トイレトレーニング成功の秘訣は他人の成功例を参考にしすぎると失敗すると知っておくこと
こんにちは、双子のパパYuichiです。
トイレトレーニングって言葉、もうやめません?
この言葉があるから僕ら親も子どもたちも相当なプレッシャー感じてしまいます。
以前こんな記事も書きました。
わかるんですよ、例えば幼稚園に入るにはオムツが取れていないといけないとか(ウチは保育園なのでないですが)。
あと「ウチは勝手に取れたよー」とか「2歳から頑張って取れたよ!」とか「まだ取れてないの?」とか「もう4歳なんだからトイレ行かないとね」とか。
わかるんですよ、全部。
どうにかトイレでできるように、オムツを卒業できるように病院で聞いたり、先輩ママパパに聞いたり、療育や保育園に相談したり。
でも全部失敗しました。
そもそも小さく(1,000gと1,200g)生まれたこともあり、成長が遅い1号2号ですからオムツが取れるのも遅くて当然です。
それでも救いだったのは、保育園や療育の先生たちがそこまで頑張れとプレッシャーをかけることもせず、温かく見守ってくれたことです。
お陰でもうすぐ5歳になる手前でやっと1号2号ともにトイレでできるようになってきて、オムツやパンツが濡れることがなくなってきました。
もうすぐオムツも卒業です!
ここまで長かったですが、僕とママがこれまでの時間で感じたことはこうです。
人の成功事例なんてあてにならない、成功例ばかり見ていると失敗する。
なぜそう思ったのか、今日はこのことについてお話したいと思います。
この記事の目次
なぜ人のトイレトレーニングの成功例を参考にしすぎると失敗するの?
なんでできないのか?
もうすぐ5歳になるのになんでウチはできないの?
小学校までもうすぐ、やばくない??
全然成功しないんだけど!?
今になって考えてみると、子どもたちのトイレがなかなか成功しないのは、僕らに原因があったかもしれないって思ったんです。
成功例ばかりに目を取られて失敗の理由が見えなくなるから
トイレトレーニングをしていると、同じ年齢のお友達を持つママパパや、保育園の下のクラスのママパパから「ウチはもうパンツいだよー」などと聞きたくない情報が耳に入ってきます。
子どもたちの着替えが入っているかごなどを見ると、1号2号以外のお友達の着替えがオムツではなくパンツになっていることもプレッシャーに感じます。
どうやってオムツが取れたか直接聞いたり、ネット上の情報を見たり、専門の人に聞いたり、もちろん色々とできることはしました。
でも、その成功例ばかりを見ているとそれに目を取られて、なんで1号2号のオムツが外れないのか見なくなってしまうんですよね。
僕らは小学生になることが近づいていること、他のお友達がどんどんオムツを卒業していること、保育園の先生たちに迷惑をかけないようにと、知らず知らずのうちに子どもたちの今の状態や気持ちを見ることを忘れていたのかもしれません。
そもそもまだタイミングじゃないことがあるから
そもそもトイレトレーニングを始めるには、「おしっこをしている自覚があるか」どうかがポイントです。
保育園でもオムツが濡れていないときにトイレに行くように促すといいます。
まだ自分がおしっこやうんちをしているという自覚がなければ、トイレに行っても出ないので「なぜ連れて行かなければいけないのか」「なぜ嫌がるのに行かなくちゃいけないのか」となって、トイレに行くのをさらに嫌がってしまいます。
いくら体や言葉は成長しても、オムツが切り替わるタイミングも一緒に成長するとは限りません。
これは今回僕らがすごく実感したことです。
お話が上手になっても、かけっこが上手になっても、数字や「あいうえお」が言えるようになっても、トイレのタイミングは別だってことです。
大人の都合で無理に進めようとすると、子どもたちの心のバランスが崩れて、さらに遅れてしまう恐れがあります。
親が焦って子どもを責めてしまうから
「なんでおしっこ出るって言わないの!?」
「出てからいわないの!」
「もう!床がビショビショじゃない!」
「何度言ったらわかるの!」
僕らが子どもたちにかけてしまった言葉です。
焦ってたんですよね、心ではわかっていても、時間がなかったり体調が悪かったりすると子どもたちを責めてしまうことがありました。
あとで罪悪感と自分へのふがいなさで2人で泣いたこともありました。
親が焦ると子どもはどんどん心を閉じてしまい、こちらの思った通りに動いてくれなくなります。
そもそも「思った通りに」なんて考えることがいけないんですけどね。
我が家の1号2号がトイレでできるようになったきっかけと成功した秘訣
では、そんなすったもんだがあった中で、我が家の1号2号がどうやってオムツを卒業することができたのか。
実際には卒業試験真っ最中という感じですが、もうすぐ本当に卒業しそうなので、トイレができるようになったきっかけと成功した秘訣について紹介したいと思います。
4歳になった1号2号はどうしてもトイレでうんちするのが嫌みたいで「オムツがいーのー!」っていうからそんなにいいのかと自分も確かめてみようか迷ったけどさすがにできなかった。
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブにも出たい (@fp_yuichi_fp) 2018年10月30日
明日は1号2号のオムツと3号のオムツと2号のお箸と1号2号3号のパンツ(下着)を買おう。
年明けに1号2号のトイレトレーニングを覚悟を決めて再開して、それが意外とうまくいってる。今やらないと子どもがというより自分たちがくじけそうだから頑張ろう。#3人の使用済みオムツの量ハンパない
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブにも出たい (@fp_yuichi_fp) 2019年1月12日
便秘でずっと大変な思いをしてた1号、最近トイレでうんちができるようになって2日に1回は出るようになった。しかもマグネシウムも飲んでない!それまではマグ飲んでも出なくて4日おきぐらいに浣腸してたのに。やっぱりトイレで踏ん張ることができるとちゃんとお腹に力が入るんだね。嬉しすぎる…♡
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブにも出たい (@fp_yuichi_fp) 2019年1月18日
年明けからトイレトレーニング再挑戦したら1号がコツを掴んだらしく寝るとき以外はパンツOKになったけど、2号はトイレにも行きたがらない。おしっこのタイミングも教えてくれず。いつか終わるとわかっちゃいるけどまだ続くのかと思うと色んな感情がうずまいてどんよりした気持ちになる。
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブにも出たい (@fp_yuichi_fp) 2019年1月24日
1号はパンツに移行できそう。3号もトイレができるようになってきた。2号はどうしてもトイレに行きたがらない。理由を聞いても「だって嫌だから」と言葉がまだ少ないから説明できないんだろう。待つしかないと思ってるけど、さていつまで待てばいいのか?療育で相談するか…ふう。
— 双子のパパYuichi@ひよこクラブにも出たい (@fp_yuichi_fp) 2019年2月22日
今日は保育園のクラス最終日。
そんな日に2号が初めてトイレでおしっこができた!
もう今日あった辛いことがどうでもよくなった!
今日は最高の日だ!#全俺が泣いた— 双子のパパYuichi@ひよこクラブにも出たい (@fp_yuichi_fp) 2019年3月25日
昨日、4歳6ヶ月の2号が人生2回目のトイレでおしっこができた。
風呂上りにビチョビチョのままでトイレに行ったのはまあ仕方ないとして、でも少しずつ前に進んでる。
僕らにはまだ理解できない彼の部分もたくさんあるけど、でも彼なりに彼の世界を楽しんでほしいな。これからの人生も。— 双子のパパYuichi@ひよこクラブにも出たい (@fp_yuichi_fp) 2019年4月4日
性格に合わせた対応がはまった
1号2号は二卵性なので体格も性格も違います。
そして、トイレのきっかけもやっぱり違っていました。
おしっこ成功のきっかけ
- 1号は今年2019年正月明け(4歳4ヶ月)
→ おしっこ成功 - 2号は今年2019年3月頃(4歳7ヶ月)
→ おしっこ成功
1号は比較的自分から「トミカのパンツ履きたい」と言ってくれたので、「トイレに座っておしっこできたらいいね」と言いながら自然に促すことができました。
ただ、今年の正月明けまではトイレに行くことに抵抗があり「オムツがいい」と言っていました。
正月の帰省で何か彼の中で変わったのかもしれません(僕らにはわかりません)。
2号はさらにイヤイヤが強く、大絶叫しながらトイレを拒んでいました。
トイレに近づくのも嫌で、パンツを履かせようとすると嫌がって脱いでしまいました。
しかしGW明けにイヤイヤが少しだけ弱くなり、自分からではないもののトイレに連れて行くと座れるようになりました。
ただ、それでも座ることに抵抗があったので、まずはお風呂のときに洗い場で立っておしっこをさせてみることに切り替えました。
すると、お風呂場で上手にできることがわかり、それからはトイレで立っておしっこをするように促すことにし、お散歩中でもトイレを見つけるとおしっこに一緒に行くようになりました。
最初は自分から「おしっこに行く」と言えなかった2号も、1ヶ月経って大きな声で「おしっこ」と教えてくれるようになりました。
うんち成功のきっかけ
- 1号は今年2019年正月明け(4歳4ヶ月)
→ うんち成功 - 2号は今年2019年6月頃(4歳9ヶ月)
→ うんち成功
1号は便秘が長い間続いていました。
水分や根菜類をたくさん摂っても、酸化マグネシウムを飲んでも全然うんちが出なくて、最後には浣腸をしてなんとか出すという感じでした。
なので、うんちをすること自体に抵抗がありました。
1号はあぐらをかいて座るのがうんちをするときのスタイルだったので、「これじゃあ出ないよなあ」と思っていたんですが、1号もこのスタイルじゃなきゃ嫌だと聞きませんでした。
ただ、一度その苦しんでいる姿を見るのが耐えられなくなり、思い切ってトイレに座らせてみたんです。
そして「おへそを見るように丸まってみるといいよ」というと泣きながら素直に聞き入れたんです。
その瞬間にポチャンと音がして僕らは泣きながら抱き合って喜びました。
これ以来、1号はトイレに座って丸まることでうんちが出ると学んだのか、自分からトイレに行くようになり、それをきっかけに便秘も改善されました。
2号は部屋の中の決まった壁に手をつき、つま先立ちしてうんちをしようとするスタイルでした。
これもなかなか出ず、この数ヶ月ずっと便秘気味になっていました。
それでもトイレを頑なに拒み、酸化マグネシウムを飲んでもダメ、最終的に浣腸をして泣きながら出すという感じでした。
そんなとき、壁際でつま先立ちを始めたので「トイレ行く?」と聞くと「いやだ」と返ってきました。
しかしこのときは「じゃあ浣腸する?」と聞くと「いやだ」と言いトイレに来たんです。
嫌がりながらも座り、前かがみにさせるとお尻の穴からコンニチハしているのが見えたので「いたぞー!」と声をかけ続けます。
2号は今にも立ち上がりそうな勢いでイヤイヤ始まったので「もう出るから頑張れー!」と言うと「嫌だ―!」と大絶叫。
その瞬間ポチャンと落ちたんです。
大絶叫だった2号が水の中にあるうんちを見つけて大喜び、僕も泣きながら抱きしめる。
そんなことが何回か続いて酸化マグネシウムも浣腸もいらなくなりました(まだ壁際でつま先立ちしようとしますが)。
出なくても座れただけで一緒に喜んだ
ここまで来るまで、何回も失敗しました。
トイレに行っても全然でなかったこともありました。
それでも、僕らは笑顔で
「あらー、次はできるといいね」
「上手に座れたね」
「上手に教えてくれたね」
とその経緯を褒めて一緒に喜ぶことにしました。
大人からしたら「なんでトイレまで行って出ないの?」と思うこともありますが、でも子どもたちにとっては新しいことのチャレンジです。
失敗したとしても、頑張って一歩踏み出したことがすごいことで、勇気がいったと思うんです。
その頑張りを一緒に喜びたいなと思ったんです。
偶然うんちが出た
1号も2号も偶然うんちが出たことでトイレに行けるようになりました。
きっかけはイヤイヤ座らせたことでも、子どもたちと向き合って一緒に行動したから神様がご褒美をくれたのかもしれません。
もちろん子どもたちの頑張りが一番ですが。
でも、この偶然って大事だなとも感じていて、やっぱり子どもたちの様子を見て、どうしたらいいか考えて、毎回毎回いろんなことに挑戦したからこそ生まれた偶然なんだと思うんです。
今も「トイレに座ってワーって泣いたらブリッと出たね!」というと「うん!出たね!」と笑いながら答えてくれます。
外で開放的にさせてみた
昔は外ならどこでも立小便ができた時代でした。
でも今はなかなかそんなことできないですよね(迷惑もあるし)。
ただ、トイレに行く感覚がまだ掴みきれていない子どもたちは、いつ尿意が来るかわかりません。
来た!と思ったら間に合わないということもよくあります。
そんなとき「ちょっとトイレ探すから待ってて!」と言ってもそれは無理な話です。
なので、この尿意が不安定な時期にはトイレが近いところにある公園や、誰にも迷惑をかけなそうな林や山のあるところにお散歩に行くようにしました。
外のトイレでパパと一緒におしっこする、開放的な環境でおしっこする。
「なんでパパのおちんちんは茶色いのー?」
「大人だからだよー」
なんて会話をしながらトイレの回数を重ねていきました。
トイレって気持ちいいよね、スッキリするとまた遊べるねって意識を持たせようと開放的な気分を味わってもらいました。
まあ、都会だと無理だと思いますが(笑)
焦らず待った
これが一番大変でした。
実際、ゴールが見えないことの不安や苛立ちを抑えることができず、何度も何度も子どもたちに間違った声かけをしてしまったことがあります。
よくママと話していました。
「これ、いつまで続くのかね。」
「全然オムツが取れるイメージがわかないね…」
「このまま小学校もオムツとかなったらヤバイよね」
本気で悩んでいました。
話し合って、最終的には焦らずに待とうという結論に達するんですが、数日経つと焦っている自分がいます。
怒ってしまっている自分がいました。
でも、大人の僕らでもこうやってできないことがあるのに、まだ4歳の子どもたちにできないことがあるのは当たり前だって考えるようになったんです。
ほんの数ヶ月前には、こうやってトイレに行っておしっこやうんちをしている姿を想像することすらできませんでした。
それが今では自分でトイレに行くことができるようになっています。
ホントに想像できませんでした、ほんの数ヶ月前まで。
焦らず待つというよりは、焦ってもこらえるが正解ですが、それでも家族一緒に頑張ってよかったなって思います。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
トイレトレーニングって、育児をしていたら避けては通れない道なんですけど、だからこそ子どもたちや親にかかるプレッシャーもすごいと思うんです。
世の中には「成功した方法」「これをすれば大丈夫」みたいな情報がたくさんあふれています。
もちろん参考にできるものも多く、我が家でもたくさんの方法を試してみました。
でも、知らず知らずのうちにそれが正しいもの、絶対的なもの、それができないとヤバイ、それがダメならどうにもならない、そういう風に考えてしまうこともあります。
子育てに正解はないし、それが正しかったかどうかはやってみないとわからないのが子育てです。
最短距離で行きたいけど、でも通ってみたらそれが回り道や間違った道かもしれません。
だからこそ、他人の成功例は程よく参考にするくらいにして、子どもの状態をよく見ながら自分の感性を信じたほうがいい場合もあると思うんです。
誰かが成功したからって、それが自分の子の成功とは限らない。
誰かの成功を妄信すると、子どもたちや自分をどんどん追い詰めることになるかもしれない。
僕が1号2号のトイレトレーニングで学んだことです。
トイレトレーニング中は、これがいつまで続くのか、本当に終わるときが来るのか不安でいっぱいになります。
子どもたちそれぞれにゴールの位置は異なり、ゴールするタイミングも違います。
スタートするタイミングも休憩する回数も違います。
あまり枠にはめないようにして、ゴールテープを切ったときには一緒に抱き合って喜びたいですね。
おしまい
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