子どもの甘えはいつまで・どこまで許される?3歳双子の育児の中で見えた特別な感情
こんにちは、双子のパパYuichiです。
先日、ネット上でこんな話を目にしました。
2歳になる娘がいて、4月から保育園に通っています。 保育園は最初は少し泣いたりしたものの、順調に過ごしています。 魔の2歳児だけあってわがままやイヤイヤはあります。 しかし、8月に入ったくらいから、夕ご飯を抱っこで食べたいと言うようになりました。
~中略~
しつけの仕方もあるんだと思いますが、どれだけやさしく、抱っこでご飯がダメなことを説明しても、諦めないので、私もカッとなって怒ってしまいます。 保育園の先生には、家では甘えさせてあげてくださいと言われました。(抱っこでご飯と言っていることは知りません) どうしたらいいのでしょか?
引用:Yahoo!知恵袋より
僕らも考えることがあります。
この方と同じようなことがありますから・・・
- 抱っこしないとご飯を食べないときがある
- 食べさせてもらわないと怒るときがある
- 道路の真ん中で座り込んでしまう
- 抱っこが無理なときに抱っこをせがむ など
子どもたちが生まれるまではこんなことも考えていました。
絶対に厳しく育てよう
甘やかさないようにしよう
世間に出ても恥ずかしくないようにしよう
保育園の先生たちには、こう言われて最初は戸惑いました。
「慣れない環境なので、家ではたくさん甘えさせてくださいね」
この意味がようやくわかりかけてきたんです。
子どもの甘えはいつまで・どこまで許されると思いますか?
もうすぐ3歳になる双子の育児の中で見えた、僕の特別な感情についてお話したいと思います。
この記事の目次
本当にそこまで甘えているのか?
あるとき、ふと思ったんです。
1号2号はそこまで甘えているのかな・・・?
「魔の2歳児」「イヤイヤ期」
この言葉を恐れていましたし、いろんな人の経験談などを聞いていると正直ウチはどうなってしまうんだろうと思っていました。
でも気がつけばもうすぐ3歳。
もちろん体力もついてきて、のけ反られたりしたら汗ダクになって大変なこともあります。
先日も、保育園からの帰り道で2号が歩道橋の階段を上りたい衝動にかられてつまづき、おでこを強打して流血事件が発生しました。
2号流血なう。
@歩道橋の階段— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2017年8月18日
大変は大変なんですが、まわりの経験談と比べるとウチはまだまだなんじゃないかなって。
本当はそこまで甘えてないんじゃないかなって。
1号2号は生まれたときからずっと我慢をしてきた
まあ本人に聞いてみなければ本当のところはわかりませんが、でも僕はそういうことも少しあるんじゃないかなって。
1号2号は双子ですから、ママパパを独占することはできません。
どちらかが独占しようとすれば、必ずもう片方がそれを阻止しようとします。
「ずるいよ~僕も~」
3号が生まれる直前に1ヶ月限定ですがワンオペ育児をしました。
そのときも、どっちかを抱っこしなければいけないときはもう片方に「順番ね、順番。」といって待ってもらいます。
特に1号のほうが甘え上手なところがあるので、2号は楽しそうに装ってはいるけど本当は甘えたい気持ちを堪えているんだなってよくわかります。
3号が生まれてさらに我慢が増えた
3号が生まれてからはさらに我慢をさせていると思います。
1号2号と遊んでいても、3号が泣き始めたら3号の抱っこ優先です。
1号が「だっこ!だっこ!」と手を広げてきても、
「3号が泣いてるから後でね」
と断ることも数知れず。
その都度、1号の悲しそうな顔を見るとこちらも切なくなります。
「手がもう2本あれば・・・」
「甘え」じゃなくて「愛情表現」だと思うようになった
もしかしたらですけど(経験ないのでわかりません)、子どもが1人だったらもっともっと甘えられるんじゃないかなって思うんです。
もっともっと手がかけられるんじゃないかなって。
抱っこをせがまれても断ることも少ないんじゃないかなって。
本当ならもっと抱っこしてもらえる年齢なのに、なんで僕はしてくれないのって。
で、じっくりと子どもたちの顔や表情・仕草を今まで以上に見てみることにしたんです。
そしたら甘えてくるときのタイミング、感情、受け入れられたときの満面の笑みなんかがすごく愛おしく感じられるようになったんです。
「甘え」って感じるときは自分に余裕がないとき
子どもの「甘え」って親にとって都合のいい言葉なのかもしれないですよね。
「保育園までの時間がないから早く食べなさい!」
「早く着替えなさい!」
「ちゃんと歩きなさい!」
「自分でなんとかしなさい!」
疲れていたり、体調が悪かったり、仕事でうまくいかないことがあったり、夫婦でうまくいっていなかったり、そんなとき大きな声が出てしまうんですよね。
逆に体調も良くて、何もかもうまくいってて、宝くじなんか当たった日にはなんでも許せると思いません?
もちろん「甘やかし」はしませんけど、それでも自分次第のことがけっこう多いんじゃないかなって。
子どもたちのこの「愛情表現」は今しか味わえない
子どもたちの「甘え」を「愛情表現」って思うようになってから、かける言葉や表情が少しずつですが変わってきた気がします。
(まだまだできていないときのほうが多いですが)
でも、抱きついてきたり、顔を寄せてきたり、抱っこをせがまれるなんて今しかないですよね。
大きくなって30歳超えて抱きついてこられても・・・ねえ。笑
でも、今のすべすべの肌でいいにおいのする1号2号の愛情表現を味わえるのは今しかないんですよね。
だから、スキンシップという意味で言ったら「いつまで」とかないのかもしれないですね。
まとめ:とはいえ大声をあげないとは言えない現実
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
なんかもっともらしいこと言いましたが、正直どうなるかわからないですよね(笑)
だって、双子育児を3年やってきて慣れてきましたが、「3歳以降の双子育児」については未経験なものでどうなるかわかりません。
毎日毎日が初めての繰り返しです。
昨日もテレビの音量を隠されたリモコンではなくテレビ本体をいじって「音量70」まで上げた2号に「こらーーーーーーーー!」って言いました(ちなみに通常の音量は「23」です)。
ご近所さんごめんなさい。
試行錯誤しながら、葛藤しながら、ママと相談しながら、子どもたちにぶつかっていくことは変わらないんだろうな。
「そうそう、育児はそんなものよ」
誰かに必ず言われそうですが、自分が経験するまでその言葉は染み込んでこないんですよね。
そして環境を含めすべてが異なるから、意外と人の経験談が役に立たないっていうジレンマにも慣れました(笑)
でも、これから双子育児をしていくママパパに少しでも不安がなくなるように、こんなことだけど発信していけたらいいなって思ってます。
ということで、今日はお役に立てそうで意外と立たないかもしれないお話でした。
おしまい
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