些細なことがきっかけで子どもを虐待するんじゃないかなって怖くなったことありますか?
こんにちは、双子のパパYuichiです。
先日、こんなツイートをしてしまいました。
今日は全然ダメだ。こういうとき、極限までいくと子どもを虐待したりするんだろうな。気分転換しよ。
— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2017年4月12日
なんか全然ダメだったんです。
というか、どうにもこうにもだったんです。
子育てにイラッとしたとき、あなたならどうしますか?
この記事の目次
子育てはジワジワと心を蝕む可能性がある
気がついたらギリギリだったんです。
自分では大丈夫だと思っていましたから。
でも、急に来たんです。
ブワッと大きな波に飲み込まれて、なす術もなく、どうしようもないくらい操縦ができなくなった自分の感情に流されるがままになりそうだったんです。
”限界” は特別なことをしたから訪れるわけじゃない
言っておきますが、何も特別なことをしたから限界を迎えたわけじゃないんです。
なんなら、「いつもと同じ」1日を過ごしていただけなんです。
でも、今考えたら自分の心が荒んでいく ”きっかけ” になるものはいくつかあったんです。
ただ、それを自分の中で認めてしまうと、器の小さな自分がいるのを認めてしまうようで・・・
だからグッと我慢をしていたんです。
僕が ”限界” に達した経緯
ホント、特別なことはありませんでした。
でも、毎日のほんの些細なことの積み重ねがあって、僕の心の防波堤はいとも簡単に決壊してしまいました。
進級した新しいクラスでの保育士さんとの関係
4月、めでたく我が家の1号2号は進級し、新しいクラスで楽しい時間を過ごすことになりました。
それまでは、僕が保育園の送迎をしていました。
ママは3号のお世話があるのと、マンションのエントランスの階段を双子ベビーカーで上げ下ろしするのは力仕事だからです。
僕は保育士の先生たちと良好な関係を築くことができ、色々な相談をするようになりました。
このときにも、保育士の先生には大変お世話になりました。
しかし、新しいクラスになって、これまでの1階の教室から階段を上った2階の教室に移ったのをきっかけに、まだ階段をフォローなしで上り下りできない1号2号の手を引くために、3号を連れたママも一緒に送迎することになったんです。
ママとの送迎の時間は楽しく、子どもたちと一緒に電車を見たり、今までよりも楽しい時間を過ごしています。
でも、1つだけ・・・
新しいクラス、新しい保育士の先生になり、それまで僕と情報交換していた日常が変わったんです。
新しい保育士の先生は、僕ではなくママに1号2号の様子などを伝えるようになったんです。
そりゃあまあ、普通ママがいたらママにお話しますよね。
全然いいんですよ?
だって、1号2号の保育園での様子をママから聞けばいいんですから。
それに、新しい保育士の先生もすごく頼りになるし、いい先生たちばかりなんですよ。
でもね、ちょっとだけ寂しいんですよ・・・。
職場での人間関係
子育てとは全然関係ないですけど、まあ誰にでも少しはありますよね。
誰が嫌いとかあるわけじゃないんですが、最近ちょっと働きにくいと感じてるんですよね。
少し自分の今後の ”働き方” について考えている最中っていうのもあり、精神的に疲れているかもしれません。
1号2号のイタズラ
先日のしつけについての記事でも書きましたが、最近1号2号のイタズラが激しくなってきています。
イタズラの種類が増えたというよりも、「イタズラしようと思ってしてる」ってのがハッキリとわかるようになったということでしょうか。
だから、「やめなさい」と言っても、そう簡単にはやめないし、やめた5秒後には笑顔で再開しています。
- テレビ台に上がる
- ローテーブルに上がる
- 硬いものを持って、ガラステーブルをガンガン叩く
- ご飯のとき、スプーンを投げて笑う
- お茶をぶちまける
- お皿を落とす
- お皿を頭にかぶる などなどなど
でも、これって1号2号の成長の証だとも思っているんです。
「こちらの顔色を伺ってイタズラするようになるなんて、そんな高度なことできるようになったのか!」って。
だから嬉しいことでもあるんです。
でも、今日はなぜかイラッとしていました。
「やめなさい!」と言って1号の腕を握った僕の手の力が強いことに自分でも気がつきましたから。
最後に泣き止まない3号
いつもカワイイ3号(女の子)。
1号2号を寝かし、ママがお風呂に入っている間は僕が3号を見ています。
ママはお風呂に入る前に3号に母乳をあげてくれます。
でも、ママがお風呂に入ると必ず3号は泣き始めます。
最近なかなか泣き止まず、寝たと思ってベッドに置こうとすると失敗して最初からやり直しです。
1号2号のときは、母乳と粉ミルクの混合だったので、こういうときは僕もミルクをあげることができました。
でも3号は完全母乳なので、今の僕にはどうしようもありません。
ドライブにでも連れ出せればいいんですが、寝ている1号2号がいつ夜泣きするかわからないので、外に出ることはできません。
冷静に自分のことを見ている「自分」に気がついたときにはもう、僕の ”限界” はもうすぐそこまで来ていました。
限界に達した時に僕がとった行動
いつもは、それでもママがお風呂から出てくるまで普通に待っています。
でも、今日はそれができませんでした。。。
まず最初にしたことは、ギャン泣きする3号をバウンサーに置いて、僕は隣りの部屋に行き、冷たいコーラを飲んで一息つくことでした。
3号の泣き声が聞こえてきます。
僕は全然気分転換することができませんでした。
初めてのことです。
「もう、うるさい!」って言葉を危うく発しそうになりました。
なんとかグッと飲み込みましたが・・・
3号を抱っこしてお風呂場に行きます。
「ごめん、今日どうしようもないわ。申し訳ないんだけど少しだけ早めに出てきてもらっていい?」
ママは僕の異様な雰囲気に気がついたのか、すぐに出てきてくれました。
お風呂に入るときくらいは、ママに好きなだけ入ってリラックスしてもらいたい。
そんな気持ちがあります。
でも実際は、1号2号の保育園で汚れた服を下洗いしたりして忙しいんです。
だからすごく申し訳ない気分になりました。
お風呂から出てきたママに抱っこされた3号はすぐに機嫌が直り、ママのおっぱいを元気に飲み始めました。
「ちょっと向こうの部屋に5分か10分行ってていい?」
僕はなんとか自分の気持ちを元に戻そうと、仕事部屋のテレビをつけました。
これでは元に戻らないと思った僕は、キッチンへ行き、ママが下ごしらえしてくれた晩ご飯の調理を始めました。
そして、ご飯を食べながらママと話していて、少しずつ正常に戻っていきました。
最後に僕がもっとも言いたいこと
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
「双子などの多胎の家庭では、児童虐待のケースが多い」と言うデータも出ています。
僕は、今回初めて自分が、自分のカワイイ子どもたちに ”手を上げる” かもしれないと感じました。
自分の限界を感じました。
今後も同じようなことが起こらないとも限りません。
だから、このときのことを記事にして残しておこうと思いました。
自分のために。
その中で、僕がもっとも言いたいことはたった1つ。
自分の限界なんて、些細なことであっという間に突破してしまう
そう言う可能性がある、これだけは覚えておかないといけません。
些細なことは、その日の体調かもしれませんし、仕事のことかもしれません。
子育てと関係のないことも含めて、ほんの些細なことが重なったとき、いとも簡単に自分の限界の堤防は決壊してしまいます。
自分はそんなことしない。
自分はそうはならない。
そんなことする人は最低だ。
そんなことする自分は許せない。
もうこんなこと思うのはやめました。
だって、否定していた自分にもしなってしまったとき、自分で自分が許せなくなってしまいそうで。
そうなったら、もうどうにもならないような、後戻りできないような気がして。
子育てに悩むというより、自分自身の心のあり方に悩む。いかにフラットな精神状態を維持できるか、それができたらいいのだが、なかなかできないからシンドイ。
— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2017年4月12日
自分にもそんな弱いところがある。
だから少しずつ、自分自身の弱い部分を認めてあげようかなって。
誰でもない、自分自身で、自分の身(心)を守らなければ、僕は一線を超えてしまう。
カワイイ1号2号3号を虐待しないためにも、自分を責めないためにも、頑張りすぎないように頑張っていこうと思いました。
できるだけ、少しずつ。
さて、あなたは大丈夫ですか?
無理はしたくないけど、でも頑張らないといけない子育て。
子どものためと、頑張らなければいけない仕事。
子どもの前では笑顔を見せないと、そう決めている夫婦関係。
僕も少しだけ、ちょっとだけ怠けてみようと思います。
適当にしてみようと思います。
適当にしようとしても、多分適当にできないと思いますので、思うくらいがちょうどいいかもしれませんね。
よし、今日も適当に頑張ります!
おしまい
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