【パパにも知っていて欲しい!】もしかして乳腺炎?症状が悪化する前に知っておきたい10のこと。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
双子のパパさん、「乳腺炎」って知ってますか?
ママなら誰しも知っている、そして恐れている乳腺炎。
パパにはこのツラさわからない人も多いと思います。
だから、ママが『おっぱいが痛い』って言っても『大丈夫~?病院行く?』くらいしか言えないかもしれません。
でも、パパがこの乳腺炎についてもっと知っておけば、ツラさを知っていれば、ママに優しい言葉がかけられるんじゃないかな、優しい態度になれるんじゃないかなって思って、今日は乳腺炎についてまとめてみたいと思います。
この記事の目次
乳腺炎について知ろう。
1. 乳腺炎で困っているママは多い
乳腺炎で困っているママって非常に多いんです。
先週から乳腺炎になり、未だ完治せず。とうとう抗生剤も追加になっちゃった
— espoir (@eb93rose93) 2015, 7月 4
抗生剤まで・・・
いいなあ下着代浮いてウラヤマw某ユ○クロのブラトップ系ので事足りそうだもんな。乳サイズと下着のせいで乳腺炎になった時はビックリしたもんだ。ねえ知ってる?乳って中で膿持つと皮膚が勝手に破れて穴が空いて出てくるんだぜ病院行って点滴と抗菌薬処方必要なんだぜ乳ガンじゃなくて助かったぜww
— りにゃ゜ (@ryinya) 2015, 6月 27
穴が開くんですか!?それってすごい怖いじゃないですか!
とりあえず助産師さんは母乳じゃないと子どもが健康に育たないとか、母乳でないとかわいそうとか、断乳したら乳腺炎になるとか、初めての出産で右も左もわからず出血量半端なくて普通の半分しか血がなくて母乳がなかなか出ないお母さんへ3時間おきに呪いのように言い続けるのをやめてほしい。(実話)
— にゃんばる(猫春) (@nyanbal) 2015, 7月 3
助産師さんのアドバイスって「偏ってる」って言う人多いですよね。
夜間長時間寝てくれるのは身体が楽…だけど乳腺炎なるかと思った( ;´Д`)あんなに張るんか(*_*)
— syrup (@nanohanasyrup) 2015, 6月 30
ウチのママもパンパンに張っていました!辛そうですよね(>_<)
2. 乳腺炎とはどんなものか?
乳腺炎とはどんなものか?
沖縄にある、ちばなクリニックさんのホームページで詳しく載っていたので紹介したいと思います。
乳腺炎とは、乳腺に炎症や細菌感染を起こし、赤く腫れたり痛みや熱感を伴う状態です。
一般的に18才~50才に多く起こりますが、授乳期におこる授乳期感染症と、授乳と関係のない時期に発症する非授乳性感染症に分けられます。
授乳期に乳汁が乳腺内にたまって起こる場合を「うっ滞性乳腺炎」といい、乳房が腫れて硬くなリ、触ると痛みがあります。
この状態から乳頭に細菌が入って感染を起こすと「化膿性乳腺炎」となります。
うっ滞性乳腺炎よりも症状はさらに強く、乳房が赤く腫れ上がって激しく痛み、高熱が出ます。
ちばなクリニックさんより引用
3. 「急性乳腺炎」と「慢性乳腺炎」
乳腺炎には2つの種類があり、急性乳腺炎と慢性乳腺炎とがあります。
慢性乳腺炎
慢性乳腺炎は、硬いしこりができて、膿瘍(のうよう)ができて破れる。これを繰り返します。
多くは乳頭、乳管の形成不全と合併していて、特に陥没乳頭と合併したものが最も多いと言われています。
また、慢性乳腺炎は、別名「乳輪下乳腺炎」とも呼ばれ、授乳などとは関係なく発症します。
4. 急性乳腺炎には「うっ滞性乳腺炎」と「化膿性乳腺炎」の2つがある
急性乳腺炎は2つの種類に分けられます。
うっ滞性乳腺炎
うっ滞性乳腺炎の症状には5つのポイントがあります。
■ 乳房に痛みが出る
■ 乳房が腫れ、一部に軽く赤みがさす
■ 乳房に硬い「しこり」ができる
■ 発熱がある
■ 乳頭に白斑ができる
化膿性乳腺炎
化膿性乳腺炎の症状には6つのポイントがあります。
■ 乳房が硬く赤く腫れる
■ 乳房に硬い「しこり」ができる
■ 乳房に激しい痛みが出る
■ 38℃以上の高熱が出る
■ 脇の下のリンパが腫れる
■ 膿瘍(のうよう)ができて破れる
博愛医院さんのホームページでは、その原因をこう伝えています。
化膿性乳腺炎は、分娩後2週間後くらいから発症することが多く、乳児が乳を吸う際に、乳頭や乳頭周辺の皮膚が傷つき、そこに黄色ブドウ球菌などの細菌に感染し、炎症を起こします。
博愛医院さんより引用
5. 乳腺炎ってどんな痛さなの?
実際に痛みを語っているママさんたちのTwitterを拾ってみました。
乳腺炎が慢性化してる。 痛すぎて寝れんし、ほんまきついねんけど。
— みほ (@miho1034) 2015, 7月 2
痛すぎて寝れないって、相当ですよね・・・。
ブラトップのキャミの上にTシャツ着て更に長袖パーカーで寒いので体温計ってみたら38度超えてた。そりゃ関節も痛い。しかし、乳の痛みに熱に関節痛、乳腺炎かなぁ…
— ぐるみ (@gloooooomy) 2015, 7月 1
関節も痛くなるみたいです。
今回初めて乳腺炎になった。 マッサージしてもらってる間、痛すぎて悶絶( ¯−¯ ) 陣痛より痛いかも。詰まってるものをとる為に乳首に針でチクリ…痛すぎる‼︎
— ♡みぃ♡ (@chloe_62) 2015, 6月 29
えっ!?乳首に針刺すんですか???
これは大分やばい また乳腺炎や どんだけなるねん 激痛やばいし 関節痛がやばくてじっとしてられへん とらきもまだ熱治ってないのにピンチすぎ 明日にわ治ってますように
— Mina (@mirandaminya) 2015, 6月 27
やっぱり何回もなるんですね・・・。
乳腺炎ほんとに辛いし(私がなった時は39度超の発熱と、インフルエンザの時のような関節痛、悪寒プラス飛び上がるほどの乳房痛)、昨日ケーキ食べたからじゃない?とか言われてたいへん悲しい思いをしたので…
— よく眠りたまに色々考える主婦 (@toppinpararin) 2014, 8月 17
インフルエンザのときのような症状なんですって!これはツラいですよね(>_<)
2人目出産後に「甘いものと油脂分は絶対に食べないで下さいね。」と看護婦さんに注意を受けてたのにお見舞いのシュークリームを隠れ食いしたら夜にガンガンにチチが熱をもって腫れあがり、即看護婦さんにバレたの思い出した。乳腺炎といい後陣痛といい産後の落とし穴多いよね…。
— たく たく (@takutaku999) 2012, 9月 26
やっぱり、甘いものってダメなんですか!?
6. 「しこり」ってどんな感じ?
乳腺炎の特徴のひとつとして、「硬いしこり」のようなものができると言うのがありますが、実際どんなものなのでしょうか?
僕もママの「しこり」を触らせてもらったことがあるんですが、触ってみた感触は「思ったより硬い」って言う印象でした。
大きさは「500円硬貨」よりちょっと大きめな「石」が入ってる感じでしょうか。
触ると相当痛いみたいですので、授乳も大変そうです。
乳腺炎への対策
7. 乳腺炎の原因は?なりそうな人ってどんな人?
乳腺炎になりやすい人は産後まもなくの人が多いようです。
産後まもなくは、ママの母乳の分泌量も赤ちゃんの飲める量も安定していません。
母乳がたくさん出るのに、赤ちゃんがあまり飲めずに母乳が詰まってしまったり、母乳をたくさん出そうとして搾乳を頑張りすぎて乳腺炎になってしまうこともあります。
乳腺炎になりやすい人の特徴として4つのポイントがあります。
■ 生まれつき乳腺が詰まりやすい
■ 脂っぽい食べ物や、甘いものを食べるのが好き
■ ストレスをためやすい
■ 授乳の姿勢がいつも同じ
4番目の「授乳の姿勢」は、赤ちゃんの飲みやすい姿勢なんかもありますが、できれば「縦・横」「フットボール」など色々な姿勢で授乳したほうがよさそうですね。
8. 乳腺炎になったときの対処法
乳腺炎の原因は「母乳の詰まり」ですから、基本的には母乳を出してあげることが一番です。
積極的に赤ちゃんに母乳をあげたり、搾乳したりするようにしましょう。
また、乳房が腫れていて痛い場合は、対処療法的なものですが、乳房を冷やすことも痛みを和らげる方法のひとつです。
保冷剤などをタオルでくるんだりして使うといいですよ。
高熱が出たり重症化した場合
40℃以上の高熱が出たり、腫れが乳房全体に拡がったり、関節が痛くなったりした場合には医師の診察を受けるようにしましょう。
乳腺症には、上記で挙げたように化膿性乳腺炎と言うものもあります。
これは乳頭の傷口から雑菌などが入り化膿することで起こります。
ひどくなると乳房を切開することもあります。
9. 病院ではどんな治療をしてくれるの?
乳腺炎の治療ってどんなことをするんでしょうか?
先ほどご紹介した、博愛医院さんのホームページでは乳腺炎の治療法についてこう説明していました。
検査は、まず問診によって、症状の度合いなどを伺います。
次に、触診によって、乳房の状態を調べます。さらに、状態によっては、超音波検査、血液検査などを行う場合があります。
治療は、うっ滞性乳腺炎の場合、乳汁のうっ滞を解消する為、搾乳や乳房のマッサージをします。
化膿性乳腺炎の場合、乳腺が細菌に感染しているため、有効な抗生剤や消炎剤を服用します。さらに、授乳を中止し、炎症をひろげないようします。また、炎症がひどい場合、切開し、膿を排出しなければならないこともあります。
慢性乳腺炎の場合、一時的に抗生剤や消炎剤を服用することもありますが、根本的な病巣を切除しない限り、再発する可能性があります。
そのため、感染した乳腺などの部位を切除することもあります。
なるほど、これを見ると、かかっている乳腺炎の種類や度合によって治療法が異なるんですね。
と言うことは、早めに医師の診察を受けて、乳腺炎の種類を確定させたほうがよくないですか?
10. やっぱり早めに病院に行ったほうがいい?
僕らパパは簡単に『痛いなら早めに病院行ったほうがいいんじゃない?』って簡単に言います。
でも、この言葉にけっこうママたちは「イラッ」としてるかもしれません。
なぜなら、わかっていてもそうできない思いがいくつもあるからです。
『簡単に病院に行けって言うけど、その間、この子たちどうするの?』
『そんな時間ない!』
『できれば頻繁に授乳回数を増やして乗り切りたい』
『母乳外来や助産婦さんからけっこうキツイ言葉言われるって聞くし・・・』
だから、痛くても我慢しちゃったり、なかなか行動に移せないって言うのがあるのかもしれません。
でも困ったらやっぱり病院に相談
とは言え、乳腺症も重症化すると治療をしなければいけなくなります。
そうなると授乳する機会も減ることにも繋がりますし、生活のリズム、環境も崩れてしまいますよね。
そう考えると、やっぱり早いうちに病院で診察を受けて、「どう対処するか」を早めに考えておいたほうがよさそうです。
病院以外にも相談はできる!
以前、記事にもまとめましたが、病院以外にも電話で相談できるところがあります。
このように、困った時に相談できる手段をいくつか確保しておくといいですね。
まとめ
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
双子のパパさんたち!乳腺炎についてわかっていただけたでしょうか?
乳腺炎ってツラくないですか?ママたちはこんなツラい思いをしながら毎回授乳をしてるんです。
だから軽はずみな言葉はかけられないですよね。
実はこれ、僕の体験談なんです。僕は『痛いなら早く病院行ったほうがいいんじゃん?』って言ってました。
でも、言うのは簡単ですけど、そう簡単にいかない理由もあるんですパパは、それにまずは気づいてあげることが大切なんじゃないでしょうか。
ここまでをまとめます。
1. 乳腺炎に困っているママは多い!
2. 慢性乳腺炎、急性乳腺炎があり、急性乳腺炎には「うっ滞性乳腺炎」と「化膿性乳腺炎」の2つがある!
3. 乳腺炎は生まれつきの乳腺の細さ、食生活、母乳を与えるときの姿勢、赤ちゃんの飲む量、傷からの細菌の侵入が原因!
4. 病院への相談は早めのほうがいい!
5. 病院以外にも相談できるところはある!
妊娠・出産・子育て、この3つって、「パパにはわからない、ママにしかわからない苦労・ツラさ」って結構ありますよね。
やっぱりそんなときに、パパは軽々しく言葉を発しちゃいけないんじゃないかなって思います。僕の体験談(失敗談?)を基に今回の記事も書いていますから、やっぱりそう思う訳です。
だから、パパは赤ちゃんだけでなく、ママの行動や言動もちゃんと観察しなくちゃって思います。ママのちょっとした変化を感じ取ることができれば、優しい言葉もかけられますよね。
でも、これって日頃から意識していないとダメだと思うんです。
例えば、ママの美容院へ行ったあとのヘアースタイルの変化や服装、料理の味付けや新しいレシピが出てきたとき、パパがどんな言葉を発するか重要になってきます。
あーーーーーー、また自分に向けて言葉発信してる・・・(苦笑)。こんな感じで自問自答しながら毎日の育児と仕事をしております。
そんな双子のパパYuichiを、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
おしまい
【よかったらコチラもどうぞ♪】
育児系サイトで有名な「Conobie」さんで記事を書かせていただきました♪
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