【ゲリラ豪雨に台風!】大雨のときの車の運転で注意する6つのこと。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
夏になると、ゲリラ豪雨や台風が多く発生しますよね。
でも考えてみると、僕が小さい頃って、そんなに勢力の強い台風は滅多に来なかったって思うんです。
しかも「ゲリラ豪雨」なんてなかったですよね?
あったのは夕立くらいで、しかも竜巻なんて映画やアメリカの中だけの話だと思っていました。
そんな大荒れの天気の中で、車の運転をするとき、注意することは何なのかを簡単にまとめてみたいと思います。
この記事の目次
大雨のとき運転で注意する6つのこと
1. スリップ
雨のときの運転で注意することで、まず頭に浮かぶのは車の「スリップ」です。
大雨でのスリップは「ハイドロプレーニング現象」が関係しています。
クルマに乗っていると雨に濡れない快適さが高じるのか、平気で水たまりに突っ込んで走るドライバーもいるようですが、水たまりに入った状態で急な操作をするとハンドルをとられることは必至です。
さらに大雨になるとハイドロプレーニング現象が発生している場合もあります。このときに急ハンドル、急ブレーキを行うのは自殺行為。
水たまりを抜けたら周囲に併走や追走している他車がいないことを確認してから、軽くブレーキを踏んでみる、軽くハンドルを回してみるという操作を確認してみましょう。
JAF「雨の日の走り方」より引用
また、大雨のときはフロントガラスが見えにくく、道路状況や対向車・歩行者などが見えにくいことがあります。
この動画でもわかりますが、ホント前が見えないですよね。
ゆっくり走るか、ちょっと様子を見て停まることが必要かもしれないですね。
2. 車の水没・冠水
鉄道の高架橋の下のくぼ地にある道路などは大雨が急に降ると、排水機能が降水量に追いつかずに、道路に雨水がたまり車が水没・冠水することがあります。
不安定な大気の影響で6月16日夜に集中豪雨に見舞われた埼玉県伊奈町で、6~12歳の小中学生のきょうだい3人と祖母(62)が乗った乗用車が水深約1・2メートルの水たまりで動けなくなり、一時、4人が車内に閉じこめられた。
同町によると、この日午後7時半から1時間に90ミリの猛烈な雨があり、町内15か所で道路が冠水。
現場の水たまりも「海のよう」(子供たち)になっていた。
食事に行って帰宅する途中だった4人の車が、走り抜けようとして水たまりに入ると、水しぶきが上がってフロントガラスが水をかぶり、約30秒で車内に浸水。座席の下まで水が入り、子供たち3人はぬれないように座席に正座した。
車は浮き上がって運転操作ができなくなり、ドアも水圧で開けられず、子供たちは「このままだと死んじゃう」と泣くしかなかった。
YOMIURI ONLINE「車浸水「死んじゃう」…胸まで水に入り4人救う」より引用
JAFによる「冠水路走行テスト」では、多くの車が60cmの水位でエンジンが止まることが確認されています。
室内への空気穴から水が入ってエンジンを停止させたのが主な原因ですが、走行スピードが速いと巻き上げる水の量も多くなり、それだけ水が車内に入り込みエンジン停止に繋がる可能性もあります。
その他にもエンジン停止する要因はありそうなので、道路の水かさの増している道路は走行を避けたほうがいいですね。
車が水没してしまって廃車になってしまった場合にはこちらを参考にしてみてください。
3. それでも車が水没して動かなくなってしまったら
ゲリラ豪雨はいつ始まるかわかりません。
そして、たまたま通りかかって渋滞で止まっていたところが高架橋の下のくぼ地だったりした場合、水かさが増して車が水没するまで数分とも言われています。
もしそんな事態に陥ってしまったら、まずは自分の脱出口を確保しましょう。
ただし、気をつけなければいけないことが2つあります。
それは、窓は電気制御ですので雨水が車内に入り込んで電気系統がショートしてしまった場合、窓は開かなくなってしまうと言うことです。
そしてもうひとつは、車のドアはドアの高さの半分くらいの水位で開かなくなってしまうと言うことです。
窓を割るハンマー、シートベルトを切るカッターが命を助ける!
車内に水が入ってくると、あっという間に迫ってくる水の勢いと電気系統のショートが原因で開かなくなった窓にパニックを起こしてしまいます。
そんなときに命を助けてくれるのが、窓を割るハンマーとシートベルトを切るカッターです。
自動車の窓は大人の男性でも、なかなか素手では割ることができません。
ビニール袋に小銭を入れて、それを振りかざして割ると言う方法も効果的ですが、急にその場でそれを作れと言ったらもしかしたら時間が足りないかもしれません。
そんなときに、車内上部の手の届く範囲にコレを常備しておくと、女性や子どもでも簡単に窓を割ることができます。
【長谷川刃物さんより引用】
また、事故などの緊急時に車内から逃げる際に、シートベルトがなかなか外れない事態に陥った際にも、簡単にシートベルトを切って脱出することができます。
【長谷川刃物さんより引用】
万が一のときに備えて、車内にひとつ備えておきたいですね。
4. 突然の雷雨や強風に襲われたら
車の運転をしているときに、外で雷が鳴ったら車内にいるのが一番安全と言われています。
雷が発生しそうな積乱雲が見えたり、雷の鳴る音が聞こえたら車内で様子を見ましょう。
もし遠くで雷の音が鳴っていると思っても、あなたの頭に落ちてくる可能性が非常に高いんです。
だから、「遠くだから大丈夫!」は実は大丈夫じゃないんです。
落雷による誤作動に注意!
もし自分の乗っている車に雷が落ちたら、そのショックで電気系統に異常が出て車が止まってしまう可能性もあります。
それが、もしも走行中だったらと考えると怖いですよね。
走行中に「危ないな!」と感じたら、安全な場所に車を移動して雷が通り過ぎるのを待ちましょう。1時間もしたら雷雲は過ぎていくでしょう。
水没・冠水に注意!
雷はゲリラ豪雨のときに起こる可能性が高いですよね?
車を移動して安全な場所で待機する場合には、高架橋の下などのくぼ地は避けましょう。
強風でハンドルが取られる恐怖!
橋の上や海沿いなどを運転しているときに、突然の横風でハンドルを取られて怖い思いをしたことがある人も少なくないと思います。
まずはこの動画をご覧ください(2:00頃に横転したトラックが出てきます)。
風の影響を受けやすい橋の上や海沿いと言う場所もそうですが、スピードの出し過ぎも強風の影響を余計に受けやすくなるので、ゆっくりと走行することが必要です。
5. 補償は大丈夫?自動車保険の加入内容をチェック!
自動車保険のチェック項目は2つあります。
まずはこの2つをチェックして、あなたの自動車保険の補償内容が大丈夫かどうか確認してくださいね。
車両保険
自動車保険には大きく分けて、他人や他人の車の補償を主とした「賠償責任保険」と、自分の車の修理などを主とする「車両保険」などがあります。
もっと細かくありますが、ここでは必要ないので省略しますね。
この車両保険は、「台風、竜巻、洪水、高潮」も補償の対象になっています。
なので、もしも車が高架橋の下で水没したり、機械式の駐車場ごと水没したり、洪水で流されてしまった場合には保険金が支払われます。
これはゲリラ豪雨でも対象となりますが、車両保険をつけていないと対象になりませんのでご注意を!
賠償責任保険
対人賠償や対物賠償は、「台風、洪水、高潮によって生じた損害」は保険金の対象外としています。
これは、台風や洪水などによって生じた被害は「あなたのせいではなく、自然災害によるものだから」と言う考えのもとだからです。
なので、もし台風の中で運転中に、その台風の影響で事故を起こして賠償責任が発生した場合、保険は使えませんので、あなたの負担する金額がトンデモナイことになる可能性があります。
6. 運転を控えると言う決断も!
台風やゲリラ豪雨のときに、無理して運転しなくてもいいのであれば、車の運転はしないにこしたことはないですね。
『車での移動は諦めて、電車移動にする!』
と言う決断もときには必要です。
今では天気予報も昔に比べて精度も上がってきています。
外出をする計画を立てている場合には、車の他に電車での代替プランも立てておくと安心ですね^^
まとめ
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
台風が来てても、病院に行かなきゃいけなかったり、色々とありますよね。 だったら気をつけないと!危ないものは避けないと!
ここまでをまとめますね!
1. 大雨の運転はスリップ、冠水・水没に気をつける!
2. 水没してしまったら、焦らずに早めに窓を開ける。間に合わない場合は窓を割って脱出経路を確保する!
3. 落雷は車内で待機、そして安全な場所へ車を移動!
4. 強風のときはスピードを抑えて運転する!
5. 一応、自動車保険の補償内容も確認しておく!
6. 諦めて電車移動に切り替えることも大事!
仕方なく車を運転しなきゃいけないときってあると思うんです。
でも、できれば特に家族一緒のときは、台風など危険がわかっていたら、なるべく車移動はやめようかな^^;
この記事を書いていてそんな気分になりました。
おしまい
コチラの記事もよく読まれています
この記事が気に入ったら
いいね!してね。
最新情報をお届けします
TwitterでI Love Twins!!をフォローしよう!
この記事を気に入ってもらえたら是非シェアしていただけると嬉しいです。