【2歳児双子】子どもは厳しくしつけようと思ったけど、実際に育ててみるとそうはいかないぞって話。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
先日の記事「ママと子どもたちのお風呂の役割を交換してみたらすごい能力が身についた話」でも書きましたが、やっぱり ”やってみないとわからないこと” って多いですよね。
特に育児ではそう感じることが多い気がします。
今日はその中でも「2歳児のしつけ」について、僕が感じたことを書きたいと思います。
この記事の目次
双子が生まれる前の僕の子育ての理想
このブログを何度か読んでいただいている方には想像できないかもしれませんが、双子が生まれる前に僕が持っていた子育ての理想ってこんな感じでした。
しつけは小さい頃から絶対に必要である
大人になって恥ずかしくない立ち振る舞いをするためには、子どもの頃から「しつけ」をしておかなければいけない。
言葉で言ってもわからないなら叩いてでも矯正する。
間違ったことをしたら体でわからせることも大事。
それは保育園児でも一緒。
僕は、本気でそう思っていました。
ここでいう「小さい頃」っていうのは、言葉の話せない2歳児くらいを想定しています。
誰が何と言おうと、僕は我が子は厳しくしつけようと決めていました。
父親が毅然とした態度でいること
僕の父親は、”言葉少なく行動する” タイプです。
言葉数は少ないのに、家事も育児もこなすんですよ(僕が親になって気がつきましたが)。
だから、母親のほうが ”しつけ担当” だったんです。
子どもの頃は「うるさいなー」「もうわかってるって!」「もー今やるとこだったのにー」って、しょっちゅう思っていました。
でも今思えば、これだけ口うるさく言われても、多分バックに父親が静かにいたことで、結果的に僕の身になっているんだなって思っているんです。
これで父親までうるさかったら僕はぐれていたかも(笑)
だから、僕も静かに後ろで見守っていて、何かあればビシッと出ていく。
そんなカッコイイ存在になりたいって思ってたんですよね。
双子が生まれてからの現実
結論からいうと、
双子が生まれてから、僕の理想なんて関係なくなってしまいました。
遠く空の彼方に消えてしまって、そんな「昔の理想」なんて関係なくなっていました。
なんででしょう?
予想をはるかに超えて子どもたちがカワイイ
叩くなんてとんでもない!
「女の子ならわかるけど、男なら厳しく、ときにはバチーンと平手打ちくらい」なんて思ってましたけど、そんなんできるわけありません。
- こんなにカワイイ笑顔
- こんなにスベスベな素肌
- カワイイお尻
- 抱きしめると温かい体
- 照れるとカワイイ仕草
- チューしたくなる寝顔
こんなに想像を超えるカワイさだとは思いませんでした。
オムツかぶれしてしまったお尻を必死に治そうと頑張ったんですよ。
頭の形は大丈夫かなって、向き癖も心配してたんですよ!
だから、
叩くなんてとんでもない!
お尻でさえ、叩くなんてとんでもない!
まあ、大きくなったらわかりませんが(笑)
自分の子どもを持って、子どもに対するイメージが変わった
実際に自分に子どもができて、首も座らなかった子どもたちが元気に動き回るようになって、言葉にならない言葉を発するようになって、それまでに持っていた子どもに対するイメージが変わりました。
それまでは、
- 子どもはカワイイけどうるさい
- 子どもはカワイイけど面倒臭い
- 子どもはカワイイけど自分の時間がなくなる
- 子どもはカワイイけどお金がかかる
こんな感じでした。
確かに、たまにイライラしたり面倒臭くなることがあります。
でも、新しく何かができたとき、新しい言葉を言えるようになったとき、そのときの「できたよ!ほら!見て!」って笑顔が全部吹き飛ばしてくれるんですよね。
自分の子どもってすごいですよね。
嫌なことから体調不良にいたるまで、全部吹き飛ばしてくれるんですよね。
※体調不良は程度によります(笑)
「しつけ」に対する考え方が変わった
確実に双子が生まれる前と変わりました。
手は上げずに、しっかりと言葉でわからせる。
これはまだ1号2号が言葉を理解していないであろう頃から始めていました。
ゆっくりと落ち着いた口調で
短い言葉で
わかるまで何度でも
真剣な顔で
わかったらハイタッチ
1回でなんとかしようとは思いません。
持久戦も覚悟です。
テレビ台に繰り返し上ることに対する注意
1号2号は面白半分でテレビ台に登ります。
これ、危ないんですよね。
テレビを倒す危険性もあるし、テレビ台から落ちる可能性もあります。
実際に落ちて泣いたことも何回もあります。
でもやめないんですよね。
多分ですが、
- 登ること自体が楽しい
- テレビを近くで見たい
- 親の気を惹きたい
こんな思いがあるんでしょうね、だから何回言ってもやめません。
囲いを作って隔離しようかとも思いました。
でも、どんどん成長するにつれて、それを乗り越えていったり、力任せに壊そうとするんです。
だから毎回、何度でも注意することに決めました。
「そこは登るところじゃないよね?」
「登ったら落ちて危ないから言ってるんだよ」
「テレビが壊れちゃうよ」
大体この3つのフレーズです。
ゆっくりと落ち着いた口調で
短い言葉で
わかるまで何度でも
真剣な顔で
わかったらハイタッチ
この繰り返しです。
最近は「わかった?」と聞くと「うんうん」とうなずくようになりました。
でも10秒後にはまた登ろうとします。
その都度また繰り返します。
何度言ってもわからないときは、強制的に抱っこして(危ないので)テレビ台から降ろします。
そして、両手で顔を包み込んで僕の目を見るように仕向けます。
「そこは登るところじゃないよね?」
「登ったら落ちて危ないから言ってるんだよ」
「テレビが壊れちゃうよ」
わかったらハイタッチで完了です。
少しずつですが、テレビ台に登る回数が減ってきた気がします。
イヤイヤ期は脳の発達の途中
「イヤイヤ期」「魔の2歳児」という言葉がありますが、我が家の1号2号も少しずつその片鱗が見えてきました。
- ご飯を食べないという意味不明なイヤイヤ
- ご飯の入った皿を投げる
- スープの入ったマグを投げる
- 服を脱ぎたくないというイヤイヤ
- 抱っこしてくれなきゃイヤイヤ
まだまだこんなもんじゃないと思いますが、それでも少しずつ出てきました。
特に急いでいる朝なんかに、ご飯の入った皿を「ポーン」って落とされたりすると、一瞬殺意すら浮かんでくるかもしれません(実際はありませんが)。
でも、子どもたちのこれらの行動って、脳の発達の途中だってこともわかってるんですよね。
以前、NHKで放送していた『ママたちが非常事態』という番組で科学的に分析をしていましたので、その内容をまとめた記事もあります。
だから、僕らは「そういうものだ」って、ある意味諦めたほうが楽なのかもしれないですよね。
それでもイラッとするときは、「いかんいかん、怒らない怒らない」と呪文のように言い聞かせて、一息つくようにしています。
実際、子どもたちに ”悪意” はないので、無邪気な顔してたりするんですよね(笑)
あ、さっきママさんから「NHKのやつ、本で出てるよー!」って教えてもらいましたのでご紹介しておきますね。
調べたらDVDも出てるみたいです。
これからイヤイヤ期を迎えるママパパにはいいかも!
教えてくれたママさん、ありがとうございました^^/
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
子育てって、ホントやってみないとわからないものですよね。
やり方もそうですけど、自分の気持ちや行動も、想像していたものと違うんですもん。
僕らは今、子どもたちに言葉で何とか伝えようとしています。
でも、これだけは言えます。
もっと子どもたちが大きくなったとき、絶対に手を上げない自信はありません。
今は目に入れても大丈夫なくらいカワイイですけど、大きくなってクソ生意気になる可能性もあります。
人の道を外しそうになることがあるかもしれません。
そんなときは、親として体を張って、向こう側に行きそうなのを全力で止めて、こっちに引き戻そうと思っています。
人様に多大な迷惑をかけてしまう可能性があるなら、僕が体を張って防波堤になります。
そのときのためにも、もっと体を鍛えておかなければいけないなと思ってます。
ずっとカワイイままでいてほしいけど、でも僕らの寿命もあと40年ほど・・・
子どもたちの結婚式で号泣したいし、孫の顔も見てみたいし、だからこそ僕が育った家庭のように幸せな家庭にしたいんですよね。
だから、今から「しつけ」についてすごく考えています。
答えは子どもたちが成長したときにわかるんだろうなあ。
「父ちゃん、今までありがとな!」
なんて結婚式の前日に言われたら泣いちゃうんだろうなあ。
「子どもができて初めて父ちゃん母ちゃんの言ってることがわかったよ」
なんて言われたら、もう思い残すことないんだろうなあ。
あああ、なんか切なくなってきたので終わりにします。
おしまい
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