双子の育児にコツはあるのか?1歳を迎えた今、パパ目線で振り返ってみた。【後編】
こんにちは、双子のパパYuichiです。
双子の育児にコツはあるのか?1歳を迎えた今、パパ目線で振り返ってみた。【前編】から見ていただいている方、ありがとうございます。
さて、後編のスタートですよ^^/
この記事の目次
双子のパパはイクメンなんかじゃない!
【ここだけの話】双子のパパがイクメンと呼ばれる秘密でも書いていますが、双子のパパにイクメンなんて言葉は当てはまらないんです!
そりゃ、もちろん僕も「あらイクメンね~」なんて言われて悪い気はしないですよ。でもそれ以上に「いやいや、当たり前だし」とか「必要に迫られてるだけだし」なんて思っちゃうんですよね。
なんなら、そもそも育児を手伝うなんてことを言ってる自体ナンセンス!!自分の子どもなのに手伝うってなんじゃい!!って話なんです。だから「イクメン」なんて言われてもムズガユイだけなんですよね^^;
双子のパパだからこそ与えられる役割
僕は、双子のパパになれたからこそ、オムツ替えやお風呂、離乳食、着替え、泣き止ませ、などなどができるようになったのかもしれません。多分、一般的なパパに比べてもできる部分は多いと思います。
双子のパパって、僕自身はあまり自覚ないかもしれないんですが、周りからするとやっぱり一般的なパパよりも育児に参加しているって印象があるみたいです。
でも、それって何回も言いますけど「必要に迫られて」なんですよね。だからちょっと罪悪感もあったりなんかして^^;
とは言え、僕も双子のパパになれたお陰で、うんちのついたオムツも平気ですし、口から「びやー」っと吐いた離乳食も手で受け止めるし、なんなら食べることもできます。逆に言えば、僕が双子のパパじゃなかったら、ここまで育児に参加しなかったかもしれないと思います。
もちろん子どもは好きですけど、でもママで事足りるのであれば僕が育児に参加する機会も少なくなるだろうし、たまに参加したところで「もう、そのやり方じゃないって!」とか「あー、もう仕事増やさないでよ!」なんて言われたら「じゃあもうやらねーよ!!!」なんて言って何もしなくなるかもしれませんし。
だから、僕に育児に参加させてくれる機会を与えてくれた1号2号、もっと言えば双子を生んでくれたママには感謝です。【知らないとヤバイ!】双子子育てパパに求められる7つの役割でも書いていますが、パパができることって多いんです。
パパができることをすると、もちろんママの負担も減るので育児も楽になるんですが、それ以上にパパも子どもの成長を見逃さないって言う幸せを感じることができるんですよ♪
僕も最初はテンテコマイでした
もう何が何やら、チンプンカンプンのテンテコマイでした(笑)
特に、初めて僕1人で1号2号の子守りをしたときはもう大変でした!抱っこのしすぎで腕が筋肉痛になり、腰も痛くなりました^^;
でも、そんなときでも経験豊富な双子の先輩ママさんたちから色んなアドバイスをいただき、何とか乗り切ることができました。この経験があったからこそ、今では1日くらいだったら、僕1人でも楽しく1号2号の相手ができるようになりました♪
1号2号も成長しているけど、僕も一緒に成長している(成長させてもらったの間違いかな?)って証拠ですね。ありがたや、ありがたやm(_ _)m
見逃すな!子どもの成長はあっという間だぞ!
まだ1号2号が生まれて1年ちょっとした経っていないんですけど、子どもの成長ってホント早いですよ!コッペパンみたいな大きさで生まれたと思ったら、もう8kg超えですもん!
体の大きさや体重でも子どもの成長ってわかりますが、見た目以上にその行動や言動で成長を実感できるんですよね。だから、その瞬間に立ち会えると物凄く嬉しいんです!
ミルクから離乳食への成長
我が家の1号2号は、母乳と粉ミルクの混合で育っています。母乳じゃなきゃダメとか、粉ミルクはダメとか色んな意見がありますが、我が家は2人とも食欲旺盛なのもあって混合で育てています。
最初は母乳を綿棒に浸して、チューチュー吸わせてたんですよ。それが今では音が出るくらグビグビと飲んで、200mlの粉ミルクなら2分と持たずに飲み干します。
だから我が家の粉ミルクの消費量はハンパないことになっています。それがどれくらいかと言うと、コレくらいです!
基本的に粉ミルクの調乳と哺乳瓶を洗うのは僕の仕事です。僕が家にいるときですけど、粉ミルクの調乳にもコツがいるんですよ!コツと言うか注意点ですかね。
特に衛生面が一番気を遣うところです。使うお湯は70℃以上じゃなきゃいけないとか、余ったミルクはどうするかなど、下手をすれば赤ちゃんの命に関わることにもなりかねないので、実は調乳って言うのは重要な仕事なんです!
生後半年くらいになると離乳食も始まりますよね?でも我が家は、ちょっと遅めの10ヶ月での離乳食スタートでした^^;
検診や予防接種に行くたびに、「もう離乳食始まりましたか?」なんて聞かれていて、その都度「いや、まだです^^;」なんて答えていましたが、やっぱり少し気にはしていました。
でも、やっぱり1号2号は小さく生まれてきたし、個性もあるだろうし、「離乳食の始める時期をあまり気にしてもよくないな」と思ったんです。あまり考えすぎても僕らもツライですし、子どもたちにも余計なプレッシャーをかけたくないって言うのもありました。
だから、のんびりと構えて「そのときを待つ」ことにしたんです。そしたら、離乳食が始まってどうでしょう!まあよく食べること!ほとんど好き嫌いもなく、用意した分はあっという間にペロリですよ^^;
なんなら、スタートが遅かった分を取り戻そうとしているかの如く食べてくれます。そしてミルクもグビグビ!見ているこっちが気持ちよくなるくらいです^^
一度寝たら、朝まで寝てくれるようになりました
双子に関わらず、夜なかなか寝てくれない、寝かしつけがうまくいかないって言う悩みを抱えているママパパは多いと思います。我が家も最初は夜に何度も起こされました。でもそれは仕方ないと思っていながら、「これがずっと続くとツライな・・・」って思っていました。
ただ、僕らは一度も寝かしつけをしたことはなかったんです。それでも今では最後のミルクを飲んで、寝室に移動して、電気を消して、ドアを閉めれば15分後にはグッスリ寝てくれるようになったんです。
赤ちゃんも「環境に適応する」んですね。そう思わせてくれる、1号2号の成長でした。このお陰で僕らは睡眠不足から解放されることになりました^^;
なんと言ってもお風呂での成長が一番わかります!
これを見てくれているパパさん、お風呂入れてますよね??
お風呂って子どもの成長が一番わかる場所じゃないですか?そうじゃなくても楽しい時間♪この時間は誰にも奪われたくありません(笑)
沐浴から始まり、湯船に直接浸かることができるようになり、今では楽しそうにお風呂に入ってくれます。でも驚いたのは、沐浴の期間の短さでした。
沐浴用の風呂桶を買おうかどうか迷ったんですが、「あまり使わないかもよ」と言う姉の言葉から譲り受けました。そうしたら、その通り!ほぼ1ヶ月使うか使わないかと言う期間だけでした。買わなくてよかった~(笑)
あ、お風呂の入れ方ですが、ちゃんと体全体で赤ちゃんを支えてあげて、しっかりと目を見て話しかけてあげながら体を洗ったり、入浴させたりしてあげると赤ちゃんも安心しますよ^^/
今では脱衣所に来ただけで、泣いていても笑顔に変わるようになりました。体や顔の洗い方やスキンシップの楽しみ方については各家庭それぞれあると思いますが、僕の必殺技はジョボーンです。
赤ちゃんはしゃべれなくても、ちゃんとスキンシップが取れるので、お風呂の中のほうがもしかしたら赤ちゃんの成長ぶりが発見できるかもしれないですね。
いろんな経験をしながら、双子も僕らも成長していきます
まだ1年なんですけど、たったの1年なんですけど、物凄い濃い時間を、あっという間に過ごしてきました。
この1年間、いろんなことがありました・・・。1号はいつも同じ方向ばかり向いて寝るので「向き癖」に不安になることがありました。
咳やくしゃみだけでも不安になりました。だって初めてなもんで。
1号の口の周りがよだれでかぶれてきたときも、僕らは困りました。そして試行錯誤しながらなんとか解決方法を得てきました。
「泣いたら抱っこしたほうがいいのか?それともしないほうがいいのか?」こんなことでも僕らは迷うんですよね。そりゃ抱っこしたほうがいいんですけど、抱き癖がつくからダメだ!なんて意見もあったんですよ。
2号は何と言ってもミルクを飲み終わったあと、必ず吐いてしまう「吐き癖」がついてしまったことが一番心配になりました。それでもいろんなものを試しながら何とか吐き癖も治ったんです。もうこのときは嬉しかったですね!ママとハイタッチでした^^;
あ、そうそう。1号のオムツかぶれも大変でした。このときはママが頻繁にオムツを替えてくれたり、シャワーでおしりをキレイにしてあげたり、薬を塗ってあげたりしたお陰でキレイに治ったんです!このときも嬉しかったなあ^^
特に双子は個人差がある!焦らずに成長を待とう!
はい、自分に言い聞かせています。そうじゃないと僕の心も周りの雑音に流されてしまいそうなので。
離乳食が遅かったことは先ほど言いましたが、その前の「首のすわり」も「寝返り」もやっぱり遅かったんです。でも今は両方ともできています。
今、おすわりもハイハイもできていません。でも、遅いだけで気がついたら両方ともできているだろうと信じています。それでも心配になるのは、僕らがこの子たちを真剣に考えているからじゃないのかなって思うようにしたんです。
先日、近所の保育園の運動会を見学させてもらいました。そのときに、1号2号と同じくらいの赤ちゃんが元気いっぱいにハイハイしている姿をたくさん見ました。正直言って「羨ましいな・・・」と思ってしまいました。
そして、すぐに1号2号に「こんなこと思って申し訳ない・・・」って気持ちが沸き上がってきました。だって楽しそうにカワイイ笑顔で見つめてくれるんですもん。
この子たちだって一生懸命楽しく生きているし、僕らが焦らせてどうするんだ?僕らは一生懸命、今この目の前の笑顔を大切にしないと、それだけでいいんじゃないかなって思うんです。
ちょっとくらい成長が遅かろうが、泣いていようが、離乳食の好き嫌いが出ようが、それら全部ひっくるめて愛してやろう!笑ってやろうって決めたんです。
そう決めてから、僕の心は嘘のように軽くなりました。多分、ちょっとくらい遅れてもすぐに追いついて追い越しちゃうんじゃないかなって。だってそう思わせるだけの飲みっぷりと食べっぷりなんですもん^^;
これから双子育児を始めるママパパへ
僕らもまだ双子育児の1年生を卒業したばかりです。僕らよりも先輩ママパパは日本中にたくさんいます。だから、僕らが経験したことしか言えませんが、ひとつだけ言わせていただきます。
双子育児、なんとかなりますよ!!
難しいこと考えても、結局どうにもならないと言うか、時間が解決してくれることも多いんです。だから、必要以上に不安にならないと言うか、何か困ったら対策を考えるくらいの心の余裕を持つくらいがいいと思います。
最初から色々と完璧を求めると、あっという間に心がパンクしちゃいます。どちらかと言うと、「やろう!」と思ってたことよりも「全然できないじゃん!(笑)」ってほうが多いと思いので、どれだけ諦めることができるかがポイントと言ってもいいかもしれません^^;
そして、前向きに頑張っていれば誰かがそれを見ていてくれます。すると、その中の1人が助けてくれるんです。それはアドバイスだったり、物理的なものだったり、金銭だったり色々ですが、やっぱりそんなあなたを不思議なことに、誰かが見ていてくれるんですよ。
だから、思い切り双子育児を楽しんでください!最高の笑顔を子どもたちに見せてあげてください!パパはママと仲の良いところを子どもたちに見せてあげてください!
もちろん、育児はナマモノですから大変なこともたくさんあるでしょう。僕らだってこれから大変なことがいっぱい待っていることでしょう。特に経済的なこととか(笑)
でも、元気でいれば働けますので、頑張ってお金稼げばいいんです!子どもたちのことを考えたら仕事の内容なんて関係ないですよ。パパはそれが仕事なんですから(笑)
双子のママパパって、こうちょっと変わった「運命共同体」のような、妙な連帯感みたいなものありません?だから、僕はこのブログを通じていろんな経験を発信していきますので、使えるものは共有していきましょ!
僕も先輩ママパパのアドバイスも聞きたいですし、助け合って楽しい双子育児ができたらいいなって思っています。最近僕のこのブログにもコメントをいただけるようになりました。ありがたいことです。まだまだ受け付けていますので、双子育児に役立つ情報があれば是非コメントくださいね!
素晴らしい情報なら、このブログでも紹介したいと思いますので♪
また、双子のパパさん、一緒に交流しませんか?facebookグループで双子パパ限定の情報交換もできますので、是非お気軽に扉をノックしてください^^/
ちょっと長くなりましたが、双子育児のコツ、双子との生活の流れ、困ったことなどを、この1年間だけですがまとめてみました。
焦らずに、明るく前向きに、双子育児を一緒に頑張っていきましょ!僕もほどほどに頑張ります(笑)
おしまい
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