【レビュー】『ふたごじてんしゃ物語』を読んでみた双子パパYuichiと中原さんとの出会い
こんにちは、双子のパパYuichiです。
「近い将来、今夜こうやって話したことが現実になって、『情熱大陸』とか本の出版とかになったらいいですよね!」
深夜にそう熱く語り合って電話を切ったのを今でも覚えています。
今日はその夢の一つが叶った、『ふたごじてんしゃ物語』という1冊の本を、僕と中原さんの出会いとともにご紹介します。
この記事の目次
中原さんとの出会いは深夜のFacebook
僕と中原さんが出会ったのは2015年11月、とあるFacebookの投稿がきっかけでした。
「双子や年子の子どもたちを安全に乗せることができる自転車を作りたい!」
中原さんのその純粋な気持ちがこもった一言から、今の「ふたごじてんしゃ」や「NPO法人つなげる」につながっています。
僕が出会う前から中原さんはもちろん、ふたごじてんしゃの制作・販売の夢に向かって果敢に挑んでいました。
そして、中原さんの熱い気持ちを知った僕は、Facebookの文面で、しかもそのとき初めて見た文面なのに、中原さんにメッセージを送ってしまいました。
「僕にも中原さんの夢を共有させていただけないでしょうか?」
今思えば図々しいというか、恥ずかしいというか、複雑な気持ちになりますが、あの時の僕はまだ若かったし、自分が双子育児を始めて毎日ヒーヒー言っている中で、同じように巨大なものに挑んでいる仲間が欲しかったのかもしれません。
そこから深夜にも関わらず電話で話すこと3時間ほど、スマホ越しにも中原さんの熱い気持ちが伝わり、その勢いのまま道交法や子どもを乗せる自転車のリスクなどをリサーチして、2日ほどで当ブログ内でまとめました。
それがこちらの記事です。
ありがたいことに、この記事はFacebookやTwitterなどで約2,000以上のシェアがされ、賛否両論たくさんの人に「ふたごじてんしゃ」を知っていただくことができました。
『ふたごじてんしゃ物語』レビュー:おすすめの感動ポイント3つ
中原さんとの出会いを簡単に(本当はそれだけで10,000文字くらい書けそうだけど)ご紹介しましたが、ここからは『ふたごじてんしゃ物語』のレビュー、ここは絶対に読んでほしいというポイントを3つに絞りましたんおでご覧ください。
売っていない、つくってもらえない
まずは「第1章 試作機の日々」からです(25ページ目~)。
中原さんが自身の双子育児に苦労されている中で、「2輪だからこけたんだ。3輪なら安全だ」と自転車屋さんに駆け込んで断られてしまいます。
そして、中原さんが取り出したのは伝家の宝刀「タウンワーク」。
しかし、電話をかけるたびにキツイ断り文句を言われてしまいます。
普通の人ならここでくじけそうになるところ、中原さんは立ち止まりません。
中原さんが取った行動は、路上で子どもたちを自転車に乗せたママパパに突撃して話を聞きに行くこと。
なぜ中原さんはくじけずに、さらに前に一歩踏み出せたのか?
そこには新たなチャンスをくれたきっかけとなる人との出会いがあったんです。
応援してくれると思ったのに
「第2章 会社をつくるまで」(77ページ~)。
中原さんは、へこたれない(勝手なイメージですが)女性です。
いや、多分へこたれるんだと思いますが、タダでは起きない根性を持っているのかもしれません。
そんな中原さんが、大阪市立男女共同参画センター主催の「女性チャレンジ応援拠点」の無料相談に行って、これまたコテンパンにされてしまったそうです。
そこまで言うの!?
「チャレンジ応援」なのにそこまで言うの!?
さすがの中原さんも体がフルフルとふるえたそうです。
それでも諦めない中原さんに、またもその行動力でさらに前に進むことができたんです。
広げてくれた火付け役
「第2章 会社をつくるまで」(120ページ~)。
ここは僕が個人的に感動したところです。
中原さんが僕との出会いと、一緒に何をしたか書いてくれたんです。
「書籍化」という夢の中に、僕も一部「歯車」として加わることができたんです。
「書籍化するから載せてもいい?」と連絡をもらったとき、すごく嬉しかったのを覚えています。
そして、それが実際に文字になったのを見ると、やっぱり感激で泣きそうになりましたね。
『ふたごじてんしゃ物語』『ふたごじてんしゃ』『NPO法人つなげる』の関連情報 ※クラファンあり要チェック
最後に、関連情報についてURLと一緒にご紹介します。
『ふたごじてんしゃ物語』 関連情報
発行所:株式会社苦楽堂
HP:http://kurakudo.co.jp/
Twitter:@kobekurakudo
お問い合わせフォーム:http://kurakudo.co.jp/contact/
『ふたごじてんしゃ』 関連情報
HP:https://futago-jitensya.jp/
下記SNSをフォローすると、『ふたごじてんしゃ』の最新情報をゲットすることができます。
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Instagram:https://www.instagram.com/futago.jitensya/
『NPO法人』つなげる 関連情報
『NPO法人つなげる』では、現在クラウドファンディングを行っています。
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支援募集は6月30日(木)午後11:00まで、目標500万円です。
もちろん僕も応援・支援しました!
ぜひ、これを見て共感された方はご支援お願いします(3,525円から支援可能)。
多胎育児の可愛いフリーイラスト、LINEスタンプもダウンロードできます!
下記SNSをフォローすると、『NPO法人つなげる』の最新情報をゲットすることができます。
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※LINEは双子育児・多胎育児で繋がったママパパとLINEを通じて育児相談や雑談などをすることができるのでフォローおすすめです!
最後に
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
前にもお話したかもしれないですが、僕は昨年夏(2021年)に新型コロナのデルタ株に感染して、重症化・人工呼吸治療が必要になり1か月ほど入院していました。
今でも後遺症に悩まされていて休職状態です。
そんなときに届いた『ふたごじてんしゃ物語』の出版というニュースに、なかなか本調子にならなくて辛かった僕の心を明るく前向きにしてくれました。
別に誰のためでもなく、自分が何かに一生懸命立ち向かっている姿っていうのは、仮にそれがかっこよくなくてもキラキラして見えるときがあるんですよね。
今回の出版は、というか中原さんのこれまでの姿勢や考え方は僕に大きな勇気をくれました。
コロナ後遺症という得体の知れない敵に対して、立ち向かう勇気をくれました。
僕の体調はもう元には戻らないかもしれません。でも、今できることをできる範囲でやっていこうと背中を押してもらえました。
『ふたごじてんしゃ物語』は、中原さんとその仲間のこれまでの戦いが詰まっています。
でも僕にとってはそれだけではなく、それ以上のものが詰まっていたんです。
「一緒に頑張ろうよ!」
そう言ってもらっているような気がしました。
僕ら双子育児をしているママパパは、気がつくと世の中から孤立しがちです。
でも、こうやって今は会えなくても実際に日本全国には「双子育児」「多胎育児」で繋がった仲間がたくさんいるんです。
僕もみんなも同じ仲間です。
そう感じさせてくれた、すごく温かい一冊に出会うことができました。
中原さん、苦楽堂さん、ありがとうございました!
おしまい
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