こんにちは、双子のパパYuichiです。
川崎市での待機児童問題は全国的に深刻であることは有名ですが、今日はこの「川崎市の待機児童問題」について語っていきたいと思います。
ちなみに、
2016年9月30日まで、川崎市の待機児童問題を解消すべく署名運動をされているママさんグループがいますので、そちらを最初にご紹介します。
ぜひ、署名・拡散のご協力お願いします。
この記事の目次
きっかけはYahoo!ニュース
え?川崎市の待機児童ゼロだって?
昨日、僕は目を疑いました。
Yahoo!ニュース見てたら、『新制度になっても「待機児童」は解消しない』って言う記事の中に「川崎市の待機児童がゼロ」って言う文章が出てきたんです。
そうです、僕が住んでいるのは神奈川県川崎市。
そして、まさに昨日ですよ。区役所に保育園の空き状況を確認しに行ったんですが、全くの正反対ですよ!
待機児童ゼロどころか、『多分入園は厳しいでしょう』と言う優しい声で切ないお言葉を頂いたばっかりだったんですから。(泣)
その記事にあった『新制度』って何のこと?
「新制度になっても待機児童は解消しない」って記事ですが、そもそも新制度って何?ってもんです。この場合の新制度とは、“子ども子育て支援新制度”のことで、簡単にまとめると“4つの柱”で構成されています。
1. 幼稚園と保育園の良いトコ取りの「認定こども園」の普及
2. 待機児童を減らす
3. 幼児期の子育て支援の質や量の拡充や向上
4. 子どもが減少している地域でも子育て支援をする
はい、ありますね。2つ目に『待機児童を減らす』って。
これが新制度です。もっと詳しいことは以前、僕も記事にしてるので下のリンクをクリックしてご覧ください。
記事には確かに「川崎市の待機児童はゼロ」と書いてある
記事を読み進めていくと、確かに川崎市の待機児童はゼロと書いてあります。
成果が出た地域もある。この春、首都圏では千代田区や川崎市、千葉市、柏市などが待機児童ゼロとなった。
こうした一部自治体の改善は多いに評価すべきだろう。Yahoo!ニュースより引用
あった!ねっ!『川崎市』って、見えますよね?
でもね、その後にこうも書いてあるんです。
だが、この「ゼロ」も必ずしも待機の実態を表す数字とはいえない。
Yahoo!ニュースより引用
え!?実態を表してないってどういうこと??ウソってこと??
待機児童ゼロって『ウソ』じゃん!
そもそも“待機児童”の定義が違う
どうやら、僕らパパやママが思っている“待機児童”と国や自治体が定義している“待機児童”では意味が違うようです。
そこで、川崎市のホームページを調べてみたらこんな文言が出ていました。
以下、「川崎市:認可保育所の入所・待機児童数」より抜粋しています。
赤い枠で囲ってあるところを見てください。
僕らが思っている待機児童って、“保育園に入れなくて困っている子ども”と言うイメージですけど、国が決めている待機児童の定義はちょっと違いますよね。
認可保育園に入れなくて、仕方なく保育料の高い認可外に預けていたり、一時保育や保育ママに預けて認可保育園への入園を待っていても待機児童とはカウントされないようです。
でも、待っていることに違いはないじゃないですか!
しかも、産休中や育休中の場合もカウントされず、「もう無理じゃん!」って諦めて申請していない場合や、保育所がなくて求職を諦めている場合もカウントされないって、それはカウントしないとダメでしょ!?
結局、現状は変わらず・・・
いくら『待機児童がゼロになったよー!』って発表しても、実際に区役所に行ったらなんも変わってないのが現状です。窓口の人も「今のところ特に変わった様子も・・・」とか言ってたし。
それもそうですよ!
だって、『認可保育園が増えた!』って言っても、新しく“箱が増えた”んじゃなくて、“認可外から認可に格上げ”されたのがほとんどなんで、新しく入園出来る人が増える訳じゃないですよね?
もともと、そこには通っている子どもがいた訳で、そこが認可になったからと言って新たに募集出来るかって言ったらキャパは限られてるから無理じゃん!って。
もう、『川崎市の待機児童ゼロになったよ!』ってウソじゃん!
まとめ
ここまで言っておいてなんですが、僕は区役所の方はよくやってくれてると思うんです。いや、お世辞じゃなくて。
昔って、役所の仕事は『お役所仕事』って言われるくらい怠慢なイメージがありましたけど、今って全然違うんですよね。言葉遣いも丁寧だし、テキパキ動いてくれるし、だから対応してくれる人に僕は不満はありません。この前対応してくれた方もそうでした。
でも、システムと言うか制度と言うか、中身と言うか、なんと言うかこう『本質が変わってないと意味なくね?』ってことですよ。これは“上のほうの人たち”が変わってくれないとダメなんでしょうね。
だから、川崎市は“隠れ待機児童”がたくさんいます。
我が家もそうです。そもそも、新しく認可保育園を作ろうにも、場所がなかったり、作ろうと思っても周辺住民の反対にあったりでなかなか出来ないんですって。
そう言えば、いつかのニュースで『保育園の子どもたちの声がうるさい!』って苦情が出てるってやってたっけ。こんなんじゃ少子化の問題も解決しないし、子どもが増えないとあなたたちの年金も減っちゃうよ!って言ってやりたいですがな。
と、こんな感じでこれから、この『Yuichiパパ吠える!』のコーナーでは、他のコーナーとは違って少し肩の力を抜いて、巷の色んなことに吠えていきたいと思っちょります。どうぞ、よろしくちゃんです。
おしまい
待機児童ゼロチャレンジをしています!
まずは「声をあげる!」と言うことから始めようと思い、「待機児童ゼロチャレンジ」を始めました。
みんなで待機児童について記事を書き、世に広めると言うものです。
これは誰でも参加できますので、詳しくは以下の記事をご覧ください!
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