子どもがYouTubeを見すぎて困る!我が家が失敗したケースとキッパリとやめさせる方法を紹介します
こんにちは、双子のパパYuichiです。
「子どもにYouTubeを見せるのはどうなのか?」「教育的にどうなのか?」などいろいろな意見が出てくるYouTubeですが、我が家でも2018年8月にAmazon Fire TV Stickを購入して、それ以来ずっと毎日大活躍です。
実際、スマホで見せていたときは
- スマホをずっと持ってなくてはいけないから疲れる
- YouTubeを見せてる間はスマホが使えない
- スマホを兄弟で取り合う
などの弊害がありました(これはタブレットでも同じかと)。
しかし、Amazon Fire TV Stickはテレビに直接接続することができるので、スマホのような弊害がなく、子どもたちに動画を見せている間に、親はご飯の準備をしたりいろいろな時間が確保できるので非常に助かります。
子どもたちがいないときは、リビングのテレビから取り外して、僕の仕事部屋のテレビに挿し替えて、プライムビデオの映画を流しながら仕事をしています。
詳しくはこちらの記事にまとめていますのでご覧ください。
しかし、子どもたちにYouTubeを見せていること1ヶ月、僕らは3つの失敗をしてしまったんです。
この記事の目次
YouTubeを見せて失敗した3つの事例
テレビの前から離れなくなってお風呂に入らない
いやあ、こんなに夢中になるとは思いませんでした。
一度見始めたら終わりません。
お風呂に入ると言ってもテレビの前から離れず、最後は引きずってお風呂に連れて行きますが、それでも泣き叫びます。
「どっちから入る?」と聞くと、お互いに「1号からー」「2号からー」となすり合いします。
そのうち、僕やママがぶち切れて「ゴルァーーーー!!」とテレビを切ります。
終始こんな感じでした。
テレビを独占しようとしてケンカになる
3人もいるとみんな違うんですよね、困ったもんです。
- 1号は、「くるま」「しょうぼうしゃ」「しょべるかー」系
- 2号は、「すうじ(のうた)」「(はらぺこ)あおむし」
- 3号は、どっちでもいい
1号が見たいものを見てると2号が不満を言い、2号が見たいものを見てると1号が不満を。
毎日その繰り返しですからウンザリです。。。
1号の見たい「くるま系」動画は1本あたり30分や40分と時間が長いものが多く、逆に2号の見たい動画は1分から3分と短いので、単純に「順番だよ」っていってもそこに不公平感が出てきます。
2号も最近そこに気がついたようで、2~3分すると「くるま、いやーだー」と飛びついてきます。
見せたくない関連動画が自動的に流れてしまう
YouTubeって、1つの動画が終わったら自動的に今見ていた動画と同じような関連動画が流れる仕組みになってるんですよね。
アンパンマンの動画が終わったら、次に「アンパンマンの歌」の動画が流れるみたいな感じで。
僕ら大人にとっても「垂れ流し状態」にしておけば、勝手に子どもたちが喜ぶ動画をずっと流し続けてくれるんだろうなって、最初は思ってたんです。
でも、ちょっと違うなって気がつきました。
ちょいちょい変な動画が混ざってくる!!
「アンパンマン」→「アンパンマンの歌」→「アンパンマンフィギュアで遊ぶ大人の動画」→「アンパンマンの歌」
みたいな感じで、ちょいちょい変な動画が混ざってきて、子どもたちも「?」な顔になります。
それくらいならまだいいんですけど、中には「これはダメでしょ!」というものもあります。
東洋経済オンラインの中で、「トラウマ動画」についてこう伝えています。
いつものように子どもにYouTubeを見せていると、突然「ママ、動画が変だよ!」と泣きついてきた。
驚いてスマホの画面をのぞくと、子どもの大好きなアニメキャラクターが血まみれに。
詳しく話を聞くと、どうやら「エルサゲート」であることがわかった。引用:東洋経済オンライン「YouTube、子供をめぐるヤバ過ぎる3大リスク」より
このように、親が油断していると本当に危ない動画を子どもたちに見せてしまう危険性があることを知っておかなければいけません。
怖いですよね。。。
子どもたちにYouTubeをきっぱりとやめさせる5つの方法
見せる前に必ず「終わりの時間」を約束する
僕らがまず試したのは、基本的なことでした。
YouTubeを見る前に、必ず終わりに時間について話すことからはじめました。
「テレビ(YouTube)はご飯の準備ができるまでね、だからご飯ができたらテレビは消しますよ」
このような言葉は、ただ言うだけではダメで、しっかりと伝えることが重要です。
ポイントは次の3つです。
- 子どもたち全員に注目してもらう
- 顔をこちらに向けてから、ゆっくり全員の目を見て話す
- 「はい」と返事をするまで見せない
まずはここからスタートしました。
YouTubeを見てもいい条件を作る
次に、「見てもいい条件」を作りました。
- テレビは晩ご飯の準備ができるまでの時間
- ご飯の後はテレビは見ない
- ご飯の後は「大人がテレビを見る時間」に設定
- 朝起きて、ご飯の準備ができるまでの時間
このような条件を作ることで、子どもたちに「これは良い」「これはダメ」という概念の一部を知ってもらえたらいいなという思いもありました。
すると、思いもよらない成果も挙がってきました。
自分たちから「ご飯食べたらテレビ見ていいー?」と自分で言葉を紡いで伝えようとすることが増えてきたり(決まりなんでテレビ見せないんですけどね)、朝ご飯までの時間にテレビを見たいから早く起きるようになったり、そんな嬉しい誤算もありました。
決めたことは徹底し曖昧な「例外」を作らない
「終わりの時間」「見てもいい条件」を設定したら、それを徹底することが重要です。
ちょっとならいいか・・・
見せたほうがこっちが楽かな・・・
親がこのように曖昧な態度を取ると、子どもたちはせっかく学んだ判断基準がぶれてしまいます。
そして、そのときどきで「正解」が変わることによって混乱し、本当の正解を正しく受け止められなくなってしまいます。
だってパパこの前はいいって言ったよ?
こう言われてしまうと、もう終わりのはじまりです。
パパママが言うことの信頼が薄れ、言うことを聞いてくれなくなります。
ママとパパの認識を共通させる
いくらママが徹底していても、パパが「そのくらいいじゃん」なんて軽々しく甘やかすケースがあります。
こういうときって大抵がパパです。
コツコツと築き上げてきたものを一瞬で崩してしまう一言。
子どもたちも、ママとパパ、どちらの言うことを聞いたらいいのか迷ってしまいます。
そして、甘い言葉ですり寄ってくるパパのほうに流れて行ってしまいます。
パパはそれが気持ちいいかもしれませんが、子どもにとっては(ママにとっても)最悪です。
子どもたちがしっかりとした判断基準を持てるように、迷わないように、ママとパパの認識を共有させて、必ず子どもたちに伝えることにブレがないようにしたいものです。
ときどき「ご褒美」をあげる
とはいえ、いつも厳しいことばかり言っていたら子どもたちも僕ら親も疲れてしまいます。
実際に僕は厳しくなりがちなんで反省していたところですが、やっぱり息抜きだったり「ご褒美」だったりがあると嬉しいですよね。
大人も子供も。
だから試しに「ご褒美」を作ってみたんです。
- お休みの日は、ご飯の後もテレビOK
- お休みの前の日は、お風呂の後もテレビOK
実はご褒美をあげるときにも重要なポイントがあります。
それは、本当に「ご褒美」だということを知ってもらうためのリアルな伝え方です。
みんな見て見てー!
(みんなが注目する)
今日はここでテレビお終いにしまーす!
「えー!」「いやだー!」
まだテレビ見たい人ー?
「はーい」「はーい!」
でも、テレビはご飯食べる前って言ったよね?
「えー」「やだー!」
じゃあー
「うーん」「なになにー?」
今日はー
「えー」「なーにー?」
お休みだから、ご飯の後もテレビ見ていいことにしまーす!
「ほんとー!?」「そうなのー?」
じゃあママにも聞いてみる?
「ママいいのー?」そうなのー?」
いいよー♪
「やったー!」「やったー!」
じゃあママにもありがとうだね
「ママ、ありがとー!」
我が家の場合、大体こんな感じで最終的には「ママありがとう!」で終わりにします。
こうやってママとパパが共通の認識を持って子どもに接することで、楽しい空気を作りだすことができるんですよね。
以上、我が家の「ご褒美」のあげ方についてでした。
まとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
YouTubeって、本当に双子育児をしていて助かるんですよね。
でも一歩間違うと、子どもたちの心が暴走したり、変なトラウマを持たせてしまったりと危険もあるんですよね。
「子どもにYouTubeなんて見せずにしっかりとかまってやりなさい」
こんなク〇みたいなコメントが来るかもしれませんが、そんな人にかまってたら双子育児はできません。
いかに楽をして、双子育児をする体力をキープするか、そして子どもたちとの時間を作るかがポイントですから。
だから、YouTubeをどう子どもたちに見せたらいいかはずっと考えてたんですよね。
そして今日書いたことは、今のところ試した中で効果があったことです。
もちろん、家庭環境も住んでいる地域も、家族構成も違うと思うので、我が家で効果があったとしても全員に効果があるとは限りません。
年齢や性格によっても違うと思います。
なので、いろいろと試してみて、オーダーメイド的な感じで子どもたちにあった方法を探ってみてください。
我が家の子どもたちも、今回の方法がいつまで効果があるかはわかりません。
だから、毎日顔を突き合わせて反応を見て、少しずつカスタマイズしていくことが求められると思います。
双子育児はママやパパが一人で頑張るには大変すぎます。
夫婦で協力しながら、意識を共有しながら、毎日を乗り切っていきましょうね。
おしまい
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