双子パパが待機児童問題の件で神奈川新聞さんに取材をしていただきました。
こんにちは、双子のパパYuichiです。
基本的に、この「I Love Twins!!」は双子の子育てブログなんですが、たまに全然関係ないことも書いています。
関係ないことを書く、それはなぜか?
僕の気まぐれ、気分転換、なんとなく、そう言った感じです。でも、その僕の「気まぐれ」の中で色々な交流が生まれたのも事実です。
「待機児童ゼロチャレンジ(#taikijidou0challenge)」もそうです。
僕は待機児童問題について取材をして欲しくて、某育児系サイトや新聞社に片っ端からアプローチしましたが、そのほとんどが無反応でした。
まあ、当たり前ですよね。
アプローチしたタイミングが悪かったのかもしれませんが、最初はどこも興味を持ってくれませんでした。
最初に反応してくれた育児系サイトは「色々な都合」が合わずに見送りに、そして最後にやっと反応してくれたのが神奈川新聞さんだったんです。
今日は、その待機児童問題で神奈川新聞の記者さんに取材をしていただいたことについて書いてみたいと思います。
この記事の目次
神奈川新聞に出るのは4月後半
神奈川新聞さんの記者さんは現在、「待機児童問題」についての特集記事をまとめています。
そして、世間でも話題となった「保育園落ちた日本死ね」のその後を新たに追っていると言っていました。
以下が僕が取材でお話させていただいたことです。
時間にして2時間ほど、和やかな雰囲気でお話させてもらいました。
僕らが区役所で聞いた「言葉」について
我が家の双子1号2号は奇跡的に同じ保育園に入園することができました。
しかし、前年の9月に入園を断られ「隠れ待機児童」となった1号2号は、1歳児クラスへの4月入園を目指して区役所に相談に行った際に絶望的な言葉を耳にします。
「1歳児クラスは正直厳しいです」
「認可外で1年ほどポイントを稼いでもらっても次年度に入れるかどうか・・・」
僕も聞いてみたんです。川崎市の待機児童って正直どうなのか?(ちなみに川崎市は「待機児童ゼロ宣言」をしています)
返ってきた言葉はこんな感じのものでした。
「(苦笑)うーん、そうですね。実際はそうですね・・・」
多分、毎日同じようなことをママパパに聞かれてるんでしょうね。でも市で出している声明と実際の現場とのギャップにこんな対応になってしまうんでしょうね。
双子と待機児童問題について
1人の子どもでも保育園に入りづらいのに、双子が1つの保育園の「2つの枠」を取ってしまうことで周りのママパパに厳しい言葉を浴びせられたと言う双子ママさんもいます。
双子の片方だけが入園できたり、2人とも入園できても別々の保育園だったり、「入れるなら贅沢を言うな!」と言う声もありますが、でもそれじゃあ子どもたちが可哀想すぎます。もちろん、僕らもシンドイです。
だから、僕らは区役所の担当の人から絶望的な言葉をもらってから、「2人同時」「同じ保育園」と言う条件だけは譲りませんでした。
それでダメだったら仕方ない、そこからまた考えればいい。
実際には、もしダメだったらママは退職するしかありませんでしたし、その覚悟はしていました。
もちろん、双子じゃなくても1人でも年子でも大変さは変わらないと思います。
でも、その中で「双子と言うマイノリティ」を考えたとき、僕は気が付いたら動き始めていました。
全国の「双子ママの声」もたくさん集めましたので、実際にどんな状況なのか知りたい方は是非こちらの記事を読んでみてください。
1号2号の成長過程について
我が家の1号2号は「9.11」生まれ。
そもそも12月予定日だったので、3ヶ月早く生まれてきたことになります。
1000gと1200gの小さな体ではNICUから出てすぐの体では、0歳児での4月入園は厳しく、ママの育休の終了する9月に改めて申請したんです。
先にお伝えしたように、その9月では見事に落選。
それでも小さな体で頑張って大きくなりました。1歳半になって体重も10kgを超えてきました。まだ歩くことはできないし、掴み食べもしません。
最近は風邪を引いて毎晩咳がひどく、鼻水でグジュグジュになっています。
小さな体で一生懸命高い所にあるものを取ろうと何回もチャレンジした結果、つかまり立ちもできるようになりました。
掴み食べはしないけど、食欲は大人並みです。風邪を引いていても食欲は落ちません。
僕らは9月に入園できなかったけど、その後の半年で子どもたちの成長を見ることができた、そう考えるように切り替えました。
待機児童ゼロチャレンジ(#taikijidou0challenge)を企画した理由について
僕がこの企画を始めた理由、それは僕自身の「悲鳴」を誰かに聞いて欲しかったからかもしれません。
結果的に我が家の双子は保育園に入れることになりましたが、それまでの数ヶ月、考えるたびに、夜布団に入って目をつぶるたびに、胸がキューーっと締め付けられて言いようのない不安に襲われたのは今でも覚えています。
我が家も巷で噂の「隠れ待機児童」。。。
少子化なのに、どうして保育園は足りないのか – リクナビNEXTジャーナル https://t.co/sTnd3QbzZN— 双子のパパYuichi@お腹が弱い (@fp_yuichi_fp) 2015年10月3日
@yukichi753
僕らも双子別々の保育園にはしたくなくて、でも「贅沢言うな」とか言う人もいるし、難しい問題ですw— 双子のパパYuichi@お腹が弱い (@fp_yuichi_fp) 2016年1月25日
でも、僕の声なんか小さいし、有名人でもないし、ブログやTwitterで言葉を発するだけじゃどうにもならないってのはわかっていました。
だから、思ったんです。
僕だけじゃどうにもならないんだったら、僕以外の人にも応援してもらったらいいんじゃないかって。
- 現役で子育てをしている人
- 子育てにひと段落した人
- 独身の人
- 保育士さんなどの現場で働いている人、などなど
自らの経験談などを踏まえて、みなさん思い思いに「気持ち」「意見」「解決策」などをブログの記事にして拡散してくれました。
最初は「待機児童問題が早く解決するように」と言う思いが強かったんですが、今はそれに加えて、現役子育て中のママパパ以外の人に現状を知って欲しい、人生の先輩の方々には暖かく応援して欲しい、これから子どもを持つかもしれない若い人には現状を知っておいて欲しい、そんな気持ちも湧いてきました。
そう僕に思わせてくれる素晴らしい記事がたくさん集まりました!
神奈川新聞さんからまた新たな展開が見えてくるか?
ちょっと、いや、かなり恥ずかしいのが本音ですが、実際に紙面に出た際には改めてお知らせしたいと思います。
僕の予想ですが、端っこの方に「ちょこっと」写真付きで載る感じだと思いますが、それでも動いてきた「1つの結果」として皆さんにお伝えしようと思います。
そして、今回の取材で新たな展開が見えてくるのかどうか、そこは正直言って僕にはわかりません。
でも、紙面に載ることで、少しでも多くの人に双子の子育てのこと、待機児童問題のことに関心を持ってもらえたらいいなって思っています。
最近思うことなんですが、僕の周りには「いい人」が多くいるように思うんです。困ったら必ず誰かが助けてくれるんです。
だから、後のことは考えないで、今できることをやってみようって思えるのかもしれません。
僕は1人じゃ何もできないんです。
でも、僕の周りにはいつも助けてくれる優しい人たちがいっぱいいるんです。
だから、他力本願も悪いもんじゃないなって思ってます。
そう言えば、関西に住む僕のお友達も先日のNHKの「あさイチ」と言う番組で「夫の産後鬱」に出演して頑張っていました。
頑張り屋さんの彼だから、大変な思いをしながら子育てとママに向き合っていると思います。
でも、「人に頼ること」も大事なことだと思うんです。
我慢していたことを吐き出すことで心は楽になるし、助けを実際に求めることで案外簡単に問題が解決することだってあります。
「なんで今まで人に聞かなかったんだろ?」って。
そして、頼られる人にも効果はあると思うんです。だって、人に頼られない人生より頼りにされる人生のほうが気持ちいいに決まってますもん。
「もう、仕方ないなぁ」って言ってる自分ってけっこう気持ちよかったりします。
でも理不尽な「頼られ方」はお断りですけど。
ちょっと話が脱線しましたが、僕は今回の神奈川新聞さんとの関わりで新たな人脈がまたできましたので、これからも色んな人に助けてもらいながら、もっともっと「待機児童問題」について拡散したいと思っています。
もちろん僕自身も記事を書きます。そして、今まで書いてくれた人の記事も何回でもシェアしていきたいと考えています。
ブログは資産、ブログは財産
こう言う人がいました。その通りだと思います。
僕のもとに集まってくれた「資産としてのブログ記事」を1人でも多くの人に読んでもらえるように、神奈川新聞さんの記事をきっかけにガシガシ進んでいきたいと思っています。
「保育園落ちた~」みたいな爆発力はないと思いますが、ジワジワとやっていきますので見守っててくださいね。
他力本願な双子パパより。
おしまい
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