双子育児をしていて「もっとちゃんとしなきゃなあ」って思ったことありますか?
そんなこと考えてたら、もう2歳9ヶ月です。
早いもんです。
比べちゃいけないってわかっているんですけど、でもやっぱりたまに心にズシーンと来ちゃうんですよね。
「もっとちゃんとしなきゃなあ」
って。
この記事の目次
多分、僕はちゃんとやっていない
「やってるか」「やってないか」で言ったら、多分ですが「やってない」ほうだと思います。
何をやってないかって言うと、例えばこんなことです。
- 本の読み聞かせをしていない
- 1人でいるとき、あまり散歩をさせない
- お絵かきなどをさせない
- お風呂でおもちゃなどで遊ばない などなど
身近にいるママパパもそうですが、Twitterやfacebookで流れてくる「子育ての様子」を見てると思っちゃうんですよね。
「ああ、そういうの全然やってない・・・」って。
読み聞かせ?気持ちに体がついていかない、そして諦める
本の読み聞かせもしたいなって思ってるんです。
もうかれこれ2年くらい・・・
でも思っちゃうんです。
「え?それ、いつするの?」って。
よく聞くのは、寝かしつけのときです。
子どもたちを寝かしつけるために本を読む、言葉の発達にもいいから一石二鳥って。
でも、ウチは寝かしつけしないんです。
寝室へ移動して扉を閉めて、今でも20分もあれば寝息が聞こえてきます。
詳しくはこちらに過去に書いていますので、どうぞご覧ください。
じゃあ、日中はどうなの?休みの日は?
保育園から帰ってくると、晩ご飯までの1時間くらいの時間は、テンションの高い1号2号と、まだ寝返りを最近しだした3号をママと代わる代わる見ながら、いけそうな方がご飯を作ったり、洗濯物を入れたりするので、落ち着いて本を読む時間はありません。
ご飯を食べ終わったらお風呂、終わったら牛乳を飲んで歯みがきをして寝室へGO!
ちなみに、保育園から17時頃に帰って、寝室へGO!するまでの20時までの3時間はノンストップです。
「もっと寝かせる時間は遅くてもいいんじゃないの?」って思う人がいるかもしれませんが、1号2号が寝た後に僕が3号の様子を見ながらママがお風呂に入って、その後に3号のおっぱいをしているうちに僕が食事の調理をして(3号が寝てるときはママが)、結局なんだかんだで僕らがご飯食べるのは22時前になります。
夜中の睡眠がまだ不安定な3号がいるので、ママにも早く寝るだけのスケジュールを考えないといけないんですよね。
休みの日なんかもっと戦争状態なので、僕もママもそんな気力はありません。
家にいるより外に出たほうが楽なので、最近ではおにぎり握って飛行機の見える公園までドライブします。
とはいえ、外に出たら出たでその後すごく大変なんですけどね。。。
すんげー疲れた(*_*)
帰ってきた後が一番疲れる。
でもこれが子育てなのかもって。自分の親もそうだったんだろうなって。— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2017年5月28日
1人で双子を散歩?ムリムリ
我が家の1号2号は成長過程がバラバラのため、2号は走り回れても1号はまだヨチヨチ歩きです。
それでも最近すごく成長してきてて、1号が楽しそうに歩くのを見てると涙が出てきそうになります。
だからいっぱい歩かせてあげたいんですけど、僕1人のときは怖くて散歩には出せません。
四方八方に散らばる1号2号に対して、いくら僕が頑張ったとしても限界があります。
近くに車も走ってるし、川もあるし、ちょっとした段差でも危ないです。
転んだ一方を抱き上げる一瞬でもう片方がいなくなります。
極端かもしれませんが、僕は「散歩よりも2人の命」を取ります。
お絵かきさせる余裕がない・・・
あっという間に1日が過ぎて、あっという間に2歳9ヶ月です。
「あれ?お絵かきなんかできるの?」
保育園で2人が書いた絵や工作物などを見て、よくママと2人でそう言っています。
家だとそんな余裕がないので、ある意味で「保育園、保育士さん、ありがとうございます」って感謝しています。
僕らが知らない間に、1号2号はどんどん新しいことを覚えて帰ってきます。
家ではどうしてもママと2人で3人の乳幼児を見るので、集中して何かをさせるってことができないんですよね。
でも、本当は一緒にお絵かきもしたいし、じっくりそれを見てお話したいし、一緒に同じ画用紙に絵を描いてみたい。
お風呂は時間との勝負!
お風呂は19時から20時までの1時間、3号→1号→2号の順に入れていきます。
その間も、お風呂に入っていない2人をママがフォローし、出てきた子どもに薬を塗って、なんやかんやして、テンヤワンヤです。
ちょっとは遊ぶんですよ。
1号は楽しそうに手桶で遊んでますし、2号は指で数字の1から10まで数えられるようになりました。
でも、じっくりお風呂で遊ぼうと思ったら、僕ものぼせちゃうんですよね・・・
3人一緒にお風呂に入れるようになったら、また色々と遊べそうですけど、でもそれはそれで大変そう・・・
ううう、なかなかどうして。
みんなどうしてるんだろう?
僕はなかなか、いや最初からいろいろと諦めている節があるのでこうなっているのかもしれません。
他の双子ママパパはどうなんでしょうか?
僕みたいに思ってる人っているんでしょうか?
「あああ、もっとちゃんと子どもとの時間を作りたいなあ」って。
じゃ、ここでいっちょアンケート取ってみますか!
名前いらないので気軽にポチッとしてみてください(誰が投票したかわからない仕組みです)。
1日で結果が出るように設定していますので、これはちょっと楽しみです。
どうしたらいいか考えてみた
今のままじゃなんとなく嫌だなって思ってるんです。
でも、心にも体にも余裕がなくて、どうしようかなって。
そしたら先日、こんなことがあったんです。
午前中に2号の病院に行ってきたけど、1人だけを見るってこんなに気持ちも手もかけてあげることができるのかって感動した。1対1の時間をもっと取れれば、もっとコミュニケーション取れて楽しいんだろうなあ。
— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2017年5月27日
土曜日の午前中、体中に「とびひ」が出てる2号の薬をもらいに、僕が病院に連れて行ったんです。
その間、ママは家で1号と3号を見ています。
歩けるようになった2号を初めて病院に連れて行ったんですが、彼は僕が思っていた以上に成長していました。
手を払って好きな方向へ走っていくと思って身構えてたら、病院までしっかりと手を離さず一緒に歩いてくれました。
病院の待合室では、多少のやんちゃはありましたが、それでも僕が対応できるだけのものでした。
先生の問診も、看護師さんが塗ってくれる全身の薬にも応じることができて、最後にはみんなに「バイバイ!」って元気よく手を振ることもできました。
帰り道は「抱っこ!」って一言で座り込んだので仲良く密着して帰ってきましたが、こんなに病院が楽しい時間になるとは思いもしませんでした。
1人に集中しても差別ではない
双子を育てるとき、始めに決める人もいるかと思います。
「できれば同じように」
「分け隔てなく」
「差が出ないように」
でも、無理なんですよね。
そもそも双子でも性格も体格も、成長の度合いも違いますから、全部同じにするなんて不可能なんですよね。
だから、たまに1人だけ連れ出してお散歩するのもありかなって。
だって、それを言ったらお風呂だって同じですもん。
1号2号は一緒にお風呂に入ってなくて、それぞれでお風呂の入り方も遊び方も違います。
そう考えたら、お散歩に行ったりするのも同じかなって。
できることをすると腹をくくる
ぎふ多胎ネットさんが発行している「多胎家庭白書 2」(1冊500円)の中でも、育児期のつらさについて50人が「自分だけが余裕のない育児をしている」とありました。
みんな苦労してるんですね。
これだけでも少し気が楽になりました。
以前、子育てと虐待についてこんな記事を書きました。
僕はちょっとしたことがきっかけで心が壊れてしまう、そんなタイプです。
子育てに理想を持っていましたが、そこを突き詰めようとすると、僕の心が先に折れてしまいそうになります。
なので決めたんです。
「できることをしよう、困ったら人に頼ろう」
「子どもたちの成長は保育園に頼ろう。」
「どうにもなりそうもないスケジュールのときは家族に頼ろう。」
「先のことも大切だけど、今を楽しむことも大切。」
「できないことがあっても仕方ない、なんとかなるだろう。」
そう考えることで、少しだけ気が楽になりました。
最後に
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
僕はFP(ファイナンシャルプランナー)としての仕事柄、将来のスケジュールや「そうなるための道しるべ」的なことを話すことが多いんです。
でも、1号2号3号が生まれて、話す内容が少し変わってきました。
人生に予定通り行くものなんてない。
あるのは「死ぬ」ことくらいだ。
いつも予想外のことが起きたり、予定が大幅に狂ったりするので、もうそれが当たり前のようになってきました。
外出するにも、決めていた出発時間に出れないことなんて日常茶飯事です。
15分前行動が当たり前だった僕ですが、1時間前行動にしてもそうなります。
「いざ出発!」ってなってうんちを気張り出したり、着ていた服を全部脱いでいたり・・・
よくテレビなんかで「3才までに性格ができあがる」とか「脳ができあがる」とか言われますけど、気がついたらもう今年3歳ですよ。
何もやってませんよ。
でも3人とも元気に育ってます。
子どもたちより先に死ぬことができれば、それだけで十分かもしれません。
子どもたちが、挨拶ができて、「ありがとう」「ごめんなさい」が言える人になれば満足です。
子どもたちが、この人のためなら人生捧げられる、って思える人に出会えれば最高です。
今のところ、何もできていないパパですが、でも一緒に楽しく笑って、変な顔して、抱きしめてあげることはできます。
ママと仲良しなところを見せることもできます。
僕とママはいつになっても君たちの味方だよ、って言える自信があります。
今はそれだけで勘弁してくれないかな?
もっともっと楽しい家庭にしていこうと思ってるからさ。
おしまい
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