰で穏やかになれた
それまでの僕は、付き合っては浮気され、メールは毎日してくれないと困ると言われたら守り、知らないうちにガチガチに凝り固まっていたかもしれません。
そんな僕が、ママと付き合うようになり「なんか表情が柔らかくなったね」と言われるようになったんです。
ちなみに、それまでの僕は悲しい顔をしているのに「何怒ってんの?」と言われたことがあるくらい仏頂面でした。
ママは「いい意味でいい加減」な人です。
とは言え、それまでの僕からしたら「なんだこの人?」って思うようなことが何回もありました。
- メールをしても返事がない
- 電話をしても折り返しがない
- 「おはよう」と「おやすみ」のメールも必要ない
ちょっとしたカルチャーショックでした。
僕はある意味「義務」づけられてきましたから。
一度聞いたことがありました。
「なんでメールの返信もないし、電話も折り返しくれないの?」
ママから返ってくる返事はいつもこうでした。
「あ、ごめん!携帯を携帯してなかった!」
マジか・・・って言うか嘘でしょ?
本当は別の理由があるんじゃないの?
ある日ママが携帯を忘れてきたときがあったんですが、そのときのママの言葉に衝撃を受けました。
「ま、いっか。特に電話とかかかってこないだろうし。」
そのとき、ママは本当にこういう人なんだ、この人の言葉には裏表がない、あの言葉は嘘じゃないんだってわかったんです。
その日をきっかけに、僕は無理にメールを送ることを止めることができ、ママに対しても真っすぐ向き合えるようになりました。
ちなみに、今でもたまに自分の携帯をどこに置いたかわからずに家の中を探すママをみかけます(笑)
そんなママを見て、僕の心は穏やかになっていったんです。
双子育児が始まって、ママとの絆が深まった
こんな言い方が合ってるかどうかわからないんですが、ママへの愛情の中に、少しずつですが、同じ悩みを分かち合う「戦友」のような気持ちが芽生えてきています。
でも、ここまで来るのはやっぱり大変でした(今も大変ですが)。
「夫婦の役割分担」なんてあってないようなものだから気にしない
よく、子育てはママとパパの役割分担が大事なんてことを聞きます。
「ママはご飯を作り、パパはゴミ捨てと風呂掃除」みたいな。
僕らは初めての子育てが双子育児だったので、最初からてんやわんやでした。
単純に1人じゃ手が足りないので、僕も積極的に育児参加しないと生活が回らない状況でした。
どうしたら上手く双子育児と家庭と夫婦関係が機能するか、ママと一緒に考えました。
もちろん役割分担についても考えました。
でも、そんな決め事は簡単にぶっ飛んで行きました。
1号2号が同時泣きしたらどうにもならないし、1号はお風呂でう〇ちを投げるし、2号は落ちている髪の毛を食べるし、いつも変なトラブルに巻き込まれては、毎回汗ダクでため息です。
どっちが何をするかなんて、そのときにならないとわからないってことが多くあります。
一応の役割分担はあるんですけど、でもそれってあってないようなものだったんですよね。
子育ての悩みを共有することが大切
1号と2号は予定日より3ヶ月早く生まれてきました。
1000gと1200gって、コッペパンみたいな大きさなんですよ?
小さくて可愛いんですけど、やっぱり成長はほかの子と比べると遅いんです。
歩くのもそう、話すのもそう、食べるのもそう。
僕らは幾度となく不安になりましたし、その都度2人で励まし合って1号2号と向き合っていこうと確かめ合いました。
それは今でもそうです。
僕らは大人としてもまだまだ未熟です。
子育てにも自信はありませんし、何が正解なのかもわかりません。
「これがいいよ!」と言われても、それが僕らに合わないこともたくさんありました。
だから今でもたくさん話し合います。
そして、1号2号の成長が少しでも見えると嬉しくて2人で小躍りします(笑)
ワーイワーイ♪ って。
3号が生まれて僕らは優しくなれた
どうしてなんでしょ?
大変なんですよ?
「双子だけなら楽だよね~」なんて言っちゃうくらい、乳幼児3人の育児って大変です。
でも、なぜか僕ら2人は今までよりも、お互いに優しくなれている気がするんです。
双子育児で深まった僕とママの絆は、3号の育児が加わったことでより深まりました。
そして、その反面、僕らの(特にママの)体力や記憶力はどんどん削られているのがわかりました。
3号はママ、1号2号は僕
1号2号は母乳と粉ミルクとの混合でしたが、3号は完全母乳で育っています。
粉ミルクを約20万円分飲みほした1号2号に比べると、「なんて経済的な子なんでしょ」とママは大喜びです。
でも、完全母乳って夜が大変ですよね。
それまでは寝室のベッドに僕とママ、その足元に敷いた布団に1号2号が寝ていたんですが、同じ部屋に3号を連れてくると授乳のたびに泣き声で1号2号が起きてしまったり、逆に1号2号の夜泣きで3号が起きてしまったりします。
なので、今は僕が寝室で1号2号を、ママがリビングに布団を敷いて3号と寝ています(3号はベビーベッド)。
寝室のドアは閉めてしまうので、3号が泣いても声があまり聞こえません。
ママは最近寝不足気味で、授乳しながら気がついたらもう布団の中にいた、なんてことがしょっちゅうです。
僕は1号の夜泣きの対処で寝不足です(昨日は起床予定1時間前に泣き始めました)。
1号2号のときは粉ミルクもあったので、夜中の授乳や調乳を僕が担当したことも数多くありました。
でも、今3号には全然関われません。
ちょっとした寂しさと、ママに対する申し訳なさがありました。
「寝不足にさせてしまってごめんね」って。
でもこれって仕方のないことで、さっさと気持ちを切り替えたほうがいいんですよね。
僕が3号と関われなくて寂しくて、ママに申し訳ないって思っているのと一緒で、ママも1号2号に関われなくて寂しくて申し訳ないって気持ちがあるんですよね。
お互いに「あれ?今日って何曜日だっけ?」「あれ、もう金曜日?」みたいなフワーッとした意識の中で子育てしているので、だったら「申し訳ない」よりも「ありがとう」のほうがいいよねって。
※3号が1歳半になった2018年5月現在、子どもたちはみんな一緒に寝ていますのでママの睡眠不足もほとんどなくなりました
優しさは伝播する
不思議ですよね。
優しさって伝播(でんぱ)するんですよね。
誰かに優しくすると、優しくされた誰かは、また違う誰かに優しくしたくなるんですよね。
これが夫婦関係だとどうなると思います?
優しさが行ったり来たりしながら増幅されるんです。
最初はちょっとした、小さなことでいいんです。
例えば、晩ご飯に美味しそうなハンバーグ作ったから、焦げていない美味しそうなほうを食べてもらおう、とか。
例えば、子どもたち見てるから、いつもよりちょっと長めにお風呂入ってていいよ、とか。
こんな小さなことでも、2人の間で行き来してると増幅されて、優しさは大きくなってくるんです。
だから晩ご飯は別に作らなくてもいい
結婚前はちょっとだけ夢見ていました。
毎晩美味しいご飯を作って家でママが待っていてくれる・・・
でも、そもそも僕は自営業なので帰りが早いし、ママも仕事で忙しいし。
それでも頑張ってママはご飯を作ってくれます(しかも美味しい)。
そんなママが疲弊しています。
ママは頑張り屋さんなので心配になります。
「最近何もやってない・・・なんかごめんね」
何もやっていない訳ないじゃないですか!
3号の育児に家事に1号2号の相手にてんやわんやじゃないですか!
要は、心も体も疲弊しているにも関わらず、染みこんだリズムのみで毎日の家事や育児をしているから、気持ちがついていっていないってことなんですよ。
体は勝手に動いてくれてる、それがママを動かしている・・・
そんなとき僕ができることは2つ。
- 僕がご飯を作る
- ママの作りたいものに同意する
レパートリーは多くないんですが、これでも1人暮らしをしていたので、冷蔵庫の中のものを使って適当にご飯を作ります。
そんな適当料理でも「美味しい」って言ってくれる素敵なママです。
2つ目は、「僕が作る」よりも大事だなって、個人的にはそう思っています。
疲れていてもご飯を作らないといけないとき、冷蔵庫の中を見て献立をひねり出した答えが焼きそばだったのに、「えー、それよりもハンバーグが食べたい」なんて言われたときには、もう何もかも投げ出したくなります。
「じゃあお前が作れ」と。
僕が作るときも、ママは全部任せてくれます。
でも、そんなやりとりも面倒なくらい疲れているときは、ご飯なんか作らなくてもいいと思っています。
幸いにも、僕は炊き立ての白米と納豆があれば生きていけます。
同じメニューで2ヶ月はイケます。
メンチカツかハムカツ、アジフライのどれかがあれば最高の気分になります。
味噌汁はインスタントで十分です。
子どもたちがもう少し大きくなって、家族みんなで美味しくご飯が食べられる時まで、バタバタの今はご飯なんか作らずに楽したって全然いいです。
「今はなりふり構わず、2人で頑張っていこうね。」
お互いにこんな感じで、傷をなめ合いながら毎日戦っているので、なんだか「戦友」みたいになってくるんですね。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
2、3ヶ月に1回あるかないかの、ただ思ったことをワーっと書いていく感じ。
どうも失礼しました。
でも、今日書いたそのどれもが僕の本音で、いつも思っていることなんです。
ちなみに、僕は今日こう考えていても、5年後10年後に同じことを思ってるかどうかはわかりません。
だって、今の僕と5年後10年後の僕とではそれだけ経験値が違いますから。
それでも、僕とママが必死に立ち向かっている「今」が、1号2号3号の未来に繋がっていけば、そのときに初めて報われるのかもしれないなんて。
だから今、僕らにできることは何でもしたい気持ちでいっぱいです。
子どもたちが元気に育って、僕らの元から羽ばたいていってくれたら、改めてママと楽しく2人で過ごしたいなあ。
新婚旅行で行ったタヒチにもう1回2人で行きたいなあ。
あ、もうすぐお米なくなりそうだからまた買わないとだ(笑)
あ、食べ盛りの1号2号3号のために美味しいお米を分けてくださる優しい紳士・淑女の方もお待ちしております。
>>>詳しくはこちら
おしまい
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