“赤ちゃんが泣いたら抱っこ”良いの?悪いの?まとめてみた。
こんにちわ、最近ダイエットのためにチビッ子たちを持ってスクワットを始めた、どうも双子のパパのyuichiです。
『赤ちゃんは泣くのが仕事』ってよく言いますよね。
でも、なかなか泣きやまなかったり、何で泣くのかわからなかったりで、イライラすることありませんか?
特に双子や三つ子のママパパさんは、1号が泣きやんでも2号がまだいますよね。
ひとりで子守しているときなんかは、もう『どうしたらいいの~!』ってなりますよね^^;
そんなときに、必ず最初にするのが抱っこだと思いますが、
この“抱っこ”って、人によって意見違くないですか??
泣いたらすぐ抱っこは“抱き癖”がつくからやめましょう。
と言う人がいたり、
泣いているときに抱いてあげないと、
赤ちゃんが“サイレントベビー”になる。
なんて記事もあったり、どっちなんだい!!
って思っちゃいましたよ!
なので、今日はどっちがホントなのかを考えてみたいと思います。
この記事の目次
『赤ちゃんが泣いたら抱っこ』推進派の意見
抱くことは赤ちゃんの人間形成に必要
泣いている赤ちゃんを抱っこしてあげることは、「いつでも側にいるよ」「安心してね」って言うメッセージになり、赤ちゃんはママやパパを信頼して心から安心すると言います。
そして、優しい言葉をかけてあげることで、赤ちゃんと親が親密なコミュニケーションを取ることができて、感情表現豊かに育つとも言われています。
アメリカの発達心理学者であるエリクソンは『心理社会的発達理論』の中でこんなことを言っています。
基本的信頼は、乳児期の主に授乳関係を通じて作られるといわれる。
唇でお乳を飲む行為は、食物摂取という生理的な意味ばかりではなく、後の人格発達の原型となる心理的な意味もある。
乳児は口を通じて自分の周りの世界を学んでいく。この時期に子どもが世界は自分を養ってくれ、頼ることができ、信頼するに値すると感じることができるか否かで、その後の親密な人間関係を築き上げていく土台が作られる。
心理学COCOROの法則より引用
泣いている赤ちゃんを放っておくと“サイレントベビー”になる
『サイレントベビー』って知ってますか?
僕は知りませんでした。なので調べてみました。
サイレントベビーとは、笑わなかったり、泣かなかったり、目をそらしたりと、感情表現が乏しい赤ちゃんをこう呼ぶそうです。
泣いている赤ちゃんは、長時間抱っこされなかったり放っておかれると、『あぁ、泣いてもムダなんだなあ』って覚えるそうです。そうなると、泣くことでしか自分を表現できない赤ちゃんは泣くことができずにサイレントベビーと言われる自己主張のできない赤ちゃんになってしまいます。
サイレントベビーの危険性
感情表現が豊かではないサイレントベビーは、泣くことも少ないので一見すると育てやすいかもしれません。だって泣かないんですもん。でも、長い目で見ると弊害もあるみたいです。
自己主張がうまくなく、感情表現も乏しいまま育つと、保育園などに入った際になかなか他の子たちと馴染めずに、自分の考えを伝えることが上手じゃないので、イライラしてすぐに暴力をふるってしまうそうです。
赤ちゃんが泣いているときに、抱っこが有効な手段と言うことを、『NHK 解説委員室』で理化学研究所脳科学総合研究センターの黒田公美さんが詳しく説明していますので、よかったらコチラもご覧ください。
『赤ちゃんが泣いたら抱っこ』反対派の意見
『抱き癖』がつく!
“赤ちゃんが泣いたら抱く”を繰り返していたら、『抱き癖』がついて抱っこしなければ泣きやまない子どもになってしまう。
だから、できるだけ赤ちゃんが泣いてもむやみに抱っこせずに、赤ちゃんに「泣いても無駄なんだな」と覚えさせるというものです。
甘えん坊になる
泣いてるからと言って、すぐに毎回抱っこしていると、抱き癖がついて甘えん坊に育ってしまう。そうなると、何でもないことでも我慢ができない子どもに育ってしまうと言います。
結局、どっちが正解なの??
最近の考え方は“抱っこ推進派”が主流
最近では、どの育児書も、また僕らのかかってる病院の先生も『泣いたらどんどん抱っこしてあげてください』と言います。
これは、“抱き癖はつくものではない”と言う考え方と、“抱っこできる期間は思ったより少ない”と言う考え方によるものだと言われています。
抱き癖はつくものではない
昔の育児法として、『抱き癖』がつくから赤ちゃんが泣いていてもむやみに抱かないと言うのがあったそうです。でも、それは当時女性が社会進出し始めた頃の苦肉の策として生まれた考え方だそうです。
いわゆる“大人の都合”で生まれた考え方です。
泣いている赤ちゃんよりも、泣かない赤ちゃんのほうが育てやすい。仕事がしやすいと言った大人の都合で赤ちゃんをコントロールしようとする考え方なんです。
抱っこできる期間は思ったより少ない
生まれてすぐの赤ちゃんは昼も夜もなく泣きますので、寝不足になるママパパも多いでしょう。
だから『抱き癖』がつかないように、泣いても放っておくと、そのうち泣かない赤ちゃんになる。そうなると育児も楽になりますよね。
でも、ママパパが赤ちゃんを抱っこできる期間も今だけです。
赤ちゃんが成長すれば抱っこすることも少なくなるでしょう。しっかりと抱っこをして愛情を注いであげれば、ママパパと信頼関係がしっかりと築けて、周りともコミュニケーションの取れる子どもに育っていきます。
そうすると、赤ちゃんはいずれ自立していきます。
だから、思い切り抱っこできる今の期間を大事にしましょ!
寝かしつけと混同してる?
『泣いたら抱っこ』の問題と『寝かしつけ』の問題、ごっちゃになってませんか??
我が家でも、正直ごっちゃに考えてました。
でも、これ冷静に考えると分けて考えたほうがいいと思います。
だって、夜なかなか寝なくて泣いている赤ちゃんをそのたびに抱っこしてたら、赤ちゃんもひとりで眠ることができなくなっちゃいますし、そもそも『ネントレ』なんて言葉も出てきませんよね?
夜は、『Cry it Out 』
以前の記事、【8割が悩んでる?】赤ちゃんの寝かしつけ問題でも解説していますが、Cry it Out と言う寝かしつけの方法もあります。
これは、アメリカの考え方なのですが、赤ちゃんを静かで暗い環境で寝かせて親はそっと見守ることで、赤ちゃんがひとりでも寝られるようになると言うものです。
実は我が家でもこのCry it Out を実践しているのですが、夜最後のミルクをあげた後に暗い寝室に移動させると、今ではもう5分と経たないうちに2人とも寝入っています。
もちろん、この方法だけが正解と言う訳じゃありませんが、寝ることに関しては『放っておく』と言うのは有効な手段なんです。
双子や三つ子の場合は神経質になりすぎない!
『泣いたらできるだけ抱っこをする』、これってわかっていても双子や三つ子、もしくは年子でも難しい場合があります。だって双子がいっぺんに泣かれたらひとりで同時に抱っこできないですもん。
頑張ればできますよ。でも居心地悪そうです。
だから、『抱っこしないとサイレントベビーになる!』って思いこみ過ぎないことも大切です。
そうしないと親のほうがまいっちゃいます。ストレスが溜まって子どもにあたってしまうなんてことにもなっちゃいますよね。
そう考えると、これって双子や三つ子じゃなくても、どの赤ちゃんにも当てはまりそうですね。
ママパパがストレス抱えてると、顔の表情や筋肉のこわばりで赤ちゃんにも伝わりますから、余計泣いちゃうかもしれません。
知識や情報は“備え”として持っておいて、実践では臨機応変に対応することが重要ですね。
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まとめ
『赤ちゃんが泣いたら抱っこ』は正解か、はたまた間違いなのか?
いろいろ考えてみると、できるだけ抱っこしてあげたほうがいいと言う結論に達しました。
ただ、注意することが2つありました。
1. 寝かしつけと混同しないこと
2. あまり神経質にならないこと
子育ては体力勝負です!そして、それにも増して精神力、臨機応変な対応力が必要です。
だから、準備(知識や情報)をしっかりして、あとは“その場その場”で神経質にならずに対応しましょう。
『事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!』
まさにその通りです!
頭に詰め込んだ情報も、実践でどう生かせるかが重要です。しかも僕らがやっているのは子育て!相手はどう動くかわからないチビッ子モンスターです^^;
教科書通りいかなくて当たり前!
実践で学んでいくことのほうが多いかもしれませんよね。僕も失敗しながら学んでいます。だからリラックスして毎日の子育てを楽しみましょう!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
子育てって大変ですけど、時間が経つのもあっという間ですよね。僕も今をもっと楽しもっと^^
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おしまい
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