またお前に頼るのか!風呂の残り湯の雑菌にはやっぱり重曹?
こんにちは、双子のパパYuichiです。
ジメジメです。
洗濯物が乾きません・・・。
なんなら、生乾きのものを間違って着ちゃうこともあります。
困っちゃいますよね、この時期の洗濯。
特に僕ら双子のママパパは、洗濯物の量もハンパないです!
洗濯物の量に最初は驚きましたが、それ以上に驚いたのが水道料金でした!!
だって水道局から連絡来ましたもん。
『水漏れとか起きていませんか?』って。
それだけ、急激に水道料金が跳ね上がったんですよね。
大体、前月の倍ですかね。そりゃビックリもしますよ!僕の財布もね^^;
だから、色んな節約をママが考えてくれました^^
その中でもやっぱり、みんなもそうだと思いますが、「お風呂の残り湯を洗濯に使う」これはやりますよね!
これで、どれだけ節約できてることか!
でも、この「お風呂の残り湯」って色々な問題があったんです・・・
この記事の目次
お風呂の残り湯を洗濯に使うメリット・デメリット
お風呂の残り湯を使うメリット
毎日の洗濯にお風呂の残り湯を使うことのメリットは大きく2つあります。
これがあるから、みんなお風呂の残り湯を使うんですよね!我が家もそうです!
なんと言っても、水道代の節約!
洗濯にお風呂の残り湯を使う一番の理由は、なんと言っても「水道代の節約」ですよね。
例えば、我が家の洗濯機は60L入りますが、大体使うときは50L。
あまり詰め込み過ぎても効率悪いですからね。
水道料金は地域によっても違いますが、一般用(呼び径20ミリ)で月使用量20立方メートルの場合、1ヶ月の水道代(下水道料金を含む)は4662円。
1立方メートルあたり233円となります。
1立法メートルは1000Lですから、100Lあたり23.3円になります。
洗い1回、すすぎ1回とすると、50L+50Lで100Lで、毎回洗濯には23.3円がかかっていることになります。
毎日洗濯するとしたら、23.3円 × 30日 = 699円(年間約8,400円)
洗いもすすぎもお風呂の残り湯を使うと年間約8,400円、洗いだけでもその半額の約4,200円が節約できる計算です。
うん、やっぱりお風呂の残り湯イイ!!
洗浄力が上がる!
お風呂の残り湯は、水道水をそのまま使うよりも水温が高いので、皮脂などの汚れが落ちやすくなります。
皮脂汚れは約37℃で溶け出しますので、水道水よりも残り湯のほうが皮脂汚れが落ちやすいんですね^^
また、粉洗剤を使っている場合も、水温が高いほうが洗剤が溶けやすいので、こちらもメリットのひとつですね。
お風呂の残り湯のデメリット
『う~ん、私は洗濯に残り湯は抵抗あるな~』って人も多いと思います。
その理由のほとんどがコレでしょうね。
やっぱり菌が心配!
「お風呂の残り湯には雑菌がいっぱい!」って、よく聞きますよね。
一説によると、1日置いたお風呂の水には前日の数千倍もの雑菌が繁殖しているとの報告もあるそうです。
では、一体どんな雑菌があって、どんな危険性があるのか見て見たいと思います。
危険なのは「レジオネラ菌」!
よくテレビなんかで見たことありませんか?
『○○温泉でレジオネラ菌に感染した男性が死亡・・・』と言うニュース。
レジオネラ菌は、実はお風呂で繁殖する危険な菌なんです!
厚生労働省のホームページでは、レジオネラ菌の危険性について「病勢の進行が早く、致死率の高い感染症」と伝えています。
レジオネラ属菌は本来、環境細菌であり、土壌、河川、湖沼などの自然環境に生息していますが、一般にその菌数は少ないと考えられます。
冷却塔水、循環式浴槽水など水温20℃以上の人工環境水では、アメーバ、繊毛虫など細菌を餌とする原生動物が多数生息しています。
特定の種類のアメーバに寄生するレジオネラ属菌は、その細胞内で増殖し(アメーバ1個体あたり1000個)、やがて宿主であるアメーバを食い殺して、環境水中に一斉に放出され、その菌数は、水100mLあたり101~102個、多い時は106個に達する場合もあります。
レジオネラ属菌に汚染された循環式浴槽水、シャワー、ホテルのロビーの噴水、洗車、野菜への噴霧水のエアロゾル吸入、浴槽内で溺れて汚染水を呼吸器に吸い込んだ時などに感染・発病が報告されています。
レジオネラ感染症は基本的に肺炎ですが、汚染水の直接接触で外傷が化膿し、皮膚膿瘍になったり、温泉の水を毎日飲んで発症した事例もあります。
ただし、患者との接触によって感染したという報告はありませんので、患者を隔離する必要はありません。
厚生労働省「レジオネラ症の知識と浴場の衛生管理」より引用
レジオネラ肺炎は致死率が高く危険!
レジオネラ症は、レジオネラ属菌の感染によって起こる感染症で、肺炎を中心とするレジオネラ肺炎と、肺炎にならない自然治癒型のポンティアック熱の2つの病型があります。
特に問題となるのが、レジオネラ肺炎(海外ではレジオネラ病)で、腎不全や多臓器不全を起こして、死亡する場合もあります。
厚生労働省「レジオネラ症の知識と浴場の衛生管理」より引用
このレジオネラ肺炎は、感染すると進行が早く、感染後7日以内に死亡することが多いそうです。
これ、ものすごく怖いですよね!
レジオネラ肺炎の症状
レジオネラ肺炎の主な症状は以下の通りです。
■ 2~10日(平均4~5日)の潜伏期を経て発病
■ 悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛
■ 痰の少ない咳、少量の粘性痰、胸痛・呼吸困難
■ 腹痛、水溶性下痢、意識障害、歩行障害を伴う場合も
安全にお風呂の残り湯を使うためにはどうしたらいいのか?
洗いにのみ使い、すすぎでは残り湯を使わない!
洗いとすすぎ両方に残り湯を使う場合と、洗いのみ残り湯を使う場合とでは、洗濯物に付着する菌の数に大きく差が出ることがわかっています。
これは、横浜市水道局のホームページから抜粋した図ですが、菌の数が一目瞭然です。
一番いいのは「全て水道水」がいいんですが、それじゃあ節約にならないですもんね。
だから、「洗いのみ、お風呂の残り湯」が一番いいんじゃないでしょうか。
重曹や酸素系漂白剤でさらに安心!
レジオネラ菌は60℃以上の高温にしないと死滅しないので、またお風呂をグツグツ沸かすってのも節約から離れてしまいますよね。
ちなみに、残り湯の温度は菌が繁殖するのに最適な水温なんですって^^;
なので、僕が考える方法は、やっぱり重曹と酸素系漂白剤の2つです。
重曹と酸素系漂白剤の効果
重曹、酸素系漂白剤それぞれがお風呂の残り湯に存在する菌の繁殖を防ぐ効果があります。
酸素系漂白剤は液体のものより固形・粉末のほうが効果がより発揮されます。
また、入れる順番も重要です。
酸素系漂白剤は、40℃以上の水温で高い効果を発揮しますので、家族全員のお風呂が終わったら1日置かずに浴槽に入れましょう。
そして翌朝、洗濯を始める前に重曹を投入してから洗濯を始めるのが一番効果がある方法とされています。
この2つを入れると、汚れの落ち具合も良くなるので一石二鳥ですよね!
まとめ
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
双子や三つ子の家庭って、洗濯物がすごく多いんですよね!
だから、洗濯する回数も多ければ、水道代も高いんです^^;
そうなると、節約のためにお風呂の残り湯を使うことは当たり前です!
そこで、ここまでのまとめです。
1. お風呂の残り湯を洗濯に使うと、水の節約、洗浄力のアップが期待できる!
2. でも、レジオネラ菌などの雑菌が心配!
3. 菌の繁殖を防ぐには、洗いには残り湯を使っても、「すすぎ」は水道水がいい!
4. 重曹と酸素系漂白剤を使うのもアリ!
まだまだ雨の時期は続きそうです!
洗濯物も乾きづらいですよね。
でも、子どもたちの洋服はたくさんありますので、ドンドン洗濯しないと、あっという間にたまっていきます^^;
だから、水道代の節約もしながら、残り湯も安全に使いたいですよね。
って、言いながら我が家ではほとんどママが洗濯してくれるんで、僕の出番はないんですが・・・(笑)
おしまい
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