【細菌が1000倍!?】危険な母乳のネット販売には注意!
こんにちは、双子のパパYuichiです。
もうこの記事見ました?
インターネットの偽「母乳」販売問題で、母乳売買をうたう業者のサイトや個人のブログが少なくとも他に6カ所あることが毎日新聞の調査で分かった。
厚生労働省や消費者庁がネット販売母乳に衛生上問題があると注意を呼びかけたが、業者は「新鮮、安全安心」をうたっていた。
ビタミン類やミネラルなどを列挙して「母乳の効果」を強調し、情報不足から出が悪くても母乳だけで育児をしなければならないと考える母親たちに、巧みに訴える表示にしていた。
Yahoo!ニュース(毎日新聞)より引用
これ見たとき、ゾッとしました。
もう、なんでもありなんだなって。
この記事の目次
母乳販売とは?
販売経路はネット中心
「母乳 販売」でインターネット検索をすると、すぐに母乳を販売している方のホームページは見つかりますね。
あえて、ここではその方のホームページアドレスやTwitterアカウントは表示しませんが(注意喚起のために、記事の最後に個別部分は伏せた7/5現在のサイト画像は載せておきます)、ホントに販売してるんですね。
ちょっとびっくりしました。
僕が見ているホームページには、「母乳の効果」と一緒に『隠し味としてお使いください。』とも書いてありますので、これは「料理に使う」ってことなんでしょうか??
母乳販売の実態
母乳販売は「新鮮さ」や「効果効能」をサイトで説明し、メールでのやり取りをもとに販売をしています。
また、販売だけでなく「買い取り」も行っていることから、この業者さんは自分の母乳ではなく、他人の母乳を販売していると言うことがわかります。
これって、誰のものかわからない、本当に母乳かどうかわからない、そんな母乳があってもわからないってことですよね?
ママたちの本音。
実際にママたちはこの「母乳販売」についてどう思ってるんでしょうか?
偽「母乳」販売 他に6カ所 – 母乳だけで育児をしなければならないと考える母親たちに、巧みに訴えるhttps://t.co/QSqBTd0Bo3 #消費者保護
ひどい話やな。缶でもなんら問題なし。
— E.T (@eritakaio) 2015, 7月 5
ほら、やっぱり粉ミルクだけでも全然大丈夫ですよ。
母乳で育てないのは間違ってるみたいなプレッシャーを周囲から与えられて、藁にもすがる思いで母乳販売を利用したら、送られてきたのは偽物の上に細菌たっぷりって、難易度高いにもほどがある。これがゲームだった間違いなくクソゲーだ。即座にゴミ箱行きで、そのメーカーのゲームは二度と買わない。
— tokoya (@tokoya) 2015, 7月 3
ホント、その通りですよ。
母乳販売で偽物売るなんて許せない。人の足元見やがって。母乳が出にくくて悩むママさん、変なものに手を出さずに堂々とミルクあげればいいんだよ。ミルク飲む子はパパやばあばにも預けやすいしラクだよ。
https://t.co/dSQNS0Dgqj
— いちご(つわり中) (@15wbm) 2015, 7月 3
本当に「母親の敵」ですよね!
母乳販売の危険性
細菌混入の危険性
業者さんは「冷凍宅急便」を使用し、新鮮さをアピールしていますが、毎日新聞さんの記事の中ではこんな危険性も報じられています。
ちょっと長いですけど、大事なことなんでじっくり読んでください。
国内唯一の「母乳バンク」がある昭和大江東豊洲病院(東京都江東区)と、一般財団法人「日本食品分析センター」(渋谷区)に検査と分析を依頼した。
その結果、母乳にはないたんぱく質「βラクトグロブリン」が検出された。乳アレルギーの子供が飲めば強い反応が出るレベルで含まれていた。
脂肪や乳糖(炭水化物)は一般的な母乳の半分程度。同病院の水野克己小児内科教授は「脂肪分が少ない状態の母乳を、水で希釈した粉ミルクに混ぜた可能性が高い」と指摘した。
検出された細菌はレンサ球菌など3種類。母乳バンクで安全としている一般的な母乳の100〜1000倍で、免疫力の低い小児らが摂取すれば、敗血症などを引き起こす恐れがある。
山崎伸二大阪府立大教授(細菌学)は「極めて不衛生な環境で製造、保管されていたことが疑われる。
病原性の弱い菌なので健康な人が摂取すれば大きな問題はないだろうが、腸管の発達が不十分な乳児は思わぬ健康被害が生じる恐れがある。
絶対に飲ませるべきではない」と話した。
Yahoo!ニュース「毎日新聞」より引用
母乳にはない成分が入っていたり、母乳を水で薄めていたり、母乳の1000倍の細菌が混入していたり、全部が全部でないにせよ、危険なものがあるってことは言えますよね。
「母乳風呂」に使用する?
業者さんは、この販売された母乳をお風呂に入れて「母乳風呂」にするためのもの、と言っているようですが、母乳の赤ちゃんに対するメリットなどを謳っているところを見ると、やっぱり飲用、特に赤ちゃんに飲ませるためと考えられますよね。
エイズや白血病の危険性も
厚生労働省はホームページで、この母乳販売について次のように発表しています。
このほど、母乳をインターネット上で売買している実態があるとの報道がありました。
インターネット等で販売される母乳は、提供した母親がかかっている病気の状況や搾乳方法、保管方法等の衛生管理の状況がわかりません。
そのため、乳幼児に飲ませると、病原体や医薬品等の化学物質等が母乳中に存在していた場合、乳幼児の健康を害する恐れがあります。
こうしたリスクについて、十分認識の上、ご対応ください。
また、厚生労働省は文書で、「病原体や医薬品の化学物質などが母乳中に存在した場合、これらに暴露するリスクや衛生面のリスクがある」と言っていて、母乳を介して感染する病原体の例として、エイズウイルス(HIV)や、白血病ウイルス(HTLV−1)を挙げています。
母乳が赤ちゃんにいいのは誰だって知っています!
母乳は赤ちゃんの免疫機能を高めるってことも知っています!
特に母乳が出にくいママはすごく苦労していることでしょう。
でも、これらのリスクも考えた上で判断しなきゃいけないですよね。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
我が家の双子は母乳とミルクの混合です。
だってすごく飲むんで、全然足りないんですもん!さすが男の子!!
でも、誰のだかわからない人の母乳を飲ませようとは思いませんよ。
なんなら、誰のかわかってても嫌ですよ!
だって、気持ち悪いですもん!!
しかも、百歩譲って「それでも母乳が欲しい」ってなったとしても、誰のかわからない、しかも安全性が疑われるものを、我が家のカワイイ2匹の口に入れようとは思いませんよ。
以前の記事、【知らないと絶対ヤバイ!】赤ちゃんの粉ミルクの危険な作り方でもお伝えしていますが、粉ミルクも栄養満点なんですよ!
粉ミルクだけでも普通に、って言うかかなり大きく成長している子もいるくらいです!
なので、母乳販売があっても僕は絶対に粉ミルクを選びます!
母乳が出なくて困っているママさん、どうかカワイイ赤ちゃんに飲ませようと考えていたなら、今一度立ち止まって、本当にそれが安全かどうか、ちゃんと調べてから判断してくださいね。
何度でも言います、赤ちゃんは母乳じゃなくてもちゃんと育ちます!
最後に、僕が見た母乳販売サイトの画像を載せておきます。
おしまい
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