双子の2歳の誕生日と第3子の誕生を迎える前に、夢の中で試された話 #911
こんにちは、双子のパパYuichiです。
2016年9月11日、我が家の1号2号は2歳になりました。
ここまであっという間でした。
本当は12月に生まれるはずだったのが、1000gと1200gと言う超軽量サイズで、「人生前のめり」をこの頃から実践していたらしく3ヶ月も早く世に出てきました。
昨年も子どもたちの誕生日に僕の思いのたけを書きましたが、今年はちょっと違った感じで書いていこうと思います。
ちなみに昨年書いたものはコチラです。
今回書いたものは少し物語っぽくなってますけど、これは僕が見た『夢』です。
そして頑張って思い出した部分をまとめていますので「いつもの記事と違う」と感じるかもしれません。
※ これから書く内容は、もしかしたら不快に思う人がいるかもしれませんが、そうなったときは無理に最後まで見ずにそっと画面を閉じてくださいね。
この記事の目次
夢の中で試されていた僕
お昼ご飯を食べた後で満足したんでしょうか、僕は急に睡魔に襲われました。
時間にして20分くらい、
目が覚めた瞬間、涙が溢れて止まらなかったんです(家にいてよかった)。
夢だとわかっているのに・・・
襲い掛かる脅威
僕らは家族そろってハイキングに行っていました。
青く一面に広がった芝生で遊びまわる子どもたち、それを遠目に見ながらレジャーシートに仲良く座る僕ら。
遠くの山々を眺めながら、水筒から入れたお茶を飲んでいると自然と笑顔があふれてきます。
そのときでした。
「危ない!逃げろー!!」
声が聞こえてきた方向に振り返ると、2頭の大きなヒグマに追われている大勢の観光客が見えました。
ヒグマはあっという間に僕らのところまで到達し、追い詰められた僕らはそのうちの1頭と大きな木製のベンチテーブルを挟んでにらみ合いになり、完全に身動きが取れなくなりました。
幸いにも1号2号はヒグマから離れていたところにいたため、危険が迫ることはありませんでした。
結局、2頭のヒグマは猟銃を持ったハンターによって射殺されました。
殺人ウィルス
その夜、僕らは泊まっているホテルのテレビに映し出された緊急速報のテロップに釘付けになりました。
「ヒグマから殺人ウィルスが発見されました」
「このウィルスは感染力が強く、飛沫感染だけでなく空気感染もする可能性があり、感染すると狂暴性が増してヒグマのように無差別に人に襲い掛かることがあります」
※実際にはヒグマは無差別に人を襲いません(あくまでも夢の中ですから)
「心当たりのある方は速やかに保健所まで申し出てください」
「発病するまでの時間は約6時間、右目が赤くなってくるのが最初のサインです」
僕らはベンチテーブル越しにヒグマと対面しています。
息遣いがわかるほどに近くにいたんです。
あれから6時間・・・どうやら僕らは大丈夫だったようです。
そして遊び疲れたのか安心して寝入ってる1号2号の寝顔を見ようとそっと頭をなでようとしたところ、うっかり起こしてしまいました。
「う・・・ん」
可愛く目をこすりながら少し開けた1号の右目は真っ赤に染まっていたんです。
そして2号も・・・
死刑宣告
「いやいや・・・それはないでしょ」
「だってヒグマは近くにいなかったよね?」
「なんで・・・嘘でしょ?」
僕らは保健所に向かう車中、パニックになるのを抑えるように何度も同じ言葉を繰り返しました。
そのとき、1つの疑問が頭の中をよぎりました。
「そう言えば、もう1頭はどこにいたんだ?」
射殺したもう1頭を運び出すとき、1号2号の近くを通ったと言うことを僕らは保健所で知らされることになりました。
そしてウィルスの専門家の口から出たのは僕らにとって”死刑宣告”とも言えるものでした。
「ウィルスが覚醒する前に親であるあなた方が決断してください」
「心臓か頭部を一発で射貫けば失血量も少なく二次感染も防げますから」
今日だけで同じことを何度も言ったんでしょう。静かに淡々と、そっと僕に手渡して去っていきました。
手には2発の弾丸が入った拳銃が1丁。
訣別の引き金
僕らは手渡された拳銃を持って無言で帰宅しました。
「できるだけ早く」と言われていましたが、そんな決断できる訳ありません。
拳銃なんか触ったこともありません。
何より元気に甘えようと飛び込んでくる1号2号はいつも通りカワイイんです。
右目が赤いこと以外は・・・
僕が拳銃を構えても、遊んでくれると勘違いして胸に目がけて笑顔でダイブしてきます。
「こんなにかわいいのに・・・なんで?」
涙が次から次へとこみ上げてきますが、子どもたちが不安そうな顔をするので笑顔で何度も繰り返します。
「大丈夫、なんでもないよ」
「ごめんね・・・」
僕は”その後”のことも考えて部屋から廊下に子どもたちを連れて行きました。
遊び場所を変えようとした訳じゃないんです。
でも子どもたちは”お出かけ”するのかとテンションが更に上がっています。
「1発ずつで終わらせよう・・・」
深く深呼吸をして構え直します。
決断のとき
拳銃を構えた僕に遊んでもらおうと飛び込んでくる1号2号。
「誰がこんな愛しい子たちを撃てるんだよ・・・」
「なんでこんなことに・・・」
「なんでこの子たちなんだ・・・」
「なんで僕じゃないんだ・・・」
「あんなところに行かなければ・・・」
引き金なんか引ける訳ない。
大声で泣きながら子どもたちを何度も何度も抱きしめました。
「ごめんよ・・・ごめんよ・・・」
「・・・一緒に逝こうか」
夢を見て僕が改めて考えたこと
ホント、嫌な夢でした。
目が覚めてからも嗚咽(おえつ)が混じったような感じで涙が止まりませんでした。
夢だってわかっているのに・・・
でも、実際のところ、いつどんなことが起こるかわかりません。
「えっ!?」と思ってる間に事故に巻き込まれるかもしれませんし、重い病気になるかもしれません。
少し冷静になって考えてみたんです。
”我が子を殺す夢”と言うことにどんな意味があるのか?
ネットで調べてみました。
- 現状からの解放
- 新しい展開が始まる
言い方は色々ありましたが、まとめるとこのようなことが書いてありました(いいイメージのみ抜粋)。
ちょっと安心しました。
だって、こんな夢見るなんてどうかしてるんじゃないかって思いましたから。
”3人目が生まれる”と言う新しい展開
先日の夫の育児は「いいとこどり」記事の中でもお伝えしていますが、我が家に第3子(姫)がやってきます。
予定では9月15日、これで僕を含めて9月生まれは家族5人中4人となります。
もっと言えば、義理のお母さんと僕の父を合わせて6人になります。
- 1号2号:9.11
- 3号:9.15
- 義理のお母さん:9.26
- 双子パパ:9.27
- 双子パパのパパ:9.28
毎年、子どもたちの誕生日は9月にまとめてお祝いするんでしょうね(あ、僕のもか)。
※ 子どもたちの誕生日プレゼントなんか期待してないですよ!でも「もしも」ってときがあるので一応Amazonほしいものリストを公開しておきますね。一応ですよ、一応w
「新しい展開が始まる」ってこう言うこと(3人目)なのかもしれないですね。
改めてその「覚悟」を決めさせてくれた夢
寝覚めは正直すごく悪かったんですが、でもよく考えてみたら、改めて僕に覚悟を決めさせてくれるためにお腹の中の子どもが「あんな夢」を見させたのかもしれません。
双子だけでも大変だって言われているのに、さらにもう1人だなんて・・・
実のところ、僕はそこまで大変だって思ってないんですけど、周りから「大変だ」「大変そう」ってあまりにもたくさん言われると、僕も「そうなのかな・・・」って思っちゃうんですよね。
でも、なんとかなるって思ってますし、もし大変になっても安心してください。
しっかりとみなさんに頼りますので。
だから「大変だ」「大変そう」って心配してくれるのもいいんですが、僕が本当に「大変だ!」って言って泣きついても大丈夫なように、今のうちに知力・体力・財力に磨きをかけておいてくださいね!
双子の2歳の誕生日と第3子の誕生を迎える前に、夢の中で試された僕の話 まとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
何度も言いましたが、ホント嫌な夢でした。
久しぶりに夢見て号泣しました。
でも、まさかと思って夢を調べてみたら「新しい展開が始まる」なんて出てくるんですもん。
ゾワゾワってしましたよ、ホント。
僕は夢の中で拳銃を渡されて我が子の息の根を止めるように指示されました。
でも・・・。
それから夢の意味を考えたとき、僕は試されたんだと思ったんです。
「これから出て行くけど大丈夫?」
まさかの思い切り内角をえぐるような変化球でしたけど、お腹の子どもがそんな風に言っているのかなって。
今なら自信を持って言えます!
「おう!いつでも出てこいや!」
なんか高田延彦みたいになってますが、でもそんな気分なんです。
本当は自信なんてあるのかないのかもわかりませんが(笑)
でも、僕の好きな『アルケミスト:パウロ・コエーリョ著』と言う本にも書いてあるんですよね。
「前兆を見逃すな」「おまえの宝物のある場所に、お前の心もある」
『アルケミスト』は、読むたびにそのときの自分の心のある場所が呼応して、心に響くポイントが変わる面白い本です。
そして、今回の夢は僕にとっての前兆、そして僕の心はこれから生まれる3号を含めた家族のもとにある。
そんな気がしました。
さて、本当にもうすぐ生まれてきます!
あー3人目なのに緊張するなー、でも3人目なのに2回目のお産(双子だから当たり前か)。
ママ、姫、あと少し頑張って!!
そして1号2号、2歳のお誕生日おめでとう!
もう少し男3人の生活を満喫しようね♪
おしまい
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