【対策はどうしたらいいの?】子どもを性犯罪から守る3つの方法。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
最近、子どもを狙った性犯罪が多いように思います。
小さな子供が被害に遭ったり、亡くなったりするニュースを見るたびに胸が張り裂けそうになります。
「もし、自分の子どもが性犯罪に巻き込まれたら」なんて考えたら、僕は多分、正気を保つことはできないかもしれません。
今日は、子どもを性犯罪から守るにはどうしたらいいかを考えて、吠えてみたいと思います!
未成年が被害に遭うケースが多い
最近の報道
最近、ニュースで取り上げられたものです。
僕もあまり見たいものではないので、見たくない人は見ないでくださいね。
女子児童連れ去りの疑いで男逮捕 「除霊してあげる」と声かけ(15/07/10)
※動画は削除しています
小6児童 行方不明 誘拐か公開捜査 2015年7月4日
※動画は削除しています
連れ去り未遂事件 職務上知った情報使ったか
※動画は削除しています
小5女児監禁 誘拐などの容疑で男再逮捕
動画検索をちょっとするだけで、これだけのニュース映像が出てくるんです。
僕ら親はどうしたらいいんでしょうか?
子どもが性犯罪に巻き込まれるケースは減っていない!
警察や行政も色々な対策を打ってくれているとは思います。
ただ、それでも未成年が被害に遭う性犯罪は減っていないのが現状です。
以下のグラフは警察庁のホームページにある「罪種別子供(13歳未満の者)の被害件数の推移(平成15~24年)」ですが、これを見るとどの数値も横ばいで減っていないことがわかります。
警察庁も同サイト内でこの事実について以下のように認識しています。
平成24年中の子供対象・暴力的性犯罪(13歳未満の子供が被害者となった強姦、強制わいせつ、強盗強姦(いずれも致死又は致死傷及び未遂を含む。)及びわいせつ目的略取・誘拐(未遂を含む。)をいう。)の認知件数は、15年と比較すると強姦が17件(18.3%)、強制わいせつが1,033件(49.5%)、わいせつ目的略取・誘拐が27件(48.2%)減少した。
しかし、強姦は22年から増加傾向にあり、前年より11件(16.9%)増加し、強制わいせつは19年から21年までは900件台で推移していたが22年からは1,000件台となり、前年より35件(3.4%)増加した。わいせつ目的略取・誘拐は17年以降ほぼ横ばいである。
警察庁「子供の犯罪被害対策」より引用
注意する時間帯は下校の時間帯の14時から19時!
子どもが性犯罪に巻き込まれる時間帯には「ピーク」があります。
それは14時から19時です。
13歳未満の子どもが性犯罪に巻き込まれるケースが多い時間帯は、「下校時」と言うことになります。
その確率は、なんと77.9%にも跳ね上がります。
警視庁「都内における年少者(13歳未満)に対する性犯罪(強姦、強制わいせつ)発生状況 ~平成26年中~」より転載
そもそも子どもは性犯罪者の心理がわからない?
『なるほどな~』と言うブログを見つけました。
「ムーチョ」さんと言う方が書いているブログなんですが、娘さんたちに「どうして女の子は特に不審者に気をつけなきゃいけないのか」を説明する場面で、大人が「ハッと」させられる返答を娘さんたちがしているんです。
これは、ムーチョさんの娘さんが悪いとかそう言うのではなく、子どもにまだ「性」と言う認識がないからだと言っているんです。
納得しました!
詳しくはムーチョさんのブログを載せておきますので、どうぞママパパは絶対に見てください!
我が子を性犯罪の被害から守る3つの対策
1. メールやTwitterでの情報収集と共有
行政機関がメールやTwitterを使って、不審者情報を呼び掛けているところもあります。
我が子が被害に遭う前に、不審者情報は早めにチェックしたいですよね!
ここでは、僕の住んでいる神奈川県川崎市の「メールニュースかわさき」について、例をあげて紹介したいと思います。
「メールニュースかわさき」の登録方法
登録方法は簡単です!
基本的には空メールを送信して登録をします。手順は以下の通りです。
QRコードを携帯のカメラで読み込むともっと簡単に登録できますよ!
このメールに登録しておけば、不審者情報から地域の情報まで随時情報発信されてきますので、我が子を守るためにも、あなたの住んでいる自治体のメールに是非とも登録しておいてください!
Twitterによる情報の共有
Twitterでも情報を共有することができます。
以下が、様々な行政機関が発信するTwitterです。こんな情報が発信されてきます。
【不審者情報】 7月7日(火)午前8時30分ころ、松江市浜乃木地内の駐車場で、男が、女性に対して、下半身を露出する事案が発生しました。 【男の特徴】 ○20歳位 ○165㎝位 ○やせ型 ○黒髪 ○上衣不明、茶系ズボン ○リュックサック所持
— 島根県警察安全安心情報(公式) (@mikopi_SP) 2015, 7月 7
【島根県警】
(パトネットあいちより)豊田警察署 不審者情報 ■発生日時 7月10日(金)午後8時30分頃 ■発生場所 豊田市枡塚西町地内 ■状況 男が、風呂場を覗いた ■被疑者等 男1名、50歳代 ■情報配信・・・ /あいち安全安心情報 https://t.co/zXblKZYxks #愛知 — AichiSafety (@AichiSafety) 2015, 7月 10
【愛知:豊田警察署】
不審者情報 06月26日15時10分頃、大東市北新町18番付近で、帰宅中の児童に対し、不審者が後方から近づき、児童のランドセルを押すという事案が発生しました。 不審者は、年齢40歳位、身長165歳位・・・ (安まちメール) https://t.co/PvfPmKvkPB #大阪府
— 安全ウェブ@大阪 (@AnzenOsaka) 2015, 7月 1
【大阪】
ひばりくん防犯メール【子ども・女性対象の犯罪、声かけ、不審者情報】(県警情報) 【女児を写真撮影をする不審者情報】… https://t.co/6Y0IkwWZ67 — 茨城県美浦村 (@mihovillage) 2015, 7月 1
【茨城県美浦村】
【上田市 不審者情報】 H27/6/23(火)PM5:25ころ、上田市住吉地籍の公園 … https://t.co/Am2N116ihK
— 上田市 (@cityueda) 2015, 7月 1
【長野県上田市】
(「愛媛県警察不審者情報」より)6月28日 17:30 松山市堀江町 対象者:女子中学生 不審者等:男、中肉、身長170センチ、頭頂部ハゲ 内容:女子中学生が帰宅中、突然、男が全力疾・・・ /えひめ安全安心まっぷ https://t.co/otae7T3EV8 #EHIME #愛媛 — えひめのにゅーす (@EhimeNews) 2015, 7月 1
【愛媛県】
【不審者情報】6月30日(火)、午後4時30分頃、板橋区前野町3丁目の路上で、児童が下校途中、男に声をかけられました。(不審者の特徴は、中年、短髪、黒色っぽい服、色不明ズボン、自転車利用、黒色っぽい軽快車(通称ママチャリ))志村警察署からの情報です。
— 東京都板橋区志村橋児童館 (@ita_sbashij) 2015, 7月 1
【東京都板橋区】
2. 防犯グッズの活用
万が一のために、子どもを守るための防犯グッズと言えば、やっぱり「防犯ブザー」じゃないでしょうか。
ここで、僕が考える防犯ブザーを選ぶポイント、使い方のポイントをまとめてみたいと思います。
防犯ブザーを選ぶポイント!
せっかく防犯ブザーを買っても、使えなかったら意味がありません。
まずは買う前に3つのポイントをチェックしましょう!
1. 音の大きさ
防犯ブザーを選ぶ際に覚えておく「音の大きさ」は、80db~100db(デシベル)以上のものがお勧めです。
この80db以上とは、「騒々しい事務所の中~地下鉄・電車の車内」と同じくらいです。ちなみに、100db以上とは、「電車が通るときのガードの下」や「飛行機のエンジンの近く(120db)」を言います。
2. 子どもが使いやすいかどうか
いくら性能が良くても、子どもが使えないような難しい操作のものでは意味がありません。
危ないときは待ってくれません!「アッ!」っと言う間にすぐに音が出せるものじゃないとダメですよね。
3. 丈夫・壊れにくい
日頃、毎日持ち歩くものですから、ちょっとした衝撃や振動などですぐに壊れてしまうものは選べません。
また、犯罪者にすぐに音が止められないような構造のものも選ぶ基準です。
いざ、防犯ブザーを使うその前に!使い方のポイントを確認しよう!
性能も使いやすさもバッチリな防犯ブザーを購入したところまで来ました。
ここからが重要です。
正しい使い方をちゃんと親子で共有しておきましょう!
1. 使い方を練習しよう!
パパが犯人役をしましょうか^^;
そして、子どもに襲い掛かるシチュエーション設定で、いかに子どもが防犯ブザーを鳴らせるか、そして逃げるところまで練習をしておきましょう。
万が一のときに、とっさに「体が勝手に動く」くらいまでいけたら合格です。
2. 防犯ブザーを取り付ける位置を確認する
防犯ブザーはどこにつけるのが一番いいんでしょう?
防犯ブザーは子どもの腰のあたり(ベルトなどに)に付けるといいでしょう。
そして、右利きの子どもには「左側」に、左利きの子どもには「右側」につけてあげましょう。
ランドセルなどにヒモでぶら下げるタイプはお勧めできません。
もし不審者と揉みあいになったり逃げたりしているとき、ヒモのタイプだと大きく揺れてブザーを鳴らしにくいんです。
またヒモで首を絞められたりすることもありますので、僕はお勧めしません。
※着替えたりする場合に防犯ブザーを外すこともあると思います。学校帰りに着替えて遊びに出かけたりする場合には、防犯ブザーをちゃんともう一度付けたかどうか確認してあげましょう。
3. 電池切れに注意!
購入して半年経過くらいで電池が切れるものが多いようです。
1ヶ月ごとに動作確認をしておいたほうが安心ですね。「毎月1日は鳴るか確認する」など決めておくのもいいですね。
子どもとの約束事と地域の協力
僕が小さい頃は、学校の行き帰りで必ず挨拶してくれるおばちゃんがいましたが、今ってそう言う「地域の交流」ってあるんですかね?
子どもを犯罪者から守るのは何も防犯グッズだけではないですよね。
子どもに教えたいキーワード「いかのおすし」!
どうやら、美味しいお寿司ではないようです。当たり前か(笑)
「いか」・・・知らない人にはついていかない!
『お父さんがけがしたから一緒に病院に行こう!』
『〇〇まで行きたいんだけど案内してくれないかな?』
などの言葉に注意して、絶対について行かないようにしましょう。
「の」・・・知らない人の車には絶対にのらない!
大人が車に乗って道を案内して欲しいと言うことは基本的にありません!
もしも案内が本当に必要な場合は、誰か周りにいる大人に一緒に来てもらうか、車に乗らずに地図などを紙に書いたりして教えるようにしましょう。
怪しいと思ったら、その場からすぐに立ち去りましょう。そして危ないと思ったら、思いっきり大声を出しましょう。
「お」・・・連れ去られそうになったら、おおごえ(大声)を出す!
明確に『助けて!』と言えるように、普段から練習をしておきましょう。『キャー』と言う声は助けが必要だと認識できない場合があります。
「す」・・・怖くなったらすぐに逃げる!
周りに大人がいる場合はそちらに向かって『助けて!』と叫びながら逃げましょう!
もし、周りに人がいない場合は、なるべく明るいところに向かって逃げるようにしましょう。
「し」・・・周りの大人や警察官にしらせる!
自分が危ない場面から逃げたり、友達が危ない目にあったあと、すぐに周りの大人や警察官に知らせましょう。
「誰とどこに遊びに行くか、何時頃帰るか」
友達と遊びに行くときには、日頃からこのやりとりを忘れないようにしましょう。
約束の時間になっても帰らない場合でも、探しに行くところが限定できますので安心です。
そして、一人で遊びに行かない。これも大事です。
大人としての地域の取り組み
大人ができる防犯として一番簡単に、かつ継続してできるのは「挨拶」です。
「挨拶」には2種類あります。
1つは「不審者に向けて」です。
不審者は声をかけられるのを嫌がります。顔を憶えられるのが不都合だからです。
なので、見慣れない顔の人がいたら、『こんにちは』と挨拶をしましょう。
2つ目は「子どもたち」に向けてです。
通学路を通る子どもたちがいたら『おはよう』『いってらっしゃい』『おかえり』と声をかけましょう。
子どもたちとの挨拶が習慣になれば、誰がいつも登下校しているのかわかります。
もしも不審者に絡まれていたり、いつもと違う感じであれば声をかけることができます。
また、いつも挨拶をしている「知っている家」であれば、何かあったときに子どもも助けを呼びやすくなります。
まとめ
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
子どもを狙う犯罪者は絶対に許せません。
親になって改めて、強く思うようになりました。
だから、何としてでも我が子を危ない目に遭わせたくありません。
ここまでをまとめます!
1. 子どもが被害者になる犯罪は減っていない!
2. 注意する時間帯は14時から19時!
3. メールやTwitterで不審者情報は共有できる!
4. 防犯ブザーはしっかり選び、使い方も練習しておく!
5. 「いかのおすし」は絶対に覚えておく!
6. 「誰とどこに遊びに行くか、何時頃帰るか」連携を取る!
7. 地域で挨拶を心がける!
7月10日、法務省で有識者による「性犯罪の罰則に関する検討会」が開かれました。
毎日新聞によると、このような内容について話し合いがされたようです。
刑法は強姦罪を懲役3年以上、強姦致死傷罪を懲役5年以上か無期懲役と定めるが、強盗罪(懲役5年以上)や強盗致傷罪(懲役6年以上か無期懲役)、強盗致死罪(死刑か無期懲役)に比べ下限が低い。
報告書案によると、検討会では「強姦は『魂の殺人』とも言われるように被害が長期間続く」「強盗罪で奪われた物の被害回復の仕方とは全く性質が違う」「強姦罪の量刑の水準が徐々に重い方にシフトしている」など、下限を引き上げる方向の意見が多かった。
「3年以上」って短すぎますよね。
僕は個人的には、性犯罪や未成年への犯罪は極刑を考えてもいと思っています。
だって、子どもは「国の宝」ですよ。
また、現在の「親告罪」についてもこう話し合われました。
また、強姦罪と強制わいせつ罪が、被害者の告訴がなければ起訴できない「親告罪」であることも論点となった。
事実が公になると被害者が不利益を被る恐れがあるためだが、加害者側が示談金と引き換えに告訴取り消しを迫るなど、「加害者側に有利な武器となっている」との指摘もある。
検討会では「告訴がなくても起訴できるようにすべきだ」との意見が多数を占めた。
「親告罪」でなくなることでのデメリットがもしかしたらあるのかもしれませんが、親告罪であるから「被害者が泣き寝入り」しているケースもかなり多いんじゃないかと想像もできます。是非、厳罰化・告訴なしの起訴が決まって欲しいものです。
我が子はカワイイですが、自分の子ども以外も危ない目に遭わない世の中になるように、みんなで協力しましょう。
おしまい
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