【レビュー】死なせない育児を目指す!ボンベイさん著『家事なんて適当でいい!』は双子育児を頑張る人の応援歌でした
こんにちは、双子のパパYuichiです。
2019年6月27日、僕ら双子育児をするママパパの背中をそっと押してくれる、いやドーンと押してくれる本が発売されました。
その名も『家事なんて適当でいい!』ボンベイさん(著)です。
あるとき、Twitterでこの本が発売されると聞き、その内容を見たとき、即効で予約しようと思ったんです。
ボンベイさん(@HUTACHAN_twins)の本。3人育児していて、特に家事に追われて子どもたちに辛く当たって自己嫌悪の毎日が今でも続くことがあるから、こういう本がもっともっと広がって欲しいと思う。6/27発売だから今から予約!!https://t.co/RhSG0y5hFN
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブにも出たい (@fp_yuichi_fp) 2019年6月3日
ボンベイさんは僕らと同じ双子育児をしているママさんです。
僕がこの本を知ったとき、「双子育児の大変さ=頑張りすぎること」と感じていたので、この本で書かれていることができたら本当に気持ちが楽になるなと思ったんです。
Yuichiさん、ありがとうございます😭🧡ポジティブに想いが伝わるといいなと思います。
— ボンベイ / 保育所からの着信は心臓に悪い (@HUTACHAN_twins) 2019年6月3日
すぐに購入したい方はこちらから(楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングのどれでも)購入することができます。
※紙本の初版印税は全額子育て支援団体へ寄付されます(ボンベイさんのご意思です)
今日はまだこの本を手にしていない人のために、『家事なんて適当でいい!』がどんな本なのか、ボンベイさんとはどんな人なのか紹介したいと思います。
この記事の目次
ボンベイさんの『家事なんて適当でいい!』はどんな本?
まだこの本について知らない方でも今日の内容についてこれるように、作者であるボンベイさんの紹介と本の内容について(できる範囲で)お伝えしたいと思います。
詳しい内容については、ボンベイさんの本を実際に手に取ってその空気感や思いを感じてください。
ボンベイさんとは?
作者のボンベイさんは、僕らと同じ双子育児をしているママで、Twitterやインスタグラムなどで絶大な人気を得ているそうです。
以下はボンベイさんについてAmazonで紹介されている内容です。
5歳の長女と2歳の次女と三女の双子の子育てに奮闘する働くママ。「死なせない」を最重要ミッションに掲げ、無理をしない、辛くない、ママも幸せになる家事育児の方法をSNSで発信している。その投稿が子育てに悩むお母さんたちの共感を呼び、インスタグラムは2か月でフォロワーが4万人以上増加。現在も精力的に子どもとの暮らしについての情報発信を続けている。
引用:Amazon『家事なんて適当でいい!』より
紹介文でも書かれている通り、この「死なせない」育児というフレーズに胸を撃ち抜かれました。
また、現在5歳と2歳の3人のお子さんを育てているという点でも、我が家に家族構成が似ているので勝手に親近感を持ってしまいました。
『家事なんて適当でいい!』の内容は?
『家事なんて適当でいい!』は大きく4つの章から構成されています。
序章 母の幸せが家族の幸せ
第1章 楽になる家事
・家事できなくても死なない
・「料理がきらい」でいい
・残り体力別ご飯
・待てない子には先にデザート など
第2章 楽になる育児
・今しなくていい苦労はしない
・パジャマで寝なくてもいい
・イライラするのは当たり前
・キレやすい自分が大きらい など
第3章 楽になる行動
・一度すべてをやめてみる
・自分の機嫌は自分でとる
・パパに任せて家から飛び出す など
第4章 楽になる考え方
・母親として自信のある人はいない
・いつもそばにいることが愛情じゃない
・母乳を与えている期間は、攻撃性が2倍になる
・おばちゃんに懐くのがイヤ など
一部ですが、目次を紹介しました。
この目次見ただけで「ああ、そうなの!」「わかってる!」ってなりませんか?
双子パパとして『家事なんて適当でいい!』で共感・ためになったところ
『家事なんて適当でいい!』は双子育児をするママに向けて書かれた本ですが、でも双子パパである僕にも共感するところやためになるところがたくさんありました。
ここでは、数多く共感できたところの中から3つ紹介したいと思います。
「死なせない育児」は双子育児じゃなくても実践可能!
「ちゃんとお風呂に入れないといけない」
「ちゃんと残さずご飯を食べないといけない
「ちゃんとスプーンで食べないといけない」
この、「ちゃんと~しないといけない」って呪縛のように僕らを縛っていませんか?
もちろんできたことにこしたことはないですし、将来のことを考えたら絶対にできたほうがいいです。
でも、全部が全部「今できないといけない」んでしょうか?
僕らは無意識のうちに子どもたちの楽しそうな顔や頑張っている姿を見失っていませんか?
このような葛藤は双子育児をするママパパに限った事ではないと思うんです。
1人育児でも3人育児でも、最悪「死なせない」がセーフティーネットになれば、それでOKでもいいんじゃないでしょうか?
双子育児で「楽をする」ことは悪いことじゃない!
双子育児って「普通に」にやろうと思っても苦労します。
出来ないことの方が多くてすぐに自分の不甲斐なさに心が折られます。
だから少しでも「できるようになろう」「ちゃんとしなきゃ」って思うんですよね。
頑張れば頑張るほど、子どもたちにも辛く当たってしまったり、パートナーに怒りをぶつけてしまったりします。
でもそんなとき、「今日だけは絶対に怒らない!」と決めたらどうでしょう?
本の中では「自分の子どもではなく、大切な人の子と思う。」「ベビーシッターになりきる」と書かれています。
我が子じゃなければ注意することはあっても、ブチ切れたりしないんだそうです(これは納得)。
家事育児をやっていないパパが「家事なんて適当でいい!」と言ってはいけない!
この本を読み進めていくうちに、ひとつ感じたことがあります。
それは、この本のタイトル『家事なんて適当でいい!』を気軽にパパが言ってはいけないということです。
特に家事や育児を普段からあまりしないようなパパは…
そんなパパがこの本を読んだからと言って、ママにこう言ったらどういう反応が来るかすぐわかりますよね。
「何もしないお前が言うな!!」
「適当にしたら文句言うのは誰だよ!!」
「お義母さんに言うだろ!!」
まだ家事育児に自信がないパパは、まずはこの本を読んでママがどんな気持ちで双子育児をしているかを知ってみましょう。
そして、そんなママがリラックスできるようにママに自由な時間をプレゼントしてみませんか?
本気でやれば冬でも汗をかく双子育児ですから、あなたの本気・男気をママに見せてカッコ悪い(それがカッコイイ)パパになってみませんか?
まとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
双子育児をしていて、こんな本に巡り合えると不思議な勇気が湧いてきます。
こんな仲間がいる!こんな戦友がいると。
『家事なんて適当でいい!』は何度読んでもいいですし、1回だけでも心をすっと軽くしてくれる効果があります。
双子育児は毎日不安や葛藤との戦いです。
自分の気持ちのよりどころ、心を平静に保てるところ、ぐらついた心を支えてくれるところ、そんな場所をいくつか持っているとそれだけで安心できるかもしれません。
この本に出会って、僕の新しい場所がまたひとつ見つかりました。
双子育児は大変ですけど、まだまだ僕らの本気はこんなもんじゃない!
もっと楽しく、もっと楽して、子どもたちと一緒に家族そろって笑顔で生きていきましょう。
おしまい
※紙本の初版印税は全額子育て支援団体へ寄付されます(ボンベイさんのご意思です)
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