飲酒で血を吐いたことってありますか?そこのパパ!年末年始が特に注意ですよ!
こんにちは、双子のパパYuichiです。
そろそろ、始まりますね。
楽しいのか、楽しくないのか、人それぞれ・・・
忘年会の季節が始まります!そして、それが終わると実家に帰省してまたお酒、そして年が明けたら新年会。
もうこの時期は胃が休まることがありませんね。
そんな時期をもうすぐ迎える前に、ここで僕が実際に体験したことをお伝えしようと思います。
特にこの時期、張り切っちゃうパパさんは要注意ですからね(笑)
この記事の目次
そこのパパさん、飲酒の後に血を吐いたことありますか?
これ、実際に自分の身に起こると、かなりビビりますよ・・・。
僕、あっという間に酔いが冷めましたもん。ドラマや映画で血を吐くシーンを観たりするじゃないですか?
「コフッ!」って。
でもね、実際はあんなもんじゃないですよ・・・。
僕、リアルに1人、トイレで「わーーーー」って言っちゃいましたもん。
その日は忘年会の帰りでした。
まさにこれからの時期ですよ。
僕はお酒に弱いほうじゃないと思います。でも胃腸が強いほうじゃないので、なるべく空きっ腹で飲まないようにはしています。
・・・生ビールは別なんですけどね(笑)
生ビールだけは空きっ腹、喉が渇いているときが最高なんですよ!
※個人差はありますが、空きっ腹・のどが渇いているときに飲酒は控えたほうがいいですよ。アルコールは水分じゃないので飲めば飲むほど尿が出て脱水症状になり危険です。
だから、僕はできるだけ飲酒するときは食べ物も一緒に食べるようにしています。と、注意書きは一旦置いておきますが、その日も楽しい忘年会が始まりました。
今年の成績がどーのとか、早く結婚しろだとか、その日も楽しく、そして、食べて飲んでしていたんですよね。
この頃の僕はまだ独身で、千葉県は柏市に一人暮らしをしていて、そこから銀座の会社へと通っていたんです。
「銀座」なんて聞くと、なんかキラビヤカな感じがするでしょ??
でも実際は、銀座支社って言いながら場所は日本橋のほうが近かったですから(笑)
一人暮らしだから、帰りなんか気にしなくていいんですよね。終電は気にはしますけど、でも終電がなくなればタクシーでもいいか!なんてそんな勢いでした。
これも若さあってのことですね。今じゃ考えられませんが・・・。
気持ちよく終電に乗りました。
その日も気持ちよく飲んで食べて、終電には間に合いました。特に気持ち悪くもならずに、でも終電ですから座って帰ることはできません。
この時期の終電って、みんな飲んだ帰りですから電車の中が酒臭いんですよね。
僕もそうなんで人のこと言えませんが、そんな中でガタゴトと揺られること20分。
なんでしょ、アレって急に来ませんか??
今すぐじゃないんだけど、「これ、降りる駅までオレはもつのか??」って言う嫌な感じ。
この見極めはかなり重要で、しかも終電ですから途中下車したらもうアウトです。でも我慢してそのまま乗り続けて、マーライオンしてしまったら大ヒンシュクです。
マーライオンだけは避けたい!でも早く家に着きたい!この葛藤を2~3分。短いようで長い時間が冷や汗とともに流れ落ちます。
僕はついに決意しました。
僕の決断は「NO マーライオン!」
やっぱりカッコ悪いじゃないですか!僕もまだ若かったし(とは言え30歳くらいでしたが)。
だから、限界になる2駅手前くらいでもう帰るのを諦めて、途中下車しようと決めたんです。
「僕は普段からここ使ってるんだよ~」
「全然気持ち悪くなんかないんだからね~」
みたいな顔して、でも気づかれない程度の早歩きで、誰も見ていないのに、そう言うところは気にしていた年頃だったんですね^^;
最後のほうはもう駆け足になっていました。勢いでマーライオンしない程度の速度キープで。
駅に着く前に、ひとつ大きな「賭け」をしていたんです。
駅のトイレって、大きなターミナル駅でもない限り、個室の数が少ないんですよね。しかも、そう言うときに限って全部埋まってたりするんです。
だから、降りたはいいけど、トイレに入れないと言う緊急事態に襲われる可能性もあったんです。
だから、「どこで降りるか?」も重要な賭けだったんです。でもそれを決める確固たるイメージはないので、全部を天に任せたんです。
僕は賭けに勝った!でも事件は起きた・・・
もうね、ハラハラドキドキですよ。
電車降りて、階段降りて左側にある男性用トイレに入って、個室のドアの表示が全部『赤』だったらどうしようって。
でも、3つのうち2つ『青』だったんです!もう終電のことなんか忘れて、僕は勝利の雄たけびを上げたくなりました。
「僕は勝ったぞ!終電逃したけど悔いはないぞ!」ってね。気分はラオウです。
もうここまで来たら、僕はマーライオンになってもいいんです!ラオウからマーライオンに華麗に変身です。
ラオウを知らない人はAmazonで買って勉強しないとダメだぞ!
あれだけ切羽詰まっていたのに、もう僕の目の前には「僕を受け止めてくれるキレイな小さな湖」が笑顔で両手を広げてくれています。
まあ、でもそこは天邪鬼な僕ですから、「いいよ!」って言われるとちょっとじらしたくなっちゃうんですよね。多分酔ってたんでしょうね。
そんなこんなしているうちに、ちょっと一仕事。僕は自分の指を口の中に差し入れて、レッツ・マーライオン!
涙を流しながらのマーライオン。ライオンなのに、ちょっとウミガメの気分。
でも、これじゃなんか足りない。もう1回アンコールのマーライオンに挑みました。
すると、今度はマーライオンが赤い彗星ことシャア・アズナブルに進化したんです!
まさかここで「シャア専用」に出会うとは、しかも僕自身からシャアが生まれるとは・・・
言わば、「赤い彗星」が「シャーーーーー」です。
「シャーーーーー」ってなって僕は「わーーーー」って叫んじゃいました。
赤い彗星がわからない人は僕と一緒に勉強しましょう!
赤い彗星の正体は「マロリー・ワイス症候群」だった!
「赤い彗星さん」とは、このときが初めましてだったんですが、まあ緊張しました。
と言うか、ビックリしました。
さすがに「血を吐いた」こと自体が初めての経験だったもので、今ではこんなに「シャア」「シャア」言っていますが、そのときは恐ろしかったですよ。
「オレ、死ぬのか・・・?結婚もしてないのに?」
本気でそう考えましたからね。だから病院に行く前にネットで調べてみたんです。「飲酒 血 吐く」で。
そしたら、あるじゃないですか!まさに僕の体験そのままのものが!
マロリー・ワイス症候群は40代50代のサラリーマンに多い!
ねえねえ、僕まだ30歳でしたけど・・・まあ、仕方ないか(何が?)
さて、ここからは真面目にマロリー・ワイス症候群について語ってみたいと思います。
Yahoo!ヘルスケアにはこう書かれています。
1929年、マロリーとワイスという医師が飲酒後、嘔吐を繰り返すうちに吐血した患者さんを調べたところ、胃の噴門部ふんもんぶに縦走する裂創れっそうからの出血であったことがわかり、これを報告しました。
それ以来、飲酒後、繰り返して嘔吐・出血し、検査で胃に縦走潰瘍を認める場合を、マロリー・ワイス症候群と呼んでいます。
つまり、お酒を飲んでマーライオンしているうちに、その都度、胃が収縮して、その勢いで胃の内壁が切れて出血する、と言うことなんです。
ただし、全ての原因が飲酒と言う訳でもなく、「吐く」と言うことで誘発されるので、乗り物酔いや食中毒、風邪などでも出血する可能性がると言うことです。
出血量は平均して1000ml~2000mlと量が多く、稀に輸血が必要な場合もありますから実は怖いんですよ。
そりゃ、この量ならビビる訳です。「ドバドバ出る」と言うイメージの量ですよ、コレは。
治療法は?予防法は?
もし、「赤い彗星」とこんばんはしてしまったら、すぐに病院で診てもらいましょう。
そして、内視鏡検査をして出血が止まっているかどうか確認をして、まだ出血をしているようなら専用のクリップで止血するなどをします。
出血が止まっても胃の中は荒れているので、飲酒は控えて、消化の良いものを食べるなどして、胃を休ませるようにすることも必要です。
予防方法は、ここまで来ればもうわかりますよね!
飲み過ぎない!食べ過ぎない!
要は「マーライオン」しないようにすれば「赤い彗星」も出て来ないんです。
体調を整えておくことも必要ですね。お酒を飲んでいなくても体調を崩してしまうと吐いてしまうことがありますから。
人間ドックもおっくうになる前に受けておいたほうがいいですよ、マジで(笑)
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
「マロリー・ワイス症候群」、もう覚えましたね!赤い彗星ですよ!
そして、もうひとつ。育児中のパパに気をつけて欲しいことがあります。コレです!
実はこっちのほうが怖いかもですから・・・パパさん、気をつけましょうね^^;
ちなみに、あのときの僕は、結局電車賃400円の距離を7,500円かけてタクシーで帰りました。
おしまい
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