とびひは保育園に行けない!虫(蚊)刺されで掻きむしらないようにする方法
こんにちは、双子のパパYuichiです。
双子育児をはじめて4年目、やっと見つけました・・・。
子どもたちが「かゆい!かゆい!」って言って、掻きむしって「とびひ」になるのを防ぐ方法!
たかが「蚊に刺されたくらい」と思ってたら痛い目に合います。
子どもたちは加減を知らないので、あっというまに掻きむしって、最初は目立たなかったところが大きな傷口になって、あれよあれよと化膿していってしまいます。
ちなみに、掻きむしって「とびひ」になったら保育園には行けません。
公益社団法人日本皮膚科学会でも、とびひになった際の保育園や学校への通園・通学についてこう紹介しています。
伝染性膿痂疹は学校保健安全法という法律の中で「学校感染症、第三種(その他の感染症)」として扱われます。
ほかの園児・学童にうつす可能性があるため、基本的には、医師にみてもらって、治療して、病変部をガーゼや包帯できちんと覆って露出していなければ、登校・登園許可を得られます。
しかし、病変が多発していたり、広範囲の場合は休ませるほうがよいでしょう。引用:公益社団法人日本皮膚科学会「幼稚園・保育園、学校は行ってもいいですか?」より
「ガーゼや包帯で覆っていれば登園許可が得られる」と書いてありますが、一般的には小さな子どもたちはガーゼや包帯を外してしまうことが多いので、「ガーゼや包帯、絆創膏などはがれやすいものは付けてこない」というルールがあります。
外れてしまったガーゼが他のお友達の口に入ったら衛生上よくないですからね。
だから必然的に、「とびひ=保育園に行けない」となってしまいます(特に乳幼児は)。
僕ら共働き夫婦にとって、子どもたちが保育園を休むことになると仕事ができなくなるので経済的に影響が出てしまいます。
もちろん無理をして保育園に行かせることしませんが、でもできれば元気に毎日保育園に行ってほしいという思いはあります。
だからこそ、「蚊に刺されること=とびひになる(保育園を休む)」可能性に繋がるので、どうにかして防ぎたいんです。
1号2号がまだ小さいときにも、夜中の蚊と何度も戦いました。
ちなみに、夜中に襲ってくる蚊はアカイエカといって、褐色のボディーをした少し大型の蚊です。
どうすれば蚊に刺されないか、どうしたら子どもたちを守れるかをまとめていますのでどうぞご覧ください。
では、子どもたちが虫(蚊)刺されでとびひにならないように、掻きむしらない方法について紹介したいと思います。
蚊に刺されたらすぐに「ニチバン カテリープFSロール」を貼る
これを初めて知ったとき、ちょっとテンション上がりました。
「これあれば掻きむしらないじゃん!」
実際には搔いてしまいますが、フィルムの上からなので直接蚊に刺された部分を掻くことはないので血が出たりしません。
それが、ニチバン透明フィルムドレッシング カテリープFSロールです。
カテリープFSロールは、Amazonや楽天で購入することが可能です。
Amazonでの口コミ
- 孫の怪我に備えての購入、一緒に入る風呂もこれで安心で~す。
- 腰の手術をした後の保護に使用しました。医療用品なので安心でした。
- 傷がある時、入浴時や水仕事の時に必需品ですね。
- 傷をガーゼごとガードしてくれるので、濡れることがなく、治りが早いですね。
- 同商品の巻きが少ないタイプを、ドラッグストアでずっとリピートしていました。 ケチらず使えば入浴時も水が入り込まず、とても優秀な商品です。 こんなに大きいサイズがあるとは知らず、もっと早くに出会いたかったです。(涙)
このように、子どもの「とびひ対策」だけでなく、年齢問わず広く利用されているようです。
ニチバン カテリープFSロールの特長と使い方
このフィルムを蚊に刺された部分に貼ることで、子どもたちが掻きむしって血が出るのを防ぐことができます。
ニチバンの公式サイトには、その特長や使い方についてこう書かれています。
防水性・バリア性
皮膚に密着し、外部からの水やバクテリアの浸入を防ぎます。
低刺激・低ストレス
柔軟性に優れたポリウレタンフィルムと皮膚刺激の少ないアクリル系粘着剤を採用しています。
衣服・シーツ等との滑り性が良く、皮膚へのストレスを軽減します。
フィルムの貼り方・使い方
具体的な貼り方はフィルムの入っている箱(ケース)に書かれていますので、こちらをご覧ください。
実際どんなときに使うといいのか?
公式サイトには、その「用途」についてこう書かれています。
用途(どんなときに使うと効果的か)
- ガーゼ・ドレッシング材の被覆固定
- シャワー浴時の装具保護
- 皮膚被覆保護
最後の「皮膚被覆保護」はまさに、蚊に刺された部分をカバーして掻きむしらないようにするのに最適だと言えます。
そして、それ以外にもプールやシャワー、お風呂に入るときに水に濡れるのを防ぎ、バクテリアの浸入を防ぐこともできます。
では実際に貼ってみましょう
悲しいかな、子どもたちの写真を撮ろうとしたんですが、今流行の「イヤイヤ期」のため、僕の腕の写真で勘弁してください。
使い方は一緒ですので(泣)
では、まずロールから目盛り6つ目(1目盛り1cm)のところで切り分けます。
一番上の厚紙には切れ目(点線)が入っていて、そこから大きい部分の厚紙をはがして、貼りたい部分に貼ります。
そして、残っている厚紙部分もはがし貼り付けます。
このように、あとは青いフィルムだけになりましたので、しっかりと本体のフィルムがくっつくように上からよく押しつけます。
そして青いフィルムをはがします。
しっかりとはがせたら完成です。
フィルムは透明で伸縮性に優れていますので、腕を曲げ伸ばししてもはがれませんし目立ちません。
光の加減で四隅が白く見えますが、しっかりと接着されているのではがれません。
これなら痒い部分を引っ掻いてもフィルムがガードしてくれるので、血が出ることはなさそうです。
ニチバン カテリープFSロールを使うときの注意事項
カテリープFSロールを使うときに一番気をつけることは、傷口に直接使用しないということです。
その理由は、カテリープFSロールは未滅菌(滅菌処理をしていない)だからです。
他にも、注意事項として公式サイトには以下のような記載があります。
•感染のある部位、出血している部位、滲出液のある部位、皮膚障害、皮膚代謝異常がみられる部位には使用しないでください。
•本品は固定縫合の代わりとしては使用できません。
•貼付前に皮膚をよく清拭し、清潔で乾いた状態にしてください。
•皮膚カブレやはがれの原因となりますので、引っ張って伸ばした状態で貼付しないでください。
•使用中、皮膚障害その他異常がみられた時は、使用を中止してください。
•臨床的に感染を起こしたと判断される場合は使用を中止し、適切な治療を行ない感染の問題が解決してから使用を再開してください。
•シャワー、入浴の際は必ず前もって、水が入らないよう全面に密着していることを確認してください。
•本品をはがす時は、皮膚を傷めないよう体毛の流れに沿ってゆっくりはがしてください。
また、カテリープFSロールは防水性に優れていますが、内側からの汗などには強くありません。
ピッタリとくっつけても、汗っかきな子どもですから、内側から汗がたまればはがれやすくなります。
汗をかいてはがれやすくなったら、タイミングを見て貼り替えてあげましょう。
Amazonで購入するときの「あなたは医療従事者ですか」の質問はどう答える?
Amazonで購入する際には、ひとつ覚えておいてほしいことがあります。
カテリープFSロールを注文する際に、次のような「あなたは医療従事者ですか?」という質問が画面に出てきます。
結論からいえば、あなたが医療従事者でなくても「はい」を選択して購入画面に進んでも何も問題ありません。
※もし「いいえ」を選択すると、Amazonのトップ画面へ移動します
僕もこの商品を購入するとき、「自分は医療従事者でないけど買ってもいいのかな?」と思いました。
なので調べてみました。
すると、この件について調べた日経メディカルの記事が出てきたので紹介します。
「アクセスしてきた人が医療関係者かどうか確認せよ」と言っているのではない。
毎回質問されるのは「医療関係者以外には情報を出せない」からではなく、「医療関係者向けのページですけどいいですか?」と聞きたいだけなのだ。引用:日経メディカルfacebookページより
要するに、広告として「そうしないといけない」理由があるがあるだけで、医療従事者でなくても購入はできるとこの中で言っています。
これで安心して堂々と購入ができますね。
掻きむしった傷口がとびひにならないようにするにはどうしたらいいの?
蚊に刺されてすぐなら、直接カテリープFSロールを貼っても大丈夫です。
ただ、痒さで掻きむしって血が出たり、ジュクジュクしてしまったら、直接貼ることはできません。
理由は、カテリープFSロールは未滅菌だからです。
このことは、上で紹介した注意事項にも書いてあります。
- 未滅菌品ですので創傷部位や穿刺部に直接使用しないでください。
- 感染のある部位、出血している部位、滲出液のある部位、皮膚障害、皮膚代謝異常がみられる部位には使用しないでください。
では、どうしたらいいんでしょうか?
傷口を消毒して滅菌済みのガーゼ越しに貼る
ガーゼは滅菌してあるものを選んでください。
血が出てしまったら、それが化膿してとびひにならないように注意しなければいけません。
ただ、ガーゼを張り付けただけでは好奇心旺盛な乳幼児だと簡単に自分ではがしてしまい、また掻きむしって悪化してしまいます。
そこで活躍するのがカテリープFSロールです。
使い方はこうです。
- 傷口をきれいに消毒する
- 傷口をしっかりと乾いた状態にする
- 滅菌済みのガーゼを貼る
- その上からカテリープFSロールを貼る
ガーゼは貼る部分の大きさに応じて、チョキチョキ切って使います。
一応、商品パッケージの裏に使用上の注意などが書いてありますのでご覧ください。
パッケージの中には、個別包装されたガーゼが入っています。
中身を出してみると、「あれ?これはフィルムはがすのかな?」って感じるくらい表面がサラサラしてますが、これがくっつきにくい仕組みなのでそのまま貼り付けてください。
虫刺されの部分の大きさによりますが、カテリープFSロールで上から貼るとしたら1/2(半分)か1/4の大きさにカットして使うといいかもしれません。
このあたりは貼る箇所や用途に応じて決めてくださいね。
今回、ちょうどタイミングよく(?)子どもたちに使った写真がなかったので、僕の腕に貼った写真を参考に載せておきます。
まずは、滅菌パッド1枚を半分に切ります。
半分に切って使う残りの半分は、すぐに使うことがなければ、何か別の用途に使ってください。
保管して後で傷口に使うとしても、開封したら滅菌状態は保てませんのでそこは注意してくださいね。
そして腕に貼ります。
意外と簡単に貼ることができました。
四隅が少し白く写っていますが、しっかりと貼り付いていますのではがれません。
カテリープFSロール自体に収縮性があるので、腕を曲げたり伸ばしたりしても空気が入ったりはがれることはありません。
ガーゼはいつまで貼っておけばいいの?
基本的には、ジュクジュクが瘡蓋(かさぶた)になったら大丈夫だそうです。
かかりつけの小児科の先生に聞いたので間違いないです。
このままお風呂に入っても大丈夫なので2~3日はそのままにできますが、中に空気が入ってきたリはがれてきたら新しいものに貼り換えましょう。
ただ、瘡蓋って治りかけだから痒いんですよね。
痒いから搔いて瘡蓋をはがしてまた出血・・・なんてこと何度経験したか(笑)
でも、これで一応は一件落着です。
まとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
赤ちゃんや小さな子どもって皮膚が薄いので、血管が大人よりも蚊に認識されやすいので刺されやすいんですよね。
だからこれからの時期(春先から夏・秋にかけて)は、虫刺され対策・蚊対策は絶対に必要になります。
どんなに気をつけても、玄関のドアや窓から蚊は入ってきます。
そんなときにまず活躍するのが蚊のいなくなるスプレーです。
このスプレーに含まれる殺虫成分は水溶性の成分なので、仮に吸い込んでも汗や尿で出ていくので、赤ちゃんや子どものいる部屋でも安心して使うことができます。
我が家でも、寝る前に寝室にシュッ!としています(24時間効果が続くので最高です)。
蚊がいる部屋で実際に使ってみると、スプレーを部屋にシュッとして数分で蚊が落ちてくるのがわかります。
それでも刺されてしまったときは、とびひにならないように早めにカテリープFSロールで対処しましょう。
それでも今年も蚊に刺されるんだろうなあ。
あ、もちろん子どもたちだけじゃなくて親も使えますから、効果的につかってくださいね。
ロールは10mあるので、ケチらないで目一杯使っても大丈夫ですから!
おしまい
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