洗濯物を取り込んだら一緒にカメムシがくっついててパニックになったことありませんか?
「イヤーー!」「もう嫌だー!」「早く来てよー!」
ここ数日、毎日のようにママの悲鳴が聞こえては、僕が処理に向かいます。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
どうやらまた「虫博士」の出番のようです。夏だけじゃないんですね・・・。
今まで、カブトムシの飼い方とか、春から秋はチャドクガに注意しようねとか、夜中の蚊との闘いの記録とか、色々な「虫記事」を書いてきました。
双子育児のブログなのに・・・
しかも、今までで一番読まれている記事が「チャドクガ」の記事って言う、愛しさと切なさ(心強さはないです)が入り混じったこの感じ。
双子育児のブログなのに・・・
でも、もう気づいてる人もいるかもしれないです。僕の記事が最近、育児以外のモノが増えてるってことに(笑)
唐揚げとか、G長野とか、でもね。見てもらえるとわかりますが、特にG長野の記事なんて、下手に好きなもんだからすごく熱の入った文章になってますよ!ちょっとしたスポーツ新聞みたいになってますからね(笑)
双子育児のブログなのに・・・
そんな僕の新作です!!しかも「虫記事」!!
「虫はイヤッ!」って人は無理をなさらず、唐揚げとかG長野とかの記事を見ていってくださいね。中には美味しそうなホットサンドや松茸ご飯の記事もありますから探してみてください♪
この記事の目次
秋から冬に洗濯物にくっついてくるカメムシはこんなヤツだ!
なんででしょうね、干してるときとか、取り込んでるときには全く気がつかないんですけど、洗濯物を畳んでるときに「ヒョッコリ」顔を出すんですよ。
「マルカメムシ」と言うブロンズ色のあいつ
大きさは大人の小指の爪よりちょっと小さいくらいですかね。通常は1匹で、さりげなく、そっと潜んでいます。
画像は「里山の生き物たち」さんのブログからお借りしました。このブログ、里山好きな僕は密かに覗いて楽しんでいます^^
クズなど、マメ科植物の茎でよく見られる小さな丸っこいカメムシ。一見カメムシらしくなく、むしろ甲虫の仲間に思えてしまう。
原っぱや林の周辺の草地でごく普通に見られ、何十匹もの集団を見かけることも多い。近年は、都市近郊の空き地に繁茂しているクズにたくさん発生している。時には人家に飛んでくることもあるが、臭いにおいを出すので嫌われる。
「昆虫エクスプローラ」さんより引用
このように、このマルカメムシは普段は自然の中にいるんです。しかし、寒くなってくると温かいところを求めて日当たりのいい場所に集まってきます。
それが、乾いてほのかに温かくなった洗濯物だったり、干した布団だったりするんですよね。そして、温かいところと言えば、日当たりの良い外壁だったり、屋根、外壁の隙間などにも集団で集まってきます。
みんなで集まれば「おしくらまんじゅう」みたいで温かいみたいですね。でも、それ見つけたときの恐怖ったらハンパないです・・・。
ところで、何で洗濯物にくっつくの??
なんで洗濯物に、しかもキレイになった洗濯物にカメムシはつくんでしょうか??下手したらもう一度洗わなきゃいけないなんてことにもなりかねません。
なんで?いじめ?新手の嫌がらせか!?
いやいや、実はカメムシ(マルカメムシ)って白いものが好きなんです!
カメムシはもともと、冬は冬眠する習性があります。だから10月から11月にかけて、気持ちよく眠れる寝床を探して飛び回ってるんですね。そして、途中で疲れると休憩するんですけど、それが温かい外壁だったり洗濯物だったりするんです。
だから、よく見てみてください。その外壁って白くないですか?白いタオルやTシャツ、ワイシャツにいませんか?
あの独特な「青臭い」ニオイは何なの??
カメムシを知らずに触ってしまったとき、「しまった!」って思い後悔します。そう、あの青臭いニオイ、あのニオイは強烈ですよね。
調べてみると、あのカメムシ独特の青臭いニオイは、「トランス-2-ヘキセナール」と言う主成分らしいんです。カメムシは外部からの刺激や攻撃を受けると、この臭いガスを分泌して相手を攻撃します。
この「トランス-2-ヘキセナール」は、天然ではキュウリやトマト、リンゴやバナナなどにも含まれていて、その成分は慢性疲労を和らげる効果もあるそうです。なんだか、良いヤツなのか悪いヤツなのかわからなくなってきました^^;
ちなみに実はカメムシ自身、この悪臭に耐えることができません。なので、コップなどに入れてフタをして振ると、その刺激で分泌した自分のガスで死んでしまうんです。なんか残念ですよね・・・。
さて、このカメムシとどうやって付き合っていこう?
「見つけたら踏んづけちゃえばいいじゃん!」なんて簡単には言えないんですよね。
だって、どこにいるかわからないんですもん。気がついたら部屋の中にいたり、洗濯物の中から出てくるんですもん。
じゃ、どうしましょ?掃除機で吸っちゃう??
いやいや、それすると大参事です・・・。部屋中が青臭くなりますから絶対にダメですよ(笑)
カメムシのニオイを取る方法はコレ!
カメムシが分泌する、この「トランス-2-ヘキセナール」は親油性ですので、実は油に溶けるんです。
油に溶けると言うことは、例えばカメムシを触ってしまって、手にニオイがついてしまったときなどは、オリーブオイルなどを手に馴染ませてから石鹸で洗うと簡単にニオイが落ちるんです!
じゃあ、衣類に付いちゃったら?油つけてもいいけど、油の染みができちゃいますよね?そんなときはこうしましょう!
- 柑橘系の中性洗剤をぬるま湯に入れて、ニオイのついた衣類を半日ほど浸ける。
- その後、普通に洗濯をする。
これでニオイは消えるんです!まあ、ちょっと手間かかりますけどね・・・。
洗濯物につくカメムシはどうしましょう?
答えは簡単ですね。
洗濯物を部屋の中で干しましょう!
そうすればカメムシが洗濯物に紛れ込んでくる可能性はほぼなくなります。でも、それは出来ないと言うかしたくないですよね?
だって、部屋干しすると生乾きのニオイがするし(部屋干し専用洗剤もありますが)、できれば天気の良い日にサッパリと乾かしたいですよね!
ここで、ちょっとおさらいです。カメムシは「白いもの」「温かい場所」に集まる習性があります。と言うことは、白い衣類は着ない?そんなことしたら、パパはワイシャツ着れなくなっちゃいます。
そこで考えるポイントは2つです。
- 白い衣類を守るために、洗濯カバーの中に干す。
- 物干し竿に吊るすタイプの防虫剤を白い衣類の近くに吊るす。
特に、カメムシ専用の防虫剤はこの時期お勧めの逸品です!しかも使うときだけ外に出して、使わないときはチャックを閉めて保存できるから2ヶ月使えます!ちょうど10月11月に使えますね♪
ただし、残念なことが1つあるんです・・・。
実は、カメムシは数年に1度の頻度で大量発生します。見たことありませんか?壁や窓などにビッシリと大群がいたところを。
もう想像するだけで気持ち悪いですが、こうなってしまうと防虫剤をしても防ぎようがありません。こうなったら潔く諦めましょう^^;
最後に
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
育児をして初めてわかったことなんですが、子どもができると洗濯物がもの凄く増えるんですよね。しかも双子だし。
だから、その洗濯物の中にカメムシがいたら、しかも子どもの服にいたら、「また洗濯か・・・」ってなっちゃうんです。だから、実はこの「カメムシ問題」は「育児問題」でもあるんですよね。
ちなみに、僕はそっとティッシュで包んでトイレに流しちゃいます。普通にゴミ箱に入れたら外に這い出してくるかもしれないですからね。カワイソウですけど、そこは心を鬼にしてトイレのレバーを倒して「ジャーーーー」です。
最後に、カメムシとアブラムシとアメンボとセミは仲間なんですよ。
おしまい
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