癖にならない?3歳児の便秘に医師の指導のもと市販の浣腸をしてみた
こんにちは、双子のパパYuichiです。
どうにもこうにも、なかなかどうしてです。
1号の便秘がなかなかよくなりません。
今までの対策としては、処方された酸化マグネシウムを飲ましたり、水分を多く摂らせたり、食物繊維の豊富なものを食事で増やしたり、いろいろとしているんですが、なかなか改善されません。
僕らもどうしていいかわからない感じになりますが、長期間出ないときの2号の苦しみを見ているとこちらの胸が苦しくなります。
うんちが出ないと食欲も減ってきて、大好きなご飯も食べられなくなります。
定期的にかかりつけの小児科に診てもらっていますが、浣腸や 摘便(てきべん:うんちを掻きだすこと)をしてもらって一時的にスッキリしますが、2週間ほどするとまた出にくくなります。
病院でうんちを出してもらうのにも、時間がかかるし、余計な病気(感染)をもらってきても困るし、ってことで市販の浣腸もいいかなと思い、病院の先生に指導してもらったので、2号の浣腸の体験談をまとめたいと思います。
子どもの便秘に「イチジク浣腸」を使ってみた体験談
こんな体験談、もしかしたら誰も見ないかもしれませんが、後で自分で見直すことがあるかもってことで書いていきます。
「イチジク浣腸10(赤ちゃん~5歳)」の使い方
僕らは、3歳の1号に合うものとして、一般的に使われている「イチジク浣腸10(赤ちゃん~5歳)」を選びました。
薬局やドラッグストアでも普通に販売されていますので探してみてください。
「イチジク浣腸10」の基本的な使い方は、公式サイトを見ながら簡単に紹介します。
用法・用量
1歳以上6歳未満
1回1個(10g)を直腸内に注入して下さい。
1歳未満
1回1個の約半量(5g)を直腸内に注入して下さい。
それで効果のみられない場合には、さらに同量をもう一度注入して下さい。
※容器の中程を 2 本の指で軽く押し両指先が当たるまで注入して下さい。
※0歳は容器に入っている薬剤を半分の量で、それ以降は1回で全部の量を使い切ります。
成分・分量
- 本品1個(10g)中
- 日局グリセリン・・・5.00g
- 添加物・・・ベンザルコニウム塩化物含有
- 溶剤・・・精製水使用
注意事項
- 用法・用量を厳守して下さい。
- 本剤使用後は、便意が強まるまで、しばらくがまんして下さい。(使用後、すぐに排便を試みると薬剤のみ排出され、効果がみられないことがあります。)
- 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。
- 特に乳幼児の場合には、安易な使用を避け、浣腸にたよりすぎないよう注意して下さい。
- 無理に挿入すると直腸粘膜を傷つけるおそれがあるので注意して下さい。
- 冬季は容器を温湯(40℃位)に入れ、体温近くまで温めると快適に使用できます。
- 浣腸にのみ使用して下さい。(内服しないで下さい。)
赤ちゃんに使用するときは、できれば医師にお願いしたほうがいいですね。
公式サイトにもそのリスクについてこう書かれています。
赤ちゃんは、まだ、臓器が未熟なうえ、便秘以外の病気が原因で便がでない場合があります。浣腸をしたことにより、その病気を悪化させるおそれがあるので、注意が必要です。
イチジク製薬では、赤ちゃんの安全を考え、3ヶ月未満の赤ちゃんの場合は、必ずお医者さんの診断後、また、3ヶ月以上1歳未満の赤ちゃんの場合は、お医者さん、薬剤師さん、または、登録販売者さんにご相談後、ご使用していただくようにお願いしています。
詳しい説明は添付された説明書にも書かれていますので必ずご覧ください。
PDFも置いておきますのでどうぞ。
使い方(動画で説明)
初めて自分の子どもに浣腸をする場合は不安があると思います。
もちろん医師に相談して、そのやり方を教えてもらいますが、使い方動画もありましたので参考にしてみてください。
「イチジク浣腸10」を使ってみた感想
基本、子どもって浣腸を嫌がると思います。
病院で経験ある子ならなおさらかもしれません。
なので、動画にあったような「左向きに横になる」ことはしませんでした。
ちなみに、この姿勢にするとS状結腸以下の部分が自然な向きになるので薬液が流れ込みやすいという理由があります。
体を抑え込んで浣腸のしやすい姿勢を保つ
実際には1号にこんな感じで「ごめんなさい」のポーズをしてもらいます。
そして、このままでは「イヤイヤイヤー」と逃げ出してしまうので、上からあまり力を入れ過ぎないよう、包み込む感じで抑え込みます。
イメージはこんな感じです。
優しく語りかけながら、それでいて動かないようにするのがポイントです。
できればママと2人で浣腸するといいですね(我が家ではママが抑え込み、僕が浣腸します)。
素早く優しくお尻に差し込んで浣腸します
1号は(2号も)まだオムツが取れないので、うんちはオムツにしてもらいますが、オムツが取れている子は、浣腸をしてからスムーズにトイレに行ってうんちができるように、トイレの近くで浣腸するといいと思います。
浣腸をする流れはこうです。
- 浣腸を袋から出して準備をする
- 2号を抑え込む
- ズボンとオムツをお尻の穴が見えるくらい下げる(すぐにお尻をしまうので全部は下げない)
- 浣腸する
- ズボンとオムツを上げる
- 便意を待つ
- うんちが出たら処理して完了
子どもが浣腸を嫌がることも大いに考えられますので、いかにスムーズに丁寧に遂行させるかが鍵となります。
自宅で市販の浣腸をするときの注意事項
実際に子どもに浣腸をしてみてわかったことがいくつかありました。
最初は絶対といっていいほど抵抗するので、優しい気持ちで包みこむことが大切
1号のときもそうでしたが、やっぱり最初は嫌がります。
思いっきり抵抗します。
でも、それは当たり前だとい思うので(痛いし嫌だし)、そこは大きな声を出したり怒ったりしないで、優しい声をかけながら進めていきます。
浣腸ですら「いい思い出」にしてあげたいですからね。
「もしも」のときのことを考えて下にタオルなどを敷いておくことも
浣腸したらすぐにオムツを上げますが、薬液がすぐに出てきたり、うんちが我慢できずに出てきてしまうことがあります(ウチはまだ大丈夫ですが)。
そうなったら、ワチャワチャして大変なことになりますので「予防線」は張っておきましょう。
汚れてもいいタオル、レジャーシートなど、すぐに洗えて後悔しないものを下に敷いたり、トイレまでの導線に強いておくといいでしょう。
漏れてしまって「何やってんだよ!もうっ!」なんて言っちゃったらかわいそうですからね。
浣腸や薬に頼っても癖にならないから積極的にやったほうがいい
僕は最初、「絶対に癖になるからあまり使いたくない」と思っていましたが、これって全くの逆みたいです。
かかりつけの病院の先生に聞きましたが、こう言っていました。
・酸化マグネシウムも癖にならないから続けるべし
・むしろ浣腸や酸化マグネシウムより、便秘のほうが癖になりやすいから徹底的に出すべし!
ちなみに、ネット上でも病院関係のサイトで同じようなことを言っていました。
参考までにこちらもどうぞ。
できないと思ったら無理せずに医師に任せる
浣腸って簡単にできるんですけど、でも一歩間違うと直腸を傷つけてしまうので危ないんですよね。
腸に傷がつくと、薬液のグリセリンが血液中に流入して、溶血や腎不全を起こす危険性が高く、また、うんちが傷口から入ることにより腹膜炎を起こす可能性があります。
ただでさえ暴れたり、いうことを聞いてくれない3歳児ですので、無理に浣腸しようとせず、「これは自分では無理だな」と思ったら病院で浣腸してもらいましょう。
小児科だったら(特に町医者などのちいさなところでは)、当たり前のように心置きなく浣腸してくれるので安心ですよ。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
人生初の「浣腸」は緊張しました。
1号の便秘はなかなかの曲者で、僕らもかなり苦戦しています。
今もまた別の方法で便秘解消に取り組んでいますが、これが成功するといいなあと願っています(うまくいったら記事にします)。
最初は、浣腸は癖になると思っていましたから「むしろ積極的に出した方がいい」「溜めないようにする」ということは驚きでした。
なので、家でも積極的に1号のうんちを出してあげたいなと思っています。
ただ、記事の中でも書いていますが、力いっぱい、無理やり浣腸しようとすると直腸を傷つけて大変なことになってしまうことがあるので、ここだけは気をつけようと思います。
無理はしないで病院でお願いする。
この選択も大切です。
楽しく、美味しく、みんなでご飯を食べるためにも、保育園でたくさんお友達と遊ぶためにも、しっかりとうんちを出してあげたいなって思います。
おしまい
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