【続報!】日本でのMERS感染対策はどうなってるの?
こんにちは、最近ウィルスやら虫やらの記事が多くなってきた、自称「虫博士」こと双子パパYuichiです。
なぜウィルスやら虫やらの記事が多くなってきたかと言うと、もうみなさんもご存じですよね?
このどれもが警戒レベルになってるんです。
特に「MERS」は毎日トップニュースで取り上げられていますから、誰もが心配なんじゃないでしょうか。
そこで今日は、今現在の日本のMERSの感染対策はどうなっているのかに迫ってみたいと思います。
「MERS」とはどんなウィルスか?
MERSの基礎知識
「MERS」とは中東呼吸器症候群の略で、MERSコロナウィルスに感染すると発熱や咳など風邪と似た症状を発症します。
感染源はヒトコブラクダと言われていて、咳やくしゃみなど唾液からの飛沫感染で「ヒトからヒト」へ感染すると言われています。特に呼吸器系の疾患のある人や糖尿病、免疫不全などの疾病を持っている人は要注意なんです。
もし、感染が疑われるようなら病院には行かないでください!
ちょっと矛盾するようですが、病院に行ったらダメなんです!
何もせずに病院に行ってしまうと、そこで感染が拡大する恐れがあります。
なので、感染が疑われたらまずすることは、最寄りの保健所に連絡することです!
そして、指定された病院に向かいましょう。
今現在、ワクチンや特効薬はない
今の医療技術では、MERSコロナウィルスに対するワクチンはありません。
なので予防接種もできないし、特効薬もないので「感染しないこと」が一番重要なんです。
だから恐いんですよね!
MERSの基礎知識についてもっと詳しく見たい人は、先日出した記事にまとめていますのでコチラをご覧ください!
韓国での感染拡大
MERS感染の“震源地”は韓国です。
厳密に言えば中東なんですが、WHO(世界保健機構)によれば中東以外でこれだけ感染が拡がったのは過去に例がないそうです。
6月5日のロイターの記事では韓国での感染の拡大をこのように伝えています。
韓国保健福祉省は5日、中東呼吸器症候群(MERS)に感染していた患者1人が新たに死亡したと発表した。同国での死者は計4人となった。
死亡したのは76歳の男性。また同省によると、新たに5人の感染が確認され、感染者は計41人になった。これは中東以外の地域では最多の感染者数。
韓国では約1600人が、自宅や医療機関で隔離措置を受けている。世界保健機関(WHO)のデータに基づくと、世界では約1185人が感染、MERS関連の死者は少なくとも443人に上っている。
REUTERS「韓国、MERSで4人目の死者 1600人に隔離措置」より引用
韓国での感染対策と危機意識のなさ
韓国でのMERS感染者が日に日に増えていく中で、韓国政府の対応に批判が集まっています。
韓国での対応の甘さ
韓国では政府の初動対応の遅さや患者の隔離政策について、国民から非難の声が上がっています。
人々の不安が高まるにつれて、韓国政府に対して病院名を公表するよう求める圧力が高まっている。
韓国保健当局者は「公表しない方が防疫につながる」としているが、世論調査では83%が公表を希望している。
ウイルスに詳しい英レディング大学のイアン・ジョーンズ氏は、透明性こそが流行抑制につながると話す。同氏は「短期的に混乱が起きたとしても、病例や発生地点、患者の状態を公表することは、流行をコントロールする最良の方法だ」と述べている。
Recordchina「MERS患者がいる病院名を公表して!」韓国人の8割以上が希望」より引用
危機意識の低さが感染を急激に拡大している
びっくりしたのが、韓国人、しかも本来なら感染拡大をストップさせるために全力を傾けるべき医師までもが、ビックリするくらいMERSに対する危機意識が低いんです。
「自宅隔離」を命じられていたソウル市内に住む50代の女性が2日、夫ら15人とソウルから約330キロ南方の全羅北道にあるゴルフ場に行ったという。
自宅への電話に出ないため、保健当局が警察と捜し、ゴルフ場で女性を見つけたのは午後7時半。女性は「気がふさぐのでスッキリしようと思い、ゴルフに来た」
産経新聞「MERS対策、遅れる韓国 隔離中の女性がゴルフ…危機感乏しく」より引用
びっくりするでしょ!?
『気分転換にゴルフ』って・・・「隔離」って意味わかってる?MERSの恐さわかってないでしょ??
もっと酷いのがコチラ!
MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス感染が確認されたソウル市の医師1人が、発症後に1500人規模のイベントに参加していたことが明らかになった。
また、この医師は同日に症状を悪化させていたこと、イベントには1565人が参加しており、多くの人がMERSウイルスに接触した可能性があることを併せて報じた。
初期対応を誤ったとの当局に対する批判が出ている韓国国内で、爆発的感染拡大のリスクが一気に高まっている。この件では、症状が出たにもかかわらず外出した医師の危機意識の低さにも非難が集中することとなりそうだ。
サーチナ「MERSに感染した「韓国の医師」、発症後にイベント参加と韓国華字メディアが報道・・・低い危機意識に「爆発的感染拡大」の危機か」より引用
医師が、自分が感染してるってわかっていながら大勢の人が集まるところに行ってるって・・・
自分の国だけならまだしも、こりゃ日本に入ってくるのも時間の問題じゃないですか!
日本の「対 MERS感染対策」
日本の現状
まだ日本国内での感染者は出ていないと言うのが今のところですが、もはや時間の問題なのではないでしょうか?
専門家の中には、こんなことを言っている人がいます。
「韓国では患者に接触した人の大半が把握され、隔離されているため、感染者や感染者と接触した人が日本に入国、帰国して日本に感染が広がる可能性は低い」
でも、韓国から流れて来る危機意識の低い対応や国民の不安を考えると、『こんなに楽観的に考えてていいんだろうか?』って思いません?
だって、“気分転換”とか言って隔離指定されている人がゴルフ行っちゃってるんですよ?
感染した医師が大勢の人の集まる会合に知ってて参加しちゃうんですよ?
過度な不安は危険だと思いますが、楽観的過ぎるのもどうかと思いますよね。
こちとら双子のカワイイbabyを育ててるんですよ!万が一のことがあったら困るんですよ!!
空港や港などでの監視強化
やっぱり、MERSコロナウィルスが日本に入ってくるとしたら空港か港ですよね。
毎日何万人と日本へ観光や仕事でやってくる外国人、そして観光や仕事から帰ってくる日本人。
そんな人たちが気付かずにウィルスを日本国内に持ち込む場合が一番怖いんです。
だから今、日本各地の空港や港では“水際対策”として始めた『対MERS』の感染対策です。
厚生労働省が検疫所に「韓国からの帰国者や入国者の監視強化」を通達
厚生労働省は6月4日、韓国からの帰国者や入国者に対して健康状態の監視を強化するように各地の検疫所に通達をしました。
各地の空港や港などでの監視強化のポイントは4つ。
1. MERSと疑われる患者を看護したり介護したか、患者と同居したか、体液などに接触したかなどの申告や聞き取り。
2. 該当する場合、38℃以上の発熱をともなう咳やくしゃみがあればウィルス検査を行う。
3. 発熱がない場合は、最大14日間、1日2回の検温を求め、健康状態を報告してもらう。
4. 接触歴があり、帰国後・入国後に発熱した場合には、「疑い患者」として保健所に通知し、指定の医療機関にて診察、地方衛生研究所でウィルス検査に進む。そして国立感染症研究所による検査で確定。
成田空港での監視強化
成田空港では、以下のような対策を講じていると報道されています。
成田空港の検疫所は、4日、厚生労働省から水際での対策を強めるよう通知を受けたということで、韓国に滞在した人に注意を呼びかけるポスターやチラシを、入国審査前の検疫カウンターに新たに用意しました。
ポスターやチラシは、日本語と英語、韓国語の3か国語で、韓国に滞在中、発熱やせきの症状が出るなど感染が疑われる人と一緒にいた場合には、念のため、検疫所に申告するよう呼びかけています。
また、体温を自動的に調べる「サーモグラフィ」と呼ばれる機器で、これから入国する人が発熱していないかを調べています。
NHK:NEWSWEB「成田空港で水際対策を強化」より引用
鹿児島空港では検査も
鹿児島空港では、鹿児島-ソウルの定期便の乗客の検査も行ったようです。
韓国で中東呼吸器症候群(MERS)による死者が出てから初の鹿児島-ソウル定期便が3日、鹿児島空港(霧島市)に到着した。
検査の結果、乗客88人に感染の疑いがある人はいなかった。
南日本新聞社「鹿児島空港、MERS感染疑い者なし 韓国死者発生後初のソウル便」より引用
鹿児島とか福岡って、韓国からめちゃめちゃ近いじゃないですか!
もっともっと検査していかないと、羽田とか成田とかよりも危ないんじゃないかって勝手に思ってます。
海の玄関も警戒
山口県の「海の玄関」下関港でもウィルスの監視強化が行われています。
韓国での中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大を受け、東アジアの玄関口、下関港がウイルス侵入阻止の警戒を強めている。
同港では福岡検疫所門司検疫所支所(北九州市)が国のガイドラインに沿って対応。西アフリカで流行したエボラ出血熱対策で昨年10月に検疫体制を強化しており、同港を定期的に発着する中国と韓国からの客船計2隻に対し、下船時に乗客の発熱を感知するサーモグラフィー検査を行っている。1日からは韓国からのフェリーについて対象をMERSにも拡大。出入国者に注意を喚起するボードを掲げている。
下関港と韓国・釜山を毎日1往復する関釜フェリー(下関市)によると、3日までに利用客の客足に影響はなく、キャンセルや問い合わせも入っていないという。同社は「今後感染が拡大すれば客足に影響が出る可能性がある。状況を見守りたい」と話す。
同日午後7時45分発の関釜フェリーには、入船の手続きが始まると、次々と乗客が乗り込んだ。釜山を経て韓国南東部の大邱に旅行するという周南市の主婦47)は「少し不安もあるが、韓国でも対策が取られているのでそれほど心配はしていない」と話した。
山口新聞「韓国MERS 下関港でも警戒強化」より引用
これ見ると、ホントかどうかわかりませんが、韓国に旅行に行くのを止めろとは言いませんが、『心配はしていない』って言うのはちょっと怖い気がします。だって当の韓国人でさえ不安で政府に不信感持ってるんですよ。
楽しいお土産と一緒にウィルスも持ち帰ることだけは避けて欲しいものです。
やはり僕ら個人レベルで感染対策を
ここ数日の報道を見ると、少し感染への心配がなくなってきたかのような空気が漂っているように見えます。
でも、本当にそうなんでしょうか?
だって、韓国では感染者が増えているんですよ。
僕はいつウィルスが日本に上陸してもおかしくないと本気で思っています。そうなっても自己防衛できるように、最低限の情報や知識は持っていないと我が子は守れないと思っているので。
だから、これは政府任せにするのではなくて個人レベルで感染対策をしておかなくちゃいけないと思っています。
感染対策その1:飛沫感染を防ぐにはやっぱりマスク
MERSコロナウィルスの感染を防ぐ一番の対策は、飛沫感染を防ぐと言うことです。
そのためには、マスクで口や鼻を覆うと言うことが一番です。
この「鼻まで覆う」と言うのがポイントです。口だけをマスクで覆っても鼻からも飛沫は入ってきますので、ぴったりと密着するようなマスクを選びましょう。
女性にもピッタリの小さめのマスクや、子ども用のマスクもあるので品切れになる前に購入しておきましょう。我が家でも60枚入りのものを使い捨てで使ってます!
感染対策その2:空港など人の多いところには行かない
これはもしかしたら難しいことかもしれません。
だって仕事だったり、レジャーだったりで人の多いところに行くこともあるでしょう。
でも、なるべくなら本当に安全が確認されるまでは、特に免疫機能が弱い小さな子どもやお年寄りなどは人ゴミに行かないほうがいいかもしれません。
もし行くようなら、上でもあげたようなマスクをしたりして「自分の身は自分で守る」と言うことをしなければいけませんね。
まとめ
今日現在(6月7日)、韓国での感染者は増えていますが日本の報道は減ってきているような気がします。
最近の報道は、色々な思惑が影響して「発表すべきものをしなかったり」する傾向が強くありますよね?
だから僕は、最後は家族を僕らで守らなきゃいけないと思っています。
1. MERSコロナウィルスにワクチンや特効薬はない
2. まだまだ韓国では感染者が増えていて、危機意識が低い
3. 日本でも水際対策が行われ始めている
4. 最後は個人レベルでの感染対策が絶対に必要!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
双子の情報と言うより、どうやって我が子を守るかと言うことを考えて書いた記事です。
しっかりと敵を知って、僕らができることをやっていきましょう。
『結局は日本にウィルス来なかったね!』って言うのが一番いいんですが、ホントそうなることを願っています。
おしまい
あ、シェアもお願いしまーす^^/
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