【まだ悩んでるの?】FPの僕が学資保険に加入しない本当の理由
こんにちは、双子のパパYuichiです。
『子どもが生まれたら学資保険に入らなくちゃ』
ってまだ思っていますか?
僕は双子のチビたちに学資保険は掛けていません。
なぜだと思いますか?
それは、学資保険に期待していないからです!
でも、これだけは言っておきます。学資保険は悪いものではありませんよ。
用途や目的にちゃんと合ったプランニングをしていれば「いい商品」ですから。実際、僕もたくさん販売していますしね。
最近、排水溝の話とか、サンドイッチの話ばっかりなのでお忘れの方も多いかもしれませんが、
実は私、ファイナンシャルプランナーなんです。
もう自分でも忘れちゃいそうなんですけど(笑)、ちゃんと生命保険とか年金とか損害保険とか扱っているんですよ!
なので今日は、僕が『保険を扱うFP(ファイナンシャルプランナー)』なのに学資保険に加入していない理由をお伝えしたいと思います。
この記事の目次
僕が学資保険に加入していない本当の理由
学資保険に加入しない本当の理由は「魅力がない」から
上でも挙げてきましたが、僕は学資保険にそんなに大きな魅力を感じていません。
強いて言えば強制性、心の弱い僕でも続けられそう(苦笑)って事ぐらいでしょうか。
だって、そんなに増えないんだったらやる意味ないじゃないですか?お金が必要な時に使えないんだったら、それこそ大変じゃないですか。
もちろん、返戻率が物凄くいいのであれば話は別ですよ。
僕だって10万でも20万でも学資保険に加入すると思います。
僕は外貨建て保険や個人年金を利用しています!
僕は学資保険に加入していない分、外貨建ての保険や個人年金を利用しています。
軍資金は、ママから出た結納金、結婚式のご祝儀等の残り、そして出産時の医療保険の給付金等です。
出産時の医療保険の給付金については、コチラの記事をご覧ください。
外貨建て個人年金は1ドル85円の時に加入していますから、120円をふらついている現在、ウハウハです!
このように、学資保険に頼らなくても、他にいくらでもお金を殖やす方法はあるんです!
「でも、外貨とかわからないし、何か怖そう・・・」
そう思う人もいっぱいいると思います。そう言う人はまず、簡単な「節約」から始めてみてはいかがでしょう?
保険の見直しをして家計の節約をするだけでも全然違う!
保険の見直しをするだけで、毎月5,000円節約できたらどうでしょうか?
それだけで年間6万円の節約になります。これは6万円の利益と言えるのではないでしょうか?
6万円を18年貯めたら108万円ですよね。
18年間で108万円貯めるより、
「保険の見直しをしたら、結果トータルで108万円が節約できた!」
こっちのほうが簡単にできそうじゃないですか?
ただし、保険の見直しを最短距離で成功させるには重要なポイントが1つだけあります。
それは「誰に相談するか」です。
保険相談にいきなり行っても時間ばかりかかってしまってもったいないです。
最短距離で成功させるためには、まずは資料請求でいくつかの保険を簡単に予習して、それについて相談すると言うのが鉄則です。
そして、相談相手を自分で選ぶこと、これが一番重要なんです。
無料で保険相談をしてくれるところはいくらでもあります。
しかし、担当してくれるFPが自分に合うかどうかは、当日会ってみないとわかりません。
説明がわかりにくかったり、相談実績の浅い頼りないFPが担当になることもあります。
そうしたFPに当たってしまうと、せっかく取った時間がムダになってしまいます。
これじゃあ、いくら相談料が無料でも僕なら「二度と保険相談なんて行きたくない!」と思うでしょう。
でも、本来、信頼できるFPに出会うことができれば、保険相談は物凄く効率の良いサービスなんです。
学資保険を選ぶなら、相談するFPを自分で選ぶと高確率で得をする!
学資保険を選ぶだけなら、ネットや雑誌のクチコミを見れば誰だってできます。
しかし、もしあなたが加入している保険(生命保険、損害保険、個人年金など)にムダがあって、それが毎月1万円分あったらどうでしょう?
学資保険に毎月1万円と考えていたとしたら、差し引きゼロです。
あなたが気がついていない、小さなムダにも本当のプロは気がついて教えてくれます。
このムダが解消されたら、差し引きゼロだったものが一気に「プラス2万円」の効果に変わります。
こう言った効果をもたらしてくれる、信頼できるFPをあなた本人が選ぶことができるんです。FPの顔写真、実績、クチコミの評価、得意分野、性別など、あなたの好みで相談できるFPを選ぶことができるんです。
>>>双子ママパパも必見!保険相談のおすすめが変わりました!時代は「FP完全指名型」の保険相談へ!
「餅は餅屋」
やっぱり、雑誌やネットの情報だけでは判断できない情報を、プロは知っているんですよね。
だから、あなたの判断基準にプラスして、プロの意見も取り入れてみてはいかがでしょうか?知らなかった情報を仕入れるチャンスかもしれませんよ。
学資保険ってそもそもどんな保険?
学資保険とは?
学資保険をネットで検索してみると、
子供の教育資金を確保するための保険。高校卒業の18歳を目安に満期時期が設定されており、それ以前に保険金支払者が支払い不能となった場合には、その後の支払いが免除されて満期金額を受け取れる「貯蓄」と「保障」を兼ね備えた保険商品として人気を集めている。1990年頃までは支払総額より満期金額が多くなることがほとんどだったが、90年代後半から超低金利時代に入り、支払総額より満期金額が少なくなる「元本割れ」が起きるケースが増えた。2013年10月、大阪の男性が元本割れした分を返還するよう求めた裁判で、裁判所が返還を勧告し、それを保険会社が受け入れたことで、両者の和解が成立した。(コトバンクより引用)
とあります。
要は、「子どもが18歳になるまでに大学進学費用を保険を使って貯めましょうよ」って言うものです。
1番の魅力は貯蓄性と強制性
学資保険の魅力は何かって考えた時、出てくるキーワードは2つ、貯蓄性と強制性です。
「貯蓄性」とは、その名の通りどれくらいお金が貯まるかです。
学資保険に加入する多くの理由が『子どものためにお金を貯める』事ですから、当たり前ですよね。
だからコツコツ掛けたお金がどれくらい増えて戻ってくるかが重要なんですよね。
どれだけ戻ってくるかを表した率を“返戻率”って言うんですが、この率が100%以上だと『払った総額より戻る金額のほうが多い』と言う事になり、この返戻率が高ければ高いほど魅力的な保険と言えますので、この返戻率を見て選ぶと言う事が一番重要です。
僕も若いころは「今月余ったら貯金でもするかな~」なんて思っていましたが、当然の如く貯金なんて出来ませんでした。
お金って貯めるの難しくないですか?
実はこの『余ったら』って言うのが曲者で、実際はお金って余らないんですよね^^;
これは僕の経験上なんで、みなさんに当てはまるかわかりませんが本当にお金を貯めようと思ったら、最初にそのお金は避けておきます。
だって、「余ったら」って言ったら「余らなかったらしょうがない」って言うのと同じですからね。
子どもの教育資金も同じですよね。
“絶対に貯めなければいけない”って使命感があるから、最初にそのお金は避けておくと思うんです。
でもそれってなかなか難しいんですよね。
そう言う人のために、学資保険っていうものが作られたんだと思います。
強制的に毎月決まった金額を銀行口座から引き落とされれば、それが一番簡単ですからね。自分で管理する手間もかからないし。
結局、学資保険って必要なの?
学資保険にもデメリットはある
学資保険にもデメリットはあります。
それは、途中で解約をすると戻ってくるお金が、それまで支払った保険料の総額よりも少なくなってしまうと言う事です。
大抵の人は最後まで続けるかもしれませんが、今の世の中何がどうなるかわかりません。
もしかしたら旦那さんの会社がなくなってしまったり、お給料が減ってしまうかもしれません。
色々な理由のうえで、毎月の学資保険の保険料を支払うことが出来なくなったり、お金が急に必要になってしまったら、解約するしかありませんよね。
そうなった場合、解約をすると損をしてしまいます。
だから、学資保険に加入したら絶対に解約をしてはいけないんです。
ただし、例外もあります。
保険料を一時払いなどで支払った場合には3年もすれば元は取れますので、これならいいかもしれませんね。
返戻率はあまり期待できない
先ほど返戻率の話をしましたが、今現在、1番返戻率のいい保険会社で約110%くらいです。
18年間で100万円預けたら110万円、200万円なら220万円が戻ってくると言うイメージです。
毎月1万円を18年間支払うと216万円になり、それが237.6万円になる計算です。21.6万円のプラスになります。
これを見てどう思いますか??
“けっこう貯まる”と感じますか?それとも、“そうでもない”と感じますか?
計算してみると、21.6万円って18年間で割ってみると、一月あたり1,000円なんですよね。
1,000円でも「塵も積もれば」と思えばそうかもしれませんが、1,000円くらいならなんとかなりそうじゃないですか?
「出産 = 学資保険」の固定概念をなくしてもいいかも
学資保険に加入しなくても定期預金なんかで毎月10,000円貯金して、毎月1,000円節約すれば同じ効果ですよね?
しかも銀行なら1000万円までは預金は保護されますから銀行が破たんしても安心です。
預金を途中でやめてもお金が減る事もありません。
要はどう言う事かと言うと、子どもが生まれたら必ず学資保険に加入しないといけないと言う事はない、と言う事なんです。
昔、利率のいい時代は、200万円預けたら300万円戻ってくる保険なんてザラにありました。
そう言った記憶のある親世代は、子どもが生まれると郵便局や保険会社で学資保険に加入しないと損だと言うイメージがあります。
でも、時代は変わっています。
今やどこで学資保険に加入しても、劇的に増えると言う事はありません。
だったら、解約のリスクなどのある学資保険に加入するよりも、流動性のある預金の活用や節約などの家計の見直しを優先するほうが効果があるかもしれません。
ちなみに、「学資保険に入ろうとしたら低解約型の定期保険や終身保険を勧められた!」って人がいたらこちらをご覧ください。
タブーに切り込んでいます。
最後に
いかがでしょうか、学資保険って万能じゃないんですよね。それが言いたかったんです。
あ、でも何回も言いますが、学資保険が悪いって言っているわけじゃないんですよ。用途や目的にしっかりと合ったプランニングをすればいいだけです。
でも他にも方法はあります、と言う事なんです。
まずは、「用途と目的」を明確にするところから始めてみましょう。
※保険相談ならこちらもおすすめです
保険の見直しはプロに任せるのが当たり前になりましたが、いざ目の前に担当が現れた場合、「自分にはこの人は合わない」という場合も出てきます。
そんなときは無理して続けずに、新しいFP(ファイナンシャルプランナー)にチェンジしましょう。
病院にセカンドオピニオンがあるように、FPにもセカンドオピニオンは必要です。
どんなときでも選択肢は複数持ってたいですよね。
おしまい
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