冬も春も注意!RSウィルスに感染したときに覚えておきたい保育園と病院で確認すること
こんにちは、双子のパパYuichiです。
RSウィルス確定キターー( ;∀;)!!
— 双子のパパYuichi@暴飲暴食が原因 (@fp_yuichi_fp) 2016年8月9日
『RSウィルス』は、生後2歳までに80%の子どもは一度は罹ると言われていて0歳児、1歳児の子を持つ親にとっては怖い存在です。
僕が病院でもらった冊子を引用して簡単にRSウィルスを説明すると、
- RSウィルスは、風邪の症状を引き起こすウィルス
- 小児、特に乳幼児に多い呼吸器感染症の原因になる
- 鼻水、咳、発熱から始まる
- 乳幼児では気管支炎や肺炎にすすみやすい
- 呼吸器や心臓に慢性疾患を持ってる場合には重症化しやすい
- 咳やくしゃみ、唾液などの飛沫感染によって起こる
- 「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と言う呼吸音
- シナジス(予防接種)を摂取すると重症化を防ぐことも可能
- ワクチンなどの特効薬はなく、安静にして水分補給をしっかりするなどの対症療法を行う
- 鼻水を綿棒で採取することで簡単に検査できる
- 登園許可証などは不要(発熱や食欲不振、咳や鼻水などが改善すれば登園が可能※各保育園の方針に従う)
と言うように記載されています。
このあたりのポイントは、ちょっと調べればすぐに出てくるポイントですよね。
そこで今回は、これ以外に僕が実際に「これは大切だぞ!」と感じたポイントを、保育園や病院との連携と言う観点からまとめてみたいと思います。
この記事の目次
RSウィルスに感染したときの保育園との連携で大切なこと
RSウィルスに感染したと思われるときは、いち早く保育園と連携したほうがいいです。
では、「保育園と連携」って具体的にどう言うことでしょうか?
なぜ保育園と連携が必要なの?
RSウィルスはその症状から「風邪」と判断しがちですが、実際にRSウィルスに感染してしまうと子どもたちだけでなく、僕ら親にも影響が出てきます。
なぜなら、
- RSウィルスに感染が確定したら保育園はお休み
- 症状が改善されるまでは自宅安静
- 親の仕事に影響が出る
ざっくり言うとこんな影響が出てきます。
特に最後の「仕事に影響が出る」、これでしょうね。
ただ、これらの影響を全てなくすことは不可能です。子どもたちが保育園に通っていれば、ほぼ100%の確率でウィルスをもらってきますから。
では、どうすれば少しでもこの影響を少なくすることができるんでしょうか?
そこにこそ、保育園との連携が関係してくるんです。
一番重要なのは、保育園と情報を共有すること
RSウィルスに感染したとき、もしくは疑いがあるとき、なぜ保育園との情報共有が必要なんでしょうか?
1. 自分の子どもが感染しないように
ウィルスは当然ながら目に見えません。
だから自分の子どもたちが感染したかどうかは発症してみないとわかりません。
しかし、RSウィルスをはじめ色んな感染症や病気の情報は保育園と共有することができます。
- 保育園の掲示板
- 保育士の先生との情報交換
- 同じクラスのママパパとの情報交換
保育士の先生やママパパさんとの情報交換は毎日のようにできますが、自分に時間がなかったり先生たちが忙しかったりした場合、ゆっくり情報交換することができない場合もあります。
そこで重要なのが「保育園の掲示板」なんです。
保育園に子どもたちを送り迎えするとわかると思いますが、どの保育園でもクラスの入り口近くに掲示板があると思います。
そこには給食のこと、イベントや行事、送迎時間の記入、先生からのお知らせなど様々な情報が出ています。
その中に、クラスで流行している感染症についても貼りだされている場合があります。
〇〇クラスではRSウィルスで2人お休みしています。
〇〇クラスではプール熱で3人お休みしています。
お休みしている子どもたちの人数が少ないからと言って油断していてはいけません。感染しても4~6日の潜伏期間があるので、症状が出ていなくても保育園に登園しているお友達もいる可能性があるからです。
一番効果的なのは、掲示板での感染症の有無を確認した後に、保育士の先生に登園している子どもたちでも調子の悪そうな子がどれくらいいるかを確認することです。
感染を100%防ぐことはできませんが、体調を整えたり食事に気をつけたり、のどや鼻を乾燥させないなどの予防措置は取ることができます。
2. お友達に感染させないために
RSウィルスは自分の子どもだけが「うつされる」訳ではありません。
もちろん、お友達にうつすことも大いにあります。
そして、「うつし、うつされ」を繰り返して蔓延していき、治ったと思ったらまた再発、そしてその繰り返しになるんです。
そこで大事になってくるのが、咳や鼻水などの症状が出たら、早めにかかりつけの病院で受診して検査をしてもらうことです。
「まだ症状としては軽いから大丈夫」
「仕事も忙しいし、なんとか頑張って保育園に行ってもらおう」
「まだ大丈夫、まだ・・・」
誰もがやりがちですが(僕もそうです)、これが保育園にウィルスを蔓延させ、結局は自分たちの子どもにも返ってくることに繋がるんです。
病院で診断確定されていない子どもが保育園に登園することで、知らず知らずのうちにRSウィルスを拡大させてしまう・・・
そう考えると、子どもたちが感染するのは僕ら親の責任が少なからずあるのかもしれないですね。
RSウィルスに感染したときの病院との連携で大切なこと
保育園との連携はお話しました。
では、病院との連携はどうすればいいんでしょうか?
かかりつけの病院は保育園との情報共有もできる!
かかりつけの病院が自宅から近かったり保育園から近い場合、流行している感染症の情報をいち早く得ることが可能です。
なぜなら、病院(小児科)には毎日のように子どもたちが体調不良で診察に訪れているからです。
「〇〇ちゃんは▲▲保育園?」
「ああ、それじゃあ今■■クラスはRSウィルスが流行り始めてますよ」
このように、かかりつけの病院の先生ならすぐに保育園で流行っている感染症の情報を教えてくれます。
もしそのときに検査の結果が「感染なし(陰性)」だったとしても、心の準備はできますし子どもたちの体調管理を気をつけることもできます。
鼻の吸引や薬剤吸入(ネブライザー)などのケアが受けられる
子どもたちがRSウィルスに感染して感じたことは、
- 高熱が最初に出るが数日で下がり始める
- 鼻水や咳は最後まで残る
- 鼻水が原因で咳が止まらない
と言うことです。
特に、鼻水にどう対応していくかが鍵になるんじゃないかって感じました。
鼻水が常に垂れていると口呼吸になるし、それで喉を痛めて咳がひどくなりました。
鼻水をティッシュで拭き取るだけでなく、こまめに吸引してあげることが重要です(思ってる以上に重要)。
かかりつけの病院に行く時間があれば、頻繁に通って鼻水の吸引や薬剤の吸入(ネブライザー)などをしてあげましょう。これをするだけで全然違いますよ。
病院に頻繁に行けないときは家で鼻水の吸引を行います(絶対にしたほうがいいです)。
今、実際に僕が使っているのは「チュチュ鼻水キュートル」と言う手動の吸引機ですが、これには注意事項があります。
- 毎回使用するたびに水洗いし、清潔にします(汚れが残っているとカビが生えます)
- 本体サイド(横)にある空気弁から鼻水が溢れるので、吸引した鼻水はトントンして下に落とす
- 子どもが暴れるのでしっかりとパパが体を固定する(暴れて目に入ったら危ない)
これさえしっかり守れば、コスパもいいし置き場所に困ることもないのでお勧めです。
ネブライザーをしてもらいに病院に行く時間がなかなかない場合、病院によってはハンディータイプのネブライザーをレンタルしてくれる場合がありますので聞いてみましょう。
僕らが通う病院ではこちらのネブライザーを貸してくれました。
※Amazonで購入することも可能なようですが、使用や取扱いについては必ず医師の判断を仰ぐようにしてください。
このように、鼻水を頻繁に吸引し、薬剤で気管を拡張することで子どもたちの呼吸が楽になりますので、かかりつけの病院と連携してなるべく頻繁に鼻水の吸引とネブライザーを利用するようにしましょう。
RSウィルスに感染したときのまとめ
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
RSウィルスは、基本的に冬に流行するものとして知られていますが、ところがどっこい夏にも大流行するんですよね(と言うか一年中)。
特に我が家のように小さく生まれた子どもたちは、成長してもやっぱり少しだけ免疫機能が弱いのかもしれません。
だから、できれば感染させたくないし(これは無理そうですが)、もし感染してしまったとしても最小限に抑えたいんですよね。
そのために僕らができることは2つ、
- 保育園といかに連携を取るか
- 病院とうまく連携をとって治療をする
と言うことだと感じたんです。
もちろんその他にも日頃の食事や環境(エアコンなど)などでできることもあるでしょう。
それも踏まえた上での今回の2つのポイントです。
我が家の1号2号も少しずつ改善しつつあります。熱は平熱に戻り、あとは咳と鼻水だけです。
だからこそ、これを重症化させないように鼻水の吸引と薬剤の吸入をしっかり続け、ぶり返さないようにしてあげなければいけませんね。
頑張ろう1号2号、そして頑張ろう僕ら。
おしまい
できれば避けたい事故や病気
できれば避けたい子どもたちの事故や病気、でもそうは簡単にいかないんですよね。
我が家で起きた事故や病気、それにまつわるエピソードをまとめていますので参考にしてくださいね^^
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