注意!チャドクガの毒針に刺される子ども急増中!その危険性や対策まとめ
こんにちは、双子のパパYuichiです。
保育園や幼稚園の園庭、帰り道にある庭木、公園、そんな日常風景の中で、
毛虫に刺されて皮膚がかぶれる被害が多発しています!!
こんにちは、今日もあの「虫博士」の登場です。どうも、ご紹介にあずかりました、虫博士&FPの双子パパYuichiです。
みなさん、「チャドクガ」って知っていますか?
チャドクガって言うくらいですから「毒」のある「蛾」なんです。
『も~、なんで双子サイトなのにそんな気持ち悪い「蛾」の話なんかするのよ~』
って声が聞こえてきそうですが、これマジでヤバい奴です!!
一言で言うと、「危険生物」なんです!しかも意外と僕らの身近にいて、刺されると非常に痒い湿疹が出ます。
特に保育園や幼稚園の園庭の植え込み、道端の植え込み、庭先の植え込み、公園、などいたるところで刺される危険性があるので、子どもたちは要注意なんです!
子どもたちって、走り回ってどこにでも突進していくじゃないですか?
だから、チャドクガの幼虫のいるところと知らずに突っ込んでいって刺されると言うケースが多く報告されているんです。
だから、見つけたら絶対に近づかないで欲しいので、詳細をまとめておきます。
絶対に触っちゃダメですよ!もっと言うと、風下にも行かないでください!!
今回使用するチャドクガの画像の一部は余りにも「気持ち悪い」ので、写真ではなくリンクを貼っておきますが見たくない人は見ないでくださいね^^;
でも、確認しないと注意のしようもないのですが・・・難しいとこです。
チャドクガの特徴と刺されたときの基本的な対処法
刺されたときの症状
チャドクガに刺されると、刺された瞬間の感覚はなく、数時間したのちに赤く腫れあがり非常に強い痒みに襲われます。
また、一度刺されると体内で抗体が作られ、二度目以降に非常に強いアレルギー反応を起こす危険があります。そう、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目のほうが危ないんです。
大日本住友製薬さんのホームページの中の「虫による皮膚炎 チャドクガ皮膚炎」と言うページに刺されたときの症状が写真で載っています。これは痒そうですよね(>_<)
大日本住友製薬さん「虫による皮膚炎 チャドクガ皮膚炎」より引用
治療法
チャドクガに刺されたら、まずその毒針を取り除くことが必要です。毒針と言っても細長い髪の毛のような針で、無数の毒針が皮膚に付着します。手で取ろうすると被害が拡がってしまうので、ガムテープなどで張り付けて取り除きます。
そして、ステロイド剤などでアレルギー反応を抑える治療をし、酷い場合は内服薬も使用します。
刺すのは毛虫だけじゃない!
このチャドクガ、刺すのは毛虫(幼虫)だけじゃないんです!
実は蛾(成虫)も刺します!もっと言うと、卵の段階でも危険なんです!だから卵も触っちゃいけないんです!!
毛虫(幼虫)も、蛾(成虫)も、卵も危険なチャドクガなんです!
本当のチャドクガの危険性【まとめ】
上で簡単にチャドクガについてまとめてみましたが、ここからヤツらの本当の恐ろしさを紹介したいと思います。
チャドクガの幼虫の生態を知れば危険性がわかる
まずは、チャドクガの幼虫の生態を詳しく見ていきます(見たくないかもですね^^;)
チャドクガの幼虫発生時期
チャドクガは年2回、卵から孵化します。4-6月、7-9月の2回、そうまさに今!そしてこれから要注意な時期に突入するんです!
しかし、発生するのはこの2回だけじゃないんです!冬場は木の皮の下などで越冬しているので、冬場に植木作業などをする場合も要注意です。
幼虫はどんな見た目をしているのか?
チャドクガの毛虫の見た目、これ相当グロテスクです・・・。
体長25mm程度の細長く黄色と茶色を混ぜたような色の毛虫が1匹ではなく、大群で葉っぱに群がってるんです。
※画像はコチラ【閲覧注意!】
幼虫は庭木に潜んでいる!
チャドクガの幼虫は特別なところにいる訳じゃなく、僕らの本当に身近なところに潜んでいます。
だから被害が多いんですね。じゃあ、どこにいるか?
ツバキ、サザンカなどの庭木の葉っぱを食べています。ツバキやサザンカって、よく庭の垣根や公園なんかで見ますよね?
どうやって刺されるのか?
チャドクガの幼虫には数百万本もの毛のような毒針が備わっていています。
ただし、蜂のように自分から積極的に人を刺すことはないんです。じゃあ、なんでそんなに被害が出るのか?
毒針を風にのせるんです!
“風にのせる”だなんて、文字だけ見たらなんて爽やかな・・・
でも実際は全然爽やかじゃないんですよ。写真を見てもらうとわかりますが、チャドクガの幼虫は集団で群れています。
そこに風や接触などの刺激が加わると体を一斉に揺らして毒針を飛ばします。
だから、直接触らなくても、近くをたまたま通ったときに、風が吹いただけで、飛んできた無数の毒針に刺さることがあるんです!これが実に厄介なんですよ。
飛んできた無数の毒針が洋服に付いただけで、直接皮膚に刺さらなかったとします。
しかし、その洋服についた毒針を知らずに触ったり、こすってしまったりした結果、刺されてしまうんです。
また、死骸にも要注意です!蜂などの毒と違い、死んでいても毒針がそこにあれば危険です。
毒針だけが風にのって被害を拡げることも大いにあります。だから厄介なんですよね。
ペットなどに付着して間接的に被害に遭う場合もあります。犬の散歩や放し飼いにしているペットなどがいる場合も、もし皮膚がかぶれてきたらすぐにチャドクガを疑って病院に行ってくださいね。
毛虫だけじゃない!成虫にも毒があるから注意!
チャドクガの成虫(蛾)にも毒針があります。成虫は20mm程度の大きさで、全体的に黄色がかっています。
※チャドクガの成虫の画像はコチラ【閲覧注意】
そして、フサフサした毛のようなものが毒針の役割をしています。なので、この成虫にも触れてはいけません!!
卵にも毒があるからもっと注意!
そうなんです、卵にも毒があるんです。「卵にも」と言っても、卵自体にある訳ではなく、メスが産卵したときに自分の羽についている毒針が卵の周りにたくさん付着するんです。
だから、卵に触らないと言うよりは「卵のあるところ」を触らないと言うのが正解です。
※チャドクガの卵の画像はコチラ【閲覧注意】
子どもたちがチャドクガに刺されないための対策
ここが一番大切かもしれません。僕ら双子のママパパが(双子じゃなくても)、自分の子どもたちをチャドクガの被害から守るためには、「刺されないためにはどうしたらいいか」を知っておくことが一番です。
「発生時期」を知る
幼虫の発生時期は、4-6月と7-9月の年2回ですが、もうこうやって覚えてください!春(4月)から秋(9月)まで!!
暖かくなって、子どもたちも外で遊ぶ機会が多くなるこの時期は要注意です!
「発生場所」を知る
本州以南の日本各地に分布しています。
ツバキ、サザンカなどの植物の葉っぱの裏などに多く見かけることができます。公園で遊ぶ場合、保育園や幼稚園の園庭、送り迎えの間の通園路、自宅の庭木など、チャドクガの幼虫を見かけたら近くを通るのを避けてください(風で飛んできます)。
成虫は日中、物陰や葉っぱの裏などで静かに潜んでいます。夜中は街灯など明るいところに寄ってきますので、見つけても絶対に触らないようにしましょう。
「被害経路」を知る
チャドクガに刺される経路は様々です。経路がひとつだけなら簡単に防げますが、そうじゃないので困っちゃうんですよね。
- チャドクガ本体(成虫、幼虫、卵)に直接触って刺される
- チャドクガの幼虫のいる植え込みに触れて、飛散した毒針に触れてしまう
- 植え込みの風下にいて、風にのってきた毒針が服に付着して、それに触れてしまい間接的に刺されてしまう
- ペットなどに付着している毒針を、知らずに触って刺されてしまう
- 死骸に残っている毒針を何らかの形で触ったり、風にのってきた毒針に触れてしまう
- 夜中、街灯近くを飛んでいた成虫(蛾)がこちらに寄ってきて、振り払おうとして触ってしまう
- 庭掃除をしていて、知らずに卵の付いた葉っぱを直に触れてしまう
- 保育園や公園で遊んでいて、庭木にいる幼虫に知らずに触れてしまう
どうですか?イメージできましたか?別に特別なことはしていないですよね?
ホント身近に潜んでいるんで注意が必要なんです。
駆除をして被害が拡がらないようにする
チャドクガを見つけたら、被害が拡がらないように駆除をすることが重要です。とは言え、「自分で駆除」って恐くてできないですよね??
そんなときは、パパに任せる?
パパに任せても刺されちゃうかもしれないですよね^^;
そんなときは、自治体の窓口や保健所、駆除業者に相談して駆除してもらいましょう!
自分でなんとかしようと思ったら、まずは毛が飛ばないようにすることが先決です!そして毛が飛ばなくなったら駆除!
今はこんなの出てるので、まずは「毛を飛ばさないで固定!」これを覚えておきましょう!
最後に
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
気持ち悪かったですよね^^;?
僕も今日の記事は書いていて、たまに目にする写真で「おえっ」って何回なったことか・・・
でも、我が子が刺されたらもっと嫌ですから、心を鬼にしてまとめました。
僕の周りでも徐々にチャドクガの被害が出てきています。これ以上、被害が増えないようにするためにも、ママパパはしっかりと情報収集しておいてくださいね。
知っていれば、子どもが植え込みに触ったりする前に「危ないよ!」って止めることもできます。
僕も昔刺されたことあるんですけど、ホント痒いんですよ!そして治りが遅い!!
だから、カワイイ我が子をチャドクガの危険からママパパが絶対に守ってあげてくださいね!
最後に、この記事は【拡散希望!】です!
みなさんのfacebookやTwitterなどでシェアの協力をお願いします!
おしまい
よかったらコチラもどうぞ♪
毒グモは意外と身近なところに潜んでいるんです!
子どもたちに危険が及ばないように注意しておきましょう!
ちなみに、この記事にも書いてありますが、害のないクモでも「どうしても触りたくない!!」って言う人は、こんなグッズがお勧めですよ♪
ちなみに「G」も捕獲可能とのこと!
この記事が気に入ったら
いいね!してね。
最新情報をお届けします
TwitterでI Love Twins!!をフォローしよう!
この記事を気に入ってもらえたら是非シェアしていただけると嬉しいです。