双子だからって何でも2つ必要だとは限らないと言う話。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
双子育児を始めて3年目となり、少しだけ子育てにも慣れてきました。
と言うか、ここまでがあっという間過ぎて、できなかったことのほうが多いかもしれません。
それでも1号2号は育ってくれています。
予定日よりも3ヶ月早く、1000gと1200gで生まれた1号2号も2歳を過ぎて12kgにまで成長しました。
まだまだ他の子と比べると成長のスピードは遅いんですが、それでも少しずつ、確実に彼らは成長しています。
そんな1号2号にもどうやら自我が芽生えてきたようです。
と言うことで今日のお話です。
双子だからって何でも2つ必要だとは限らないと言う話、今日もちょっとだけお付き合いください。
この記事の目次
双子育児には何でも2つ以上必要
最初はこう思っていました。
いや、今もそう思っていますね。
- ベビー服も2セット
- 哺乳瓶や食器セットも2セット
- ベビー布団も2セット
- 抱っこひもも2本(今は3本ありますが)
- 粉ミルクの量も2倍(以上)
- オムツも2倍
- 毎日たまるゴミも2倍
- 水道代は2倍以上(電気代・ガス代は微増)
- これからの教育費も2倍
まだまだありそうですが、頭が痛くなりそうなんでこれくらいにしておきましょうか。
まあ、子ども手当が2倍もらえるのはありがたいですが、かかるお金も多いですからトントンですかね。
これらの「双子あるある」は独特で面白いですよ♪
粉ミルクの消費量はハンパなかった
もうホント、あっという間なんですよ。
新しい粉ミルクの缶を開けたと思ったら、もう空になるんですよ。
1号2号の食欲は、そりゃあもうすごくてママの母乳も悲鳴を上げていました。
「もう粉ミルクも使って混合でいこう・・・」
お陰さまで、母乳でも粉ミルクでも(どのメーカーでも)食欲は変わりませんでしたから、あっという間に缶の中身も僕の財布の中身もスッカラカンになりました。
1号2号は混合だったからか、1歳4か月くらいでフォローアップミルクをすっ飛ばして牛乳へ移行していきました。
いわゆる「卒乳」ってやつですかね。
それでも、それまでに1号2号が飲みほした粉ミルクにかかった費用の総額を計算したら、軽く貧血を起こしそうになりました。
混合だったからこの金額でしたけど、これが完全粉ミルクだったらと思うとゾッとします・・・
1号2号が飲みほした粉ミルクの総額はこちらに書いてあるので、これから「粉ミルクでいくぞー!」っていう双子のママパパは覚悟しておいてくださいね(笑)
ね?軽く引くでしょ?
抱っこひもやベビー服も大変
抱っこひもって高いんですよ・・・
僕らが初めて買ったのが、アップリカの『コランビギ』と言う抱っこひもだったんですが、セールのときに購入しても1本1万円超えですから、2本で約25,000円です。
これがエルゴベビーの抱っこひもなら1本で2万円は超えます。
でも、子どもたちの安全と僕らの活動範囲の広がり、疲労などを考えるとここで下手にケチりたくないんですよね。
ベビー服は基本的に西松屋ですが、いくら安くても何でも2セットなので、気がつくと諭吉さんが飛んで行っています。
保育園に行くようになると着替えも必要になるので、保育園に置いておくストック、雨で洗濯できなかった場合でも大丈夫なように家にも複数のストックと考えると、もういくらあっても足りないと感じます。
ついでに言っちゃうと、洗濯物の量もハンパないし、洗濯して干す量もハンパないし、干すとこ足りないし、洗濯ハンガーであふれるし、乾いて家の中に取り込んだらテンコ盛りだし、まあそんな感じです。
最後はちょっとグダグダしましたけど、でもこんな感じで、双子育児ってなんでも2倍以上必要になるんですよね、基本的には。
でも、最近そうじゃないものも出てきたんです。
双子だからって何でも2つ必要だとは限らない
極端に言うと、
「とりあえず何でも2つ以上あれば大丈夫でしょ?」
みたいなのが最初あったんです。
上でも言っていますが、まあほとんどのことはそれでいけました(お金はかかりましたけど)。
でも子どもたちを侮っちゃいけませんね。
最近になって「2つないほうがいい」ものも出てきたんです。
子どもたちにとって「2つないほうがいい」もの
1号2号は体の成長とともに心も成長してきました。
「〇〇したい」「〇〇ほしい」
嬉しいことです、自我が芽生えてきたんです。
仕方ないんでしょうね・・・
隣りの芝(おもちゃ)がやたらと青く(楽しそうに)見えて、そしていざ手に入れると「そうでもなかった」とポイする2号。
ただ泣くしかない1号・・・。
以前、イラストレーターのpikaさんとコラボした記事にも書きましたが、我が家にはそんな「力関係」が働いています。
それでも最近は1号も抵抗することを覚えてきました。
ボクサー並みに上半身を見事にスウェイさせて2号の攻撃をかわします。
まあ、結局のところ力技でもっていかれるんですけどね(こんな感じで)。
懐かしい写真を発見!
2号がアキレス腱を決めに行ってるが、ナチュラルな柔軟性でこれを苦にしない1号! pic.twitter.com/qgdMV4IGGw— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2016年11月25日
んで、ちょっと思ったんです。
あれ?これ2つずつあっても意味ないんじゃないか?
ちょっと想像してみよう。
うん、想像してみよう。
1号2号それぞれに同じおもちゃを1個ずつ与える
↓
1号は楽しく遊ぶ、それを見る2号
↓
2号にはそれが自分のより楽しいものに映る
↓
2号が自分のものを左手に持ち、右手で1号のものを奪いに来る
↓
1号必死の抵抗もむなしく強奪される
↓
1号号泣、2号満足のち飽きてポイ
・・・リアルに想像できたので実際に試してみました。
はい、思った通りでした(笑)
絵本て強いな。
あんなに乱暴に扱われてるのに切れずに頑張ってる( ;∀;) pic.twitter.com/3nSCsmDF08— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2016年11月5日
しかし、これを繰り返してるとこうなります。
あーあ。 pic.twitter.com/OnSUftHq8m
— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2016年11月18日
最初は仲良く読んでくれるかと思ったんですが、今では残骸のみとなっております。
一応載せておきますが、キレイだった頃はコレですよ。
ここでこう思う人もいるかもですね。
「あれ、結局2号に取られるんじゃ1個でも2個でも同じなんだから、どうせなら2個あげたら?」
うんうん、そうね。
でも我が家ではそうしません(他所は他所、ウチはウチ)。
1個ポイされて余るんならもったいないでしょ?
ただでさえ何でも2つ必要なんだから、いらないもの(自転車なんかは別)は買いません!
そして、1号にも「どうしたら取られないか」を学んでもらいますし、もちろん2号にも仲良く2人で遊んでもらうことや、どうしたら1号に貸してもらえるかを学んでもらいます。
2人には、せっかく一番近くに感じる存在同士ですから、日常生活の中で色んな葛藤を学んでほしいんですよね。
一緒に生まれて、一緒に育った双子にしかできない時間と物の共有だと思うので。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
まだまだ子どもだって思っていましたが、少しずつ大人へと成長してるんですよね。
言葉にならない言葉や行動の端々に「彼らなりの欲求・願望」が見え隠れするようになりました。
その葛藤が見えるたびに、すごく嬉しく思います。
だから、2人が物の取り合いをしていても基本的には近くで見守っています。
ケガをしそうな机の角なんかの近くで始まったときは、手で角をガードしたり、バランスを崩したときにフォローの手が出るように気をつけています。
言葉を伝えるときは、真剣な顔で、大人と話すように、しっかりとした言葉で諭すように話します。
まだ1号2号は言葉がうまく話せませんが、それでもちゃんと語りかけます。
じっと顔色を観察しているとわかるんですよね。
反省している顔、わかっているけど納得できない顔、頑張ったことを認めて欲しい顔、甘えてる顔、泣いているように見せかけて様子をうかがっている顔。
子どもはちゃんとわかっています。
僕ら親がどんな顔でどんな言葉をかけてくれるか、そして真剣かどうか。
もしかしたら、僕の考えは他の誰かと違うかもしれません。
でも、僕は僕の子どもと毎日向き合って感じたことを、色々と試していきたいと思います。
子育てに正解も不正解もないと思うから・・・
ないと信じていたいから。
なので、おもちゃは2人に1個ずつは買いません!
1個を2人でどう遊ぶかを考えてね!
そんなこと言いながら、後で方針転換するかもだけど(笑)
おしまい
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